移転・再オープンを果たした『麺処Umi』に行った後、
らんちばさんと二人で向かったのは、黒生町にあります、
実川食堂
という老舗の食堂でした!
銚子は、本当に「食堂」が多くて、これを追いかけるだけでも大変です。
まだまだ、行ったことのない食堂がいっぱいあるんです。
この実川食堂も、ずっと行ってみたかった食堂でありました。
この実川食堂は、駅方面からだと、県道244号を東に進み、島田総合病院の先をまっすぐ進んだところにあります。
一つ、路地に入るので、行く際には注意が必要ですね👆
お店には、オシャレで大きな暖簾がどーんっと掲げられています。
この大きな暖簾をくぐって、店内に入ると、、、
こんな感じになっています。
いいですね~~! こういう風情のある食堂、大好きです。
カウンター席はなくて、テーブル席と小上がり席となっていました。
県外の人からすれば、「これぞ、観光地のザ・食堂!」って感じですね。
でも、立地的には、地元の人の日々の食堂になっているのかな?
(ネットで検索しても、ほとんどいい情報が出てきません…)
入口を入って左手を見ると、こんな感じになっています。
食堂なので、各種「定食」がずらりと揃っているのが分かります。
どれも、全部、きっと美味しいんだろうなぁ~😊
で、こちらが基本のメニューです。
麺のところに、「ラーメン」と書いてあります。
この「ラーメン」が今回のねらいの一つだったのですが、現在はこの「ラーメン」の提供は行っていない、とのことでした。これまではずっとラーメンも提供していたんですが、…
こちらのお店の創業者(現店主の旦那さん)が亡くなり、人手も足りず、ラーメンの提供を断念したんだとか?! 現在は、奥様とその娘さん(?!)のお二人で切り盛りされていまして、、、。
食堂なので、ラーメンを泣く泣く断念したのかな、と思いました。
でも、大丈夫。
僕ら二人のねらいは、もう一つありますんで👆
らんちばさんは、「あ、オムライスがあるね~」と言って、ゴキゲンでした(笑)
更に、一品料理も色々と揃っています。
3つの日替りおすすめ定食も、900円というお手頃価格です。
…
で、今回の僕らの「真のねらい」は、、、
こちらです!!
我孫子~小見川をつなぐ「利根川沿い」の河口エリアの銚子で見つけた、
和風カレーラーメン(700円)
です!!
このカレーラーメンは、これからもずっと守っていくそうです。
となると、「利根川カレーラーメン文化」を広めようとしているらんちばさんと僕はもう、テンションマックスです(苦笑)。利根川の最終地点である銚子でも、カレーラーメンが食べられる…、と。
いったい、どんなカレーラーメンなのでしょう?!
あ、そうそう、このカレーラーメンにとんかつを乗せたラーメンがgoogle mapの口コミに出ていまして。
お店の人にその写真を見せたら、どうやら、その人のリクエストでカレーラーメンにとんかつを乗せたとのことでした。僕もその「とんかつカレーラーメン」が食べたいなと思ってお願いしたら、「ミニとんかつ」入りなら、1000円で提供可能です、というご回答を得ました。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!
こちらが、和風カレーラーメンにミニとんかつを加えた、
和風とんかつカレーラーメン
であります!
これで、1000円となります!!
とんかつも、ミニサイズといいながら、想像以上に大きいとんかつでした。
zoom up①!
カレースープは、トロトロで濃厚そうです👆
そこに、なるととわかめとネギと玉ねぎが入っています。
zoom up②
このミニサイズのとんかつも、泣かせてくれますね~。
これでミニサイズなら、普通のサイズのとんかつって、、、💦
カレースープの上にのっているとんかつっていうのも、とてもエモいです。
濃厚でトロトロなスープに浮かぶとんかつ、最高じゃないですか!
で、スープを一口飲むと、、、
「うわ~、これは吸い込まれそうになる魅惑の甘み旨みたっぷりのカレースープ!」
って叫びたくなりました😊
大量の玉ねぎが入っているせいか、すっごく甘みがあります。
辛さはそれほどでもなくて、カレーテイストの甘みたっぷり玉ねぎスープ?!
千葉のラーメンには「玉ねぎ」が欠かせませんからね。まさに千葉のカレーラーメンです。
麺はこんな感じです。
柔らかいタイプのソフトな中華麺って感じでした。
カレーラーメンには、こういう麺がいいよね!っていう麺でしたね。
トロトロのスープに、このやわやわの麺、心地よい組み合わせです。
玉ねぎと麺とカレースープととんかつと、、、
嗚呼、もう、これは「めくるめく世界」に誘われるかのよう、、、😿
でも、このカレーラーメン、とんかつがなくても、凄いんです!
