Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

麺屋武蔵浜松町店@浜松町 これは…インバウンド客狙いのお店なのか!?

90年代のラーメンブームの火付け役となったお店の一つが、

麺屋武蔵

であることに異論はないかと思います。

僕が最後に行った時(2009年)のレポはこちら

その麺屋武蔵が、なんと浜松町にもあるというのです!!

麺屋武蔵系列が大好きだった僕には、ちょっと無視できないというかなんというか…。

麺屋武蔵 浜松町店

あれれれ!?!?

麺屋武蔵二天とか武骨とかみたいに、新しい文字は付け加わらないのかな??

こちらの浜松町店は、2016年9月にオープンしたみたいです(参考元はこちら)。

オフィシャルHPによると…


豚骨魚介Wスープに大判の角煮-浜松町 麺屋武蔵 浜松町店
2016年9月22日オープン。豚骨魚介Wスープの各種つけ麺、らー麺を始め、こだわりの生ビール、手包み餃子などシングルブランドならではのサイドメニューもご用意しております。中でも武蔵メニューでトッピングされる大判の角煮は自信を持ってご提供させて頂いております。カウンター、テーブル席合わせ26席のゆったりとした店内で、ごゆっくりお食事をお楽しみ下さい。

引用元はこちら


なんとも、こちらの武蔵は、「ダブルブランド」ではなく「シングルブランド」なんですって。ちょっとよく分からないのですが、二天や武骨みたいに独自のブランドを持たずに、本店@新宿の味をそのまま受け継ぐブランドってことみたいです(違うかも…💦)。とりあえず、「武蔵@新宿」のブランドをそのままこちらにもってきたってことじゃないかな、と(違うかも…😨)。あと、「ファミリー層」や「グループ層」を狙っているともHPで言っていますね。

>「ダブルブランド店」についてはこちらをチェック

で、おススメ的には、「大判の角煮」だそうで、、、。そういえば、僕も渋谷の「武骨外伝」ででっかいチャーシューを好んで食べていたかな?!、と。

券売機です!

大東京を代表するお店だけに、しっかり「電子券売機」になっています。

英語のみならず、たしか中国語+韓国語の表記もありました。

券売機のみならず、いたるところに「英語表記」があって、インバウンドの「外国人客」を意識したお店になっていることが窺えます。「TAKE OUT OK!!」とも書いてありますしね♪

トップページはこんな感じです。

色々ありますね~~~(n*´ω`*n)

でも、基本的にスープは一種のみらしく、武蔵本店とほぼ同じものみたいです。

さて、どうしましょう!?!?

濃厚つけ麺が「一番人気」となっていますね。

それにしても、値段が「都内プライス」だわ、、、(;^ω^)…

濃厚味玉チャーシューつけ麺になると、一杯1580円!!

さすがは富める者が集まる花の都大東京だわ…

で、こちらが、定番の「ら~麺」です!!

僕的にも、「ら~麺」という文字を見ると、なんかほっこりとする気分になります。

武蔵の頃から、「ラーメン」じゃなくて「らー麺」とか「ら~麺」とかっていう表記が増えた気がします。

この日は、久々に「武蔵のラーメンが食べたいなぁ」って思っていたので、この「ら~麺」にしようかなぁって思いました。武蔵の基本のラーメン、好きでしたからね、あの当時…。

(あと上の写真の右端の緑の所に英語、韓国語、中国語が書いてありますね♪)

味噌ら~麺もありますね。

武蔵本店にも味噌らー麺はあったはず…。

これも食べてみたい気持ちはありますが、まぁ、「後回し」になってしまいますね。僕の場合…。

そして、辛いつけ麺&ら~麺も出ていました。

こちらもとっても気になったなぁ、、、(n*´ω`*n)、、、

武蔵で辛いつけ麺…、これもチャレンジしてみたいなぁ…

でも、お昼に辛いつけ麺を食べたばかりだし、、、😿

で、更に僕の心を揺さぶったのが、「やみつき大蒜つけ麺」。

これは、食べてみたい!!! 武蔵のニンニクつけ麺!!!

