見てください!
まさか、こんなところに、、、
あるわけないですよねー。
この風景、どう考えても、あれですよね。
オシャレな欧風レストランですよねー。
まさか、こんなラーメン屋さんがあるわけないですよねー。
広い店内のみならず、外もお客さんでいっぱい。
こんなラーメン屋さんがベルリンにあるわけが、、、
と、もったいぶりましたが、、、
こちらが、念願の念願のCOCOLOのネクストブランド店、「Cocolo Ramen X-Berg」です。
ここ、今年の冬に来たくて、来れなかったラーメン屋さんだったんです。
念願中の念願でした。
中心からちょっと離れているので、もう、日本人の見る影もありません。ドイツに慣れてない人だと、かなりアクセスはよくないかな、と。
そういうこともあって、全てこちらの現地の人たちonlyです。凄い…
(わざわざ日本人観光客がここまではこないよな…汗)
なお、厨房は日本語が飛び交っていました。気合の入った店員さんが頑張っていました。
一人、すごいラーメンフリークさんっぽい店員さんがいたなぁ。。。(話してみたかった)
見てください! もう、「日本語表記」なし!!
これで分かると思います。このお店がもはや日本人をターゲットにしていないことを。
もう、そういう時代なんですね。
ちなみに、こちらのお店は昨年にオープンしたお店だと思います。新店です☆
もう、いったい何軒ベルリンにラーメン店があるんだか…。
上のメニューを見ると、本店(?)に無いメニューがありました。
それが、「NEGI SHOYU RAMEN」です。まずはこちらから!
こちらが、Cocolo Ramen X-Bergオリジナルの「NEGI SHOYU RAMEN」です。
日本語で、ネギ醤油ラーメンと書きましょう(苦笑)
こちらのラーメンは、日本人のことなどもう考えてない、現地の人向けのオリジナルラーメンですね。
これ、言葉にできないです、、、汗
味的には日本のラーメンっぽさもあるんですが、どう考えても、こっちの人向けの味わいになっています。
若干、スタミナラーメンっぽいけれど、辛さはないんです。
なんて言えばいいんだろう、、、汗
どこかのお店に似てるわけでもないし、どこかで食べたことがある味でもない。
もう、これは現地に行って、味わってもらうしかないかなと思います。
ただ、このネギ醤油ラーメン、とてもとても美味しかったです。
そして、こちらが、Cocolo自慢の豚骨ラーメンです。
こちらは、本店とほぼ同じ味になっていました。
あっさりとした豚骨ラーメン。あっさりしているけれど、ダシ感はしっかりあります。
どこの豚骨に似てるかと聞かれると、まっさきに思い浮かんだのが、木更津の「友理」(苦笑)。
ドロドロっとしたスープではなく、さらさらっとした白湯スープなんです。
意外と、こういうタイプの豚骨ラーメンって今の時代なかなか食べられないかも(in Japan)。
そして、餃子!!!
こちらの餃子も、もう申し分ありません。
っていうか、やっぱ餃子は、きちんとやれば、こっちでも美味しい餃子ができるんですよね。
そういえば、僕も昔、ドイツで、日本の先輩たちと一緒によく餃子を作ってたっけ?!
日本人って、どうしてこんなにも餃子が好きなんでしょうねー。
「なければないでいい」とは言えないものっていうか。
無性に食べたくなるんですよね。
ドイツ人たちの間でも、GYOZAは今や、ポピュラーな食べ物になりつつあります。
(餃子専門店をこっちで出せば、ほぼ99%、人気店になるんだろうな、、、と)
こちらは、「MOYATAN」というサイドメニュー。
もやし+担々麺の具、という感じですかね。ピリ辛です。
これと、ドイツのビールの相性が抜群でして。。。
いやー、幸せっす。
***
ようやくようやく念願のCocolo Ramen X-Bergに来られました。
いよいよ、、、
いよいよベルリンも、ラーメン戦国時代を迎えるのでしょうか?!
いえ、もうとっくに戦国時代に入っているのかもしれません。
ラーメンのレベルとしては、まだまだどこも「未知数」だと思います。
日本みたいに、「完成」されていない。だから、面白いんです。型にはまってないっていうか。
日本のラーメン店はどこも美味しいけど、どこも完成されていて、もう全然興奮できないんです(地方は別)。
こっちのラーメンは、日本と比べると全然まだまだかもしれないけれど、すごい「未来」を感じるんです。
全体像はこんな感じ。
こんなラーメン店がベルリンにあるなんて、、、
きっと森鴎外がこの話を聞いたら、びっくりでしょうねー。
時代は本当に変わったんだ、と思わざるを得ません。
しかも、ドイツ人の店員さん、普通に日本語しゃべれてましたし、、、
グローバル時代というのは、英語じゃない他の言語が話せる時代だと思うんですよね。
(逆に、英語以外の外国語が話せれば、極めてシンプルな言語である英語の学習なんてスムーズになるんですよね。ま、僕はできる限り英語と関わらない人生を全うしていきますが…)