今日は朝早くから大忙し。朝一番で、習志野界隈の保育園へ。部活動の顧問として学生と共に。で、大慌てで渋谷へ。とはいえ、腹が減っては戦はできぬ。松戸で昼食を。
松戸と言えば…
そう、ラーメンだ! 「ラーメン王国松戸」だ。千葉の中で最もフリークたちに愛される街、松戸。松戸周辺にはほんとに素晴らしい実力派のラーメン店がたくさんある。とみ田の人気は別にしても、むさし野、美春、あさひ、金竜、貴生、志の田などなど。数えればきりがないほどだ。
その中でも、今回は、前から兎に角いってみたかった「兎に角」へ。兎に角は、津田沼の必勝軒で修行された方が独立したお店なんだとか。(=人気店ってことか)
松戸駅西口を出て、左手の階段を降りて、まっすぐ。徒歩3分くらい。最近、お店の場所が少しだけ移転したようだ。
今日はラッキーだった。ギリギリ行列が長くない時間帯に着けた。数分後にはなが~~~い行列ができていた。しかし、すごい人気だな… とみ田といい、兎に角といい… お客さんの数は多い!
店内はなり広く、すっきりしている。清潔感もある。かなり多くの人を収容できる。座席も(超人気店の中では)多い方かな。
で、今日はつけ麺を注文。燻製玉子入りのつけ麺は800円也。+ここ名物の牛すじ丼(300円)
この店の特徴は、兎に角麺の量が半端なく多い、という点だ。兎に角多い。食べても食べても麺が減らない。これはすごい。記憶するところ、極めて麺の多いラーメン屋さんのような気がする。お腹一杯食べたい人にはうってつけのお店と言えそうだ。太さとしては、それほど太くはなくて、食べやすいサイズの麺だった。しかも、このお店、自家製麺で、毎日朝晩と麺を作っては、(寝かせないで)作りたての麺をお客さんに提供しているんだとか。
スープは、とにかく濃くて濃厚。とろみはあまりなく(濃厚な他店と比べると)わりとサラサラっとしているが、ドロドロ感もなくはない。色がとにかく濃くて、限りなく黒に近い茶色のスープになっていた。味は、大勝軒系のスープをつきつめた感じで、酸味や甘みや旨味がぎゅっとつまった感じだった。これで、人気が出ないわけがない、って感じかな。王道系、かつ進化系って感じがした。
さらに、チャーシューと玉子は燻製にしてあって、燻製の香りを楽しむこともできる。チャーシューの燻製は若干弱かったかな。煮玉子の方はそれなりに・・・って感じだった。が、もう少し燻製の程度が強くてもよかったかな、と。錦糸町の璃宮くらいの燻製だともっと感動が大きかったかな。
兎に角は、兎に角何から何まで工夫されていた。ちょっと嫌な言い方になるかもしれないが、色んなお店のいいところをパッチワークのようにつぎはぎして作ったラーメンって感じがした。そう、現代ラーメンのパッチワーク型ラーメンと言ったところか。個性という個性はないが、色んなお店のいいところを取り入れたお手本型ラーメン/つけ麺のお店といったところかな。
牛すじ丼、これがかなりよかった。人気裏メニューって言われている意味が分かった。やわやわで、紅しょうががあって、そこらへんの丼店よりも遥かに美味しいと思った!