ドイツ修養の旅が終わる一日前、
『離婚家庭の子どもの援助』の著者のシュトロバッハさんと会いました。
今や、売れっ子の作家さんにもなったシュトロバッハさん。
そのシュトロバッハさんに連れていってもらったお店が、
BRAUHOF WIEN
というオーストリア料理専門店でした!
僕が「オーストリア料理を食べたい!」と言ったら、探してくれたんです。
ウィーン西駅から徒歩で数分の場所にあるレストランです。
オーストリア料理以外に、バーガー系やサラダ系があったり…。
イメージ的には、アメリカン&オーストリアンって感じ??
わりとできたばかりのレストランっぽいです。
ここの売りは、バリエーション豊富なビール!!
オーストリアや近隣国のビールがいっぱいそろっていました。
こりゃ、夜に食べに来なきゃいけないな!っていうお店。
(来たのは、バリバリお昼間でした…(;´・ω・))
メニューです。
オフィシャルサイトのメニュー表の方がはっきり見えます(;´・ω・)
何を頼もうかなぁと思っていたら、シュトロバッハさんが、
「オーストリアのパスタ、美味しいわよ」、と!!
え??
オーストリアのパスタ???!!!
それこそが、、、
Krautfleckerl
というパスタ料理でありました。
クラウトはキャベツのことですね。
で、「フレッケル」というのがオーストリアパスタのことみたいです。
「フレッカール」で検索すると、この素敵なサイトが見つかります。
こちらのブログでは、クラウトフレッカールの作り方が出ています。
シュトロバッハさんは、「フレッケェアル」って言ってたかなぁ~。
僕的にも、「フレッケアル」って表記したいかな、、、(発音は難しい)。
それから、、、
Klare Rindssuppe mit Einlage
Frittaten / Nudeln / Grießnockerl
というスープが気になりました。
だって、「Nudeln(ヌードル)」って書いてあるんですもの!!
Rindssuppeってことは、「牛スープ」ってことだ。
ってことは、「オーストリア風牛ヌードルスープ」ってこと??
こりゃ、食べないわけにはいかないぞ!!!
…ってことで、、、
まずは、
Klare Rindssuppe mit Einlage(4,10€)
+Nudeln
を頂くことにしましょう\(^o^)/
とってもヨーロッパっぽい容器に入ったアツアツの牛スープ。
日本のスープと違って、油分は全くありません。
塩分もさほどなく、牛の旨みをしっかり引き出した味わいのスープ。
これぞ、まさに欧州のスープ!って感じです。
日本では、こういうスープはほぼ飲むことができないかな、と思います。
日本の洋風スープとは、何かが根本的に違うぞ、、、と。
そして、ヌードル!!!
オーストリアのスープには、前々からヌードルが使われていました。
だから、Ramenもある程度、受け入れられたのかもしれない…。
ただ、ここで使われている麺は、細かく切られたもので、啜ることはできません。
おまけと言いますか、クルトン代わりみたいな感じ??
とってもやわやわで、ソフトな麺になっています。
全体的に、優しく、ソフトで、すっきりとしたヌードルスープでした。
…
で、、、
Krautfleckerl
です!!
オーストリアオリジナルのキャベツパスタです!!
ヌードルスープからのメインディッシュへ!\(^o^)/
フレッカールは、「長方形・角型の卵入りパスタ」のこと。
このオーストリア産パスタとクラウト(キャベツ)を混ぜたパスタ。
お肉を使わないので、ベジタリアンの人にも受け入れられている味。
zoom up!
砂糖とキャラウェイを火を入れて、キャラメリーゼして、
玉ねぎとバターとガーリックを入れて味を調え、
そこに、柔らかいキャベツとオーストリアパスタを加えたものです。
これもこれで、オーストリアヌードルと言ってよいでしょう!!
世界にはまだまだ、ヌードル料理があるのです!!
ペンネよりも、パラパラっとした食感で、おかず感覚で食べるパスタかな?、と。
お味は、結構甘みが強くて、塩分・油分はやっぱり控えめ。
こっちでは、かなりさっぱりした味わいの料理じゃないかな?
日本だと、玉ねぎが使われそうなところをキャベツにしているところが異国風。
フレッカールとキャベツだけのシンプルな料理で、B級グルメ感も満載。
もともとは、ポーランド南部~チェコ北部の「ボヘミア料理」だったとか。
それが、今や、ウィーンの名物料理になっているのだから、面白いです。
オーストリアに来たら、是非食べたい名物B級グルメと言ってよいでしょう!
…
そして、、、
Schweinsbraten
です!!
こちらもまた、ドイツ~オーストリア料理の定番です!!
翻訳?すれば、「ドイツ風ローストポーク」ですね。
これが、もうめっちゃ旨いんですから。
チャーシューのお肉にも使われそうな豚肉をローストしていきます。
ソースも、日本じゃ食べられない甘旨系のソースでさっぱりしています。
(日本のソースは、美味しいんですけど、しょっぱくて味が強すぎるんですよね)
ここのは、野菜や果実の旨みを感じるナチュラルなソースでした。
あと、ここの自家製のポテトチップスがとっても美味しかったです。
ポテトチップスを一つの「料理」として出すお店って、、、
これ、意外と、日本でもこれからはやるかもしれないなぁって。
実際、家でポテトチップスを作ると、めっちゃ美味しいから…。
ロゴがとっても素敵なお店です。
ここは、…いいなぁ~。
また、是非来たいなぁって思うオーストリア料理店でした。
場所はこんな感じです。