Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

KILLERPILZE『MIT PAUKEN UND PAKETTEN』


オフィシャルHPはこちらをクリック


久々に、Killerpilzeをご紹介。

前作『INVASION DER KILLERPILZE』はかなり優れた佳作であった。故に、今回のフルアルバムは非常に楽しみであるのと同時に、かなり厳しい目にさらされることとなった。

前作以上にストレートで、はじけたパンクロックサウンドになっていた。日本でCDを出しても、宣伝次第では売れるかもしれない。今僕が最も大好きなドイツのバンドの一つだ。TOKIO HOTELよりも好きかも?!

01 LOS 
ちょっとDie Ärzteっぽいかも。「du」がいったい誰を指しているのか。。。恋人じゃないだろうな。仲間との友情の歌、そういう風に聴こえるが・・・

02 Der Moment 
勢いがあって、重みがあって、インパクト大。サビの「der Moment ist perfekt」っていうところに広がりが感じられてよい。ちょっと地味目かな?! 歌詞はライブを意識したような感じ。「この瞬間はパーフェクトだ!」ってライブで叫びそうじゃない?!

03 Liebmichhassmich 
これまたDie Ärzteっぽい!ノリノリなロックンロール!出だしのイントロからノリノリ。タイトルは、「俺を愛せ、俺を嫌え」。。。出だしから、「これが愛なのか、俺には分からない」だし・・・ 歌詞もDie Ärzteに似てるかも?!

04 Meine Welt dreht sich
物悲しいアルペジオのギターから始まる。僕好みかも?! そして、どんどんロックになっていく。自分の人生は自分で切り開いていく、そんな歌詞で、若者の苦悩っていうか、夢っていうか、そういうことを歌っている。それほど音はハードじゃないんだけど、心が熱くなる一曲だ。

05 Für mich geschaffen
ホーンを導入したスカロック。こういうのもいいね~ ポップではじけててロックしてて。この曲は、いわゆるスクールロック。なんでもない一日に戸惑い、怒りを感じる若者の心情を歌っている。ま、若いメンバーだけに、こういうのもいいかな、と。。。(ただ、32の僕としてはあんまり共感はできないな~)

06 Ich will Gerechtigkeit
これまたヘビーで重たいロック。ただそんなに重過ぎることはない。この曲も青年たちの率直な心を歌っている。ただ、あんまり印象には残らない一曲かな。

07 Wir
とってもまったりした曲。いい筆休めとなる一曲だ。気だるい夏に聴きたい一曲かも。ただちょっとイマイチかな、kei的には・・・

08 40 Tage 13 Stunden
これはカッコイイね~ V系もビックリ!?って感じかな。

09 Ich bin raus
けだるくてまったりとした曲。ラップっぽい感じで、これまでの曲調とは違う印象。Bメロからは彼ららしいパンクメロディーになっていく。サビはスロウになる。歌詞は、若者特有の「孤独」を歌っている。「俺はいつも独りだった・・・」っていうところが印象的。そして、最後に「俺はただお前たちのそばにいたかっただけなんだ」っていうところがまた示唆的。

10 Stress im Nightliner
おお、V系ロックだ。。。超V系だ~~~♪ でも、サビの裏声が微妙かも?! ポップなディルアングレイかも?! バックはどことなくサディっぽいかも?! あるいはSUM41か?! これはいい。シングルになる・・・はず。。。

11 Richtig oder farsch
分かり合えていたはずなのに・・・どうにもこうにもいかなくなる、そんなときって絶対にある。そんなことを歌った重たい一曲。サウンドも重い。。。曲的には・・ふーむ。

12 Ich brauche Nichts
キターーー、これぞkillerpilzeだ!って感じの元気な一曲。若さ溢れるはじけるポップでパンクでノリノリの一曲だ!サビは、やっぱどっかで聴いたことがあるような・・・(そう、Die Ärzteで。。。ギターのイントロも、Wie es gehtに似てるし・・・ ま、好きだからOKです。

13 Andere Zeit
う~ん。。。 なんてことないな。。。

14 Letzte Minute
クラシカルな出だし。美しいピアノの旋律。いいね~ 結構思いつめたバラードになっている。歌詞も結構シビアで好きかも。「俺たちは辛い時期にいる。お前が本当に苦しんでいることは分かってる。でも、お前の最後のチャンスは過ぎ去った」って?!ダメじゃん・・・みたいな。で、サビで、「どうかもう一度・・・ 最後の時を・・・ 良くたって悪くたってどっちでもいい、最後に俺の手をつかめ!」・・・ いいじゃん!

◎このKillerpilze、いい曲と悪い曲の差が激しいな。。。ホントに。ドイツのアーチストのアルバムって、捨て曲が多すぎ・・・かも。特に彼らの場合、かなり曲の良し悪しが激しい。ま、でも、いい曲はしっかり収録されているから、なんにも問題はないんだけれど~!

コメント一覧

kei
おお!!

とうとう入手されましたか?!?!?(どうやって入手したんですか?!?!)

歌詞カードとかはありますか??(なかったら、UPしちゃいましょうか??)

一音さんのおっしゃるとおり、ホントロックな曲(あるいはダーティーな曲)が増えました。

日本でデビューする日は来るんでしょうか??僕らファンの応援次第かもしれませんね!!

コメントありがとうございました!!
一音
こんにちは
アルバム紹介読まして頂きました!!
私はドイツ語は全くわからないのですが、keiさんの紹介で曲の雰囲気が少しわかりました(^-^)
私は Los
Fur Mich Geschaffen
Ich Will Gerechtigkeit
40 Tage 13 Stunden
Ich Bin Raus
Richtig Oder Falsch
Liebmichhassmich
が好きです(^~^*)
前作よりROCKな曲が増えていましたね('▽')
日本でもデビューしてほしいです><
勝手にコメント、すみませんm(_ _;)m

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ドイツ・ヨーロッパへの誘い」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事