今年度の非常勤先の講義は今日でおしまい♪ だから、池袋に行くのも(おそらく)今年度は今日で最後。多分、4月まで池袋には来れないんだろうな。ちょっと寂しいけど、しばしばお別れ。
ってことで、今年度最後の池袋はやっぱりやっぱり「がんこラーメン」で〆たい。がんこは僕の原点だから。
昨年、突如として池袋にやってきた一条さん。池袋を中継地点にしているkeiにとっては感動だった。しかも、池袋から徒歩5分と好立地条件♪
でも、今、池袋で提供しているラーメンは僕がかつてはまったがんこの味とは全然違う全く別物のラーメンなのだ。「進化(Entfaltung)」、というよりは、「変身(Verwandlung)」って感じがする。でも、それは一条さん的には「ふつうのこと」。彼はかつての味を守るようなお人ではない。常に変容していくのだ。彼こそ、本当の意味での真の探求者なんだと思う。そんな「過去」にすがらない潔さが多くの人をひきつけているのだろう。
今日はふつうの醤油ラーメンを注文(700円)。・・・現在、醤油ラーメン、醤油こってりラーメン、つけ麺の三種類がメニューにある。
醤油ラーメンは、シャープな切れ味の匠の一杯。さすが「がんこ総本家」というような貫禄のある一杯だ。しょっぱさは抑えられているものの、そのインパクトは半端じゃない。「ああ、○○みたいなラーメンね」と言えないオリジナリティーがある。
前回食べたときよりもなんともいえない深みが感じられた。なんか鮮魚系のような・・・ 僕の舌が分かっていないのか分からないが、今日のがんこラーメンは鮮魚系の味がした。あらダシっていうか・・・ 醤油ダレと魚節の味だけでは出せないふくよかな味わいがあった。
僕がこよなく愛したがんこラーメンとは全く別物のラーメン。だけど、やっぱり強烈な個性を放っている。正直なところ、僕が愛したがんこほどの感動や中毒性はない。けれど、これはこれでやはり美味しいし、印象的だし、のど越し最高だし、文句はない。また来年度もここでラーメンを食べるのだろう。5席しかない小さなお店。でも、たくさんの人が愛し、求めているラーメンなのだ!
新がんこ総本家
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