こちらにしてもよかったんだけど、やっぱり「ら~麺」への気持ちは揺らぎませんでした💛

それに、店員さんもまず「武蔵ら~麺」をおススメしてました!!

というわけで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、麺屋武蔵浜松町店おススメの

武蔵ら~麺(1170円)

です!!

でっかい角煮チャーシューが一つどどーんっと入っています。

これだけのサイズのお肉が入って1170円なら、まぁいいのではないでしょうか!?

ああ、10年以上ぶりの武蔵のら~麺だ…」😿😿😿

イメージ的には、うん、「とっても武蔵っぽいラーメンだな」、と。

zoom up!

スープを飲むと、、、

「あっちっち、あっちー!!!」

そうだ、武蔵のラーメンは「アツアツ」だった!(⋈◍>◡<◍)。✧♡

昔、新宿でも「お、あっつい!!」ってなった記憶がかすかに残っています。

で、スープは、魚介の味がすごく強い醤油スープですね。

90年代に大流行した「魚介醤油ラーメン」。武蔵は「サンマ節」で大きな話題を呼びました。96年組とも言われていて、まさに「ラーメン大ブーム」の火付け役の一店となりました。

そんな「和風魚介醤油スープ=Wスープ」のパイオニアを感じる味わい!!!(サンマ節は使われていないそうですが…)

今でも「麺屋武蔵」は大好きだし、新宿に行けば武蔵に行きたい!って思うほど。

…なんですけれども、、、

うーん、なんか、ここのスープ、妙に甘くて(若干の酸っぱさ?もあり)、味のバランスも「あれ?」って感じで…💦

あれれれ…

和風の魚介醤油スープは僕的にもとってもとっても大好きなんですが、ここのスープはどうもバランスが悪いというか、味が不安定というか、甘みと旨みがうまく溶け合っていないというか、旨みの抜けが悪いというか、…

鰹系の旨味は感じるんですが、ダシとタレ?スープ?とあんまりうまくかみ合ってない気がしてなりませんでした。これはたまたまなのか、そもそもそうなのか…、分かりませんが、…どう味わっても、「???」って感じでした。武蔵グループは基本的に好きなので、いいことを書きたいんですけど、これはちょっと…って。。。

ふと思ったのは、「ここは、インバウンドの外国人客をターゲットにしたお店なのかも?!」ということでした。言い方は悪いですが、日本人(特にフリークさん)を念頭には全くおいてない「外国人向けの(材料費抑制型?の)ラーメン店」だと考えると、色んな意味で合点がいくんです。(この点はまた最後に述べたいと思います)

シングルブランド=グループ向けということでもあるし、このお店の場合、インバウンド客をもろに意識しているような…

でも、ら~麺の上にのっているお肉が凄かった…

ご覧ください!!!

このド迫力の超ビッグな塊肉=角煮チャーシュー!!!

本当にでっかくて、重くて、見た目もとっても華やかです!

これはいつまでも見つめていられる!!!

もちろん武蔵なので、このチャーシューもアツアツです♪

この大きさ、ちょっと半端ないですね~~\(^o^)/

脂身の部分も多くて、ぷるっぷるであります。

これで素直に喜びたいところなのですが、、、

うーん、こちらも肝心の「味」の方が、、、なんとも、、、

豚肉の嫌な臭いが残っちゃっているというか、、、

スープが和風でわりとシンプルな味わいだから、余計にその臭みが口に残っちゃうというか…(気にならない人には気にならない感じなのかもしれないけど…)

昔ながらのパサパサチャーシューとも違うんですよね。。。

見た目も大きさも最高に素晴らしかったので、そこだけがちょっと惜しかったなぁって思いました(武蔵のラーメンが好きだからこその苦言と捉えてくださいねm(__)m)

麺は、、、

っていうか、どういうわけか麺の写真を撮るのを忘れていました、、、orz...

久々の武蔵とあって、気持ちが早まってしまいました。。。

そんなに太くも細くもない麺で、ストレートで、少しうどんにも似た感じ?!?!