ご覧ください!!
こんな大きな豚バラ肉が二枚、どーんっと入っていたんです!!
この豚バラ肉がもう、たまらなく、たまらなくて(苦笑)。
こんな立派な豚肉が二枚入って、700円の和風カレーラーメン、あっぱれです。
で、+300円で、とんかつが入るわけですね。
やっぱりやっぱり、カレーラーメンにはとんかつだなぁって思いますね。
サクサクの揚げたてのとんかつが、カレースープでしっとりしてて。
このサクサクでしっとりのとんかつと一緒に麺を啜る喜びたるや…。
もう、言葉を失いますよ、言葉はいらない。
Only you have to taste this curry noodle soup without saying anything!
この和風カレーラーメン、ホントに玉ねぎがい~~っぱいだったんです。
嗚呼、また、今すぐにでも食べたい、、、😂
…
それから、、、
ジャーン!!!
オムライス
です!!
オムライスの他に、お味噌汁とこんにゃく煮とお新香が付いています。
うん、これぞ、昭和スタイルの「食堂」の「定食」です!!
こちらが、オムライスの全貌です!
うん、こうやって見ると、ホント素敵だなぁって思いますね。
昭和の洋食の代表的存在であるオムライス。
そんな昭和のオムライスには、ケチャップが一番よく合うんです。
卵の中には、ケチャップライスがぎっしり詰まっています。
これこそが、昭和のオムライスですよ~~\(^o^)/
玉ねぎがいっぱい入ったケチャップライスに、それを包む卵。
そして、そんなオムライスの味の決め手となるケチャップ。
これが、これこそが、日本を誇る洋食文化の最高傑作!!😊
***
というわけで、、、
銚子の最果てエリアにある「実川食堂」の実食レポをお届けいたしました。
和風カレーラーメン、すっごくよかったです!!
濃厚で優しい味わいで、「利根川カレーラーメン」に加えていいだろうなって。
我孫子~小見川~銚子、このラインはちゃんと可視化することができました。
あとは、このライン上に、どれだけのカレーラーメン・スープ入りカレー焼きそばがあるかどうか。
房総半島の「竹岡醤油ラーメン」「勝浦タンタンメン」「アリランラーメン」に対して、千葉北部に広がる「カレーラーメン」「スープ入りカレー焼きそば」。前者に比べて、後者のカレーラーメン文化はまだまだ知られていません。
我孫子カレーラーメン、小見川カレーラーメン・スープ入りカレー焼きそば、そして、銚子のカレーラーメン…。このラインがつながっていけば、いつか、全国的に認知される「ご当地ラーメン」になりそうな気がします。
この実川食堂の「和風カレーラーメン🍛🍜」もまた、そんなご当地ラーメンに相応しい一杯だったと思います。
あと、オムライスもすっごくよかったです😊
オムライス以外の定食も色々と食べてみたいなぁって思いますね。
お蕎麦とかも食べてみたいなぁ~。
かつ丼も気になるし、カツカレーも食べてみたいなぁ~。
こういう食堂のメニューって、ホントどれも魅惑的で、、、
銚子の人たちって、本当にいいなぁっていうか、羨ましいなぁって思います。
そうそう、最後、このお店を立ち去る時に、店主のおばちゃんから、大きなキャベツをいっぱい頂いてしまいました。なんとも、先日、銚子に「ひょう」が降ったらしく、そのせいで、売り物にならないキャベツがいっぱい出ちゃったんですって。それで、あれこれと尋ねてくる僕らに、キャベツをプレゼントしてくれたんです。
こういう昔ながらのやりとり、すごくいいなぁって思いました。
もうなんか、この数年で、この国の人間関係って、どこもギスギスしていて、すごく薄くなっていて、お互いに警戒し合っていて、なんか、すごく疲れます。昔がいいとは思わないけれど、こういうやりとりは、もう「イマドキのお店」じゃ、まずないでしょう。ホント、嬉しいひと時でした。感謝しかありません。
このお店を見つけるポイントは、この「宮川瓦工業所」かな?!
この工業所の先の小路を曲がると、「実川食堂」があります。
みなさんも、是非是非行ってみてくださいね!!
地図上は、こんな感じです! 嗚呼、また銚子に行きたい…
…
こういうカツカレーセットをアレンジすれば、カツカレーラーメンができそうですね。
松のやのとんかつですって!! これをカレーラーメンに入れてもいいかも?!
このCOCO壱番屋のカレーラーメンにとんかつを乗っけても面白いかも?!
カレーラーメンの王道といえば、これしかないでしょう!!!✨