うまく言葉にできないですが、「武蔵の麺」って分かる感じの麺なのです。

武蔵の麺って、自社製だったっけかなぁ、、、調べても出てこない、、、😢

味玉はこんな感じです♪

うん、王道にして素晴らしい黄金色のトロトロ味玉!!

これは美味しかったですね~~。もう少し味が沁みててもよかったかも!?

それから、、、

こちらが定番の

ら~麺(920円)

です!!

普通のサイズの普通のラーメンで920円…。

これはもう東京プライスでありましょうね。

うん、やっぱり、こちらも「武蔵風」ではありますが、違うなぁ…、と。

こちらも完全に「インバウンド相手」のラーメンかな、って思いました。

この麺は、やっぱり「武蔵」を感じる麺だなぁ~って。。。

チャーシューは、まぁ、可もなく不可もなく、といったところでしょうか。

この20年で、チャーシューのレベルもぐっと上がりましたからね…(全体的に…)

***

というわけで、、、

麺屋武蔵浜松町店の実食レポをお届けいたしました。

繰り返しになりますが、このお店は「インバウンド客狙いのお店」かな、って思いました。

もしかしたら、そのインバウンド客の味覚に味を合わせているのかもしれません(推測ですが)。

魚介の味は強く出ていますが、ちょっと今の時代では「うーん…」って感じでした。

この数年、わりとメジャーなチェーン店も細かく回ってますが、武蔵よりも大きなチェーン店(量産系)のラーメンでも、かなりレベルを上げてきています。時代に追いつこうと必死になっています。新たなラーメンを考案する努力もはっきり見えます。

でも、武蔵はどこかの時点で「時間」が止まっちゃっているような感じがします。

このラーメンで、今の時代を生きるお客さんたちが満足するんだろうかって、そう思わざるを得ません。…だからこそ、「インバウンド狙い」のお店なんじゃないか?!って考えたくなるんです。

武蔵はもともと好きだったし、亡き父がそれこそ90年代末に嬉しそうに教えてくれたお店だけに、「もうちょっと頑張ってくれよ!」って思ってしまうんです。。。

…ただ、本店はかつてと変わらないかもしれないし、更にブラッシュアップされているかもしれないので、あまり判断は急がないで、新宿本店で今の「麺屋武蔵」を感じに行きたいなって思います。

これは…、あの巌流島の佐々木小次郎との戦いのシーンでしょうか!?

これも、どちらかというと外国人が喜びそうな、、、

お店の出口には、こんな武蔵?もいました。

「来てくれて、ありがとな!」って感じですかね!?

日本好きの外国人にはたまらないデザインになっているかなと思いました。

でも、今のこのコロナ禍の中、このエリアにも全く外国人の姿は見られませんでした。

わりと大きめの店舗ですが、がら~んとしていました。

かつての「武蔵」の栄光を知る人には、ちょっとショックを受けるかも!?…って。

でも、今の若い人たちは、フリークでなければその過去の栄光も知らないだろうし…

…なんか、寂しいなぁって(色んな意味で)思いました。。。😢

でも、、、

コロナ・パンデミックが終わり、またインバウンド客が来てくれたら…

きっと、多くの人がどどっと集まってくることでしょう!!

その時までどうか持ちこたえてほしいなぁって願います(元ファンとして…)。

…だからこそ、今は「シングルブランド」云々にとらわれずに、日本人客に喜んでもらえるよう、色々チャレンジしてほしいなぁ、とも思いました。

だって、「武蔵」なんだもん、、、\(^o^)/

調べたら、こんな動画がありました♪

つけ麺も食べてみたいなぁ~~💛

夜(夕方)の東京も、久々で、なんかワクワクしましたね。

千葉とは違う「都会感」があって、いいなぁって思いました。

コメント一覧

Unknown
武蔵はとっくの昔に甘い味に変わってますよ。
少なくとも8年ぐらい前には。
20年ぐらい前に流行ったまま進化が止まって、なぜか甘くなったので行かなくなりましたね。
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