遂にやってきました!!!
ラーメン二郎千葉店
へ!!!
念願の初訪問となります。
レポの前に、一つご注意を…。
<閲覧注意>
ラーメン二郎愛好家やいわゆる「ジロリアン」の人は、以下の記事を読まないでください! きっと不快な思いをすると思います。僕は二郎信者ではなく、千葉のラーメン信者(+がんこ信者)ですので、「ラーメン二郎」に忖度しません。なので、ジロリアンの方や二郎を愛してやまない人は、ここから先の文章は絶対に読まないようにお願いいたします。ご批判にも一切対応いたしません。その点、ご了承ください。
さて…。
2020年
遂に「ラーメン二郎」の「直系」とされるお店が千葉に登場しました。
本来であれば、4月19日にオープンする予定でした。が、コロナ禍のせいで、オープン日が延期されました。
その後、しばらく沈黙が続いたのですが、6月2日、突如Twitter上でゲリラ的にオープンすることが告げられました。このゲリラ的オープンは驚きでした。突然の開店の告知だったにも関わらず、あっという間に「売り切れ」になってしまいました。これもまた一つの二郎の「伝説」になったのかなと思います。
その翌日6月3日から通常営業がスタートしましたが、千葉市で初となる直系二郎、とんでもない行列がずっと続きました。僕は「行列が死ぬほど嫌い」なので、しばらくは落ち着くまで様子を見ることにしました。年内に食べられればそれでいいだろう、くらいな気持ちで…。
しかし、このところ、平日であれば、わりとスムーズに食べられるという噂(SNS情報)も出ていまして…。ダメ元で(食べる期待も持たずに)行ってみました。
…
お店の前に着くと、、、行列ができていました。
ラーメン二郎千葉店は、オープン以後、昼も夜も「整理券」をもらって指定の時間に入店するというシステムになっています(松戸のとみ田と同じようなシステムですね)。僕はこういうシステムがとても苦手です。
でも、行列ができているっていうことは…!?
問題は、整理券をもっている人が並んでいるのか、もっていなくても行列に加われるのかどうか。
ダメ元でお店の人に聴くと、「整理券がなくても、行列に並べば食べることができます」ということでした。本当に、整理券がなくても食べられるんだ…(ネットでの情報通りだ…)
また、「行列」もさほど長くありませんでした。夜18時くらいの時点で、約15人ぐらいの人が並んでいました。この行列で、合計約45分ぐらい待ったと思います。外の行列で約35分ぐらい待ち、そして店内に入り、券売機で食券を買い。 店内の椅子に腰掛けて待つ、という感じでした。(待つのはやっぱり嫌!)
店内の椅子は四つあり、カウンター席が空き次第、お店の人に呼ばれて空いた席に着席するという仕組みになっています。
「ラーメン二郎」というと少し怖い感じがしますが(またジロリアンと聞くだけで怖いって感じがしますが…)、こちらの千葉店には、若い元気な女性店員さんがいまして、とても対応の良いスタッフさんでした。結果として、良い印象のお店だと(まずは)感じました。 「ラーメン二郎なのにとても接客が良いお店だなぁ」…と(苦笑)。(二郎や二郎系のお店であまりいい接客を経験したことがないので…)
券売機を見てみましょう。
「コロナウィルス感染予防へのお願い」というのも掲示されていました。
メニューは…と言いますと、、、
「小ラーメン」は一杯700円!!
「小豚(チャーシュー多め)」は850円。
…安いですね、、、(;´・ω・)
それから麺半分・豚半分の「ミニラーメン」(600円)が用意されていました。
でっかいのだと、「大W」というのが1100円で売られています。(本家三田店だと「ぶたダブル大」ですね)
トッピング類は全くなくて、シンプルにラーメンが提供されているだけという感じです。
味玉も、生卵も、のりも、な~んもありません!!
(それが直系二郎らしさなんだと思いますが…)
…
ラーメンを注文してしばらくすると、「ニンニク入れますか?」と尋ねられます。(一番緊張するその瞬間です)
今回は、ニンニクだけを加えました(当然「ニンニクマシマシヤサイマシアブラカラメ」もできます!)。もう、僕的には、「アブラマシマシ」とか「カラメ」とかそういうのはもう無理な年齢といいますか、そういうのは無理な体質になっていますので、ここはシンプルにニンニクのみでお願いしました。
それから、何人かの人が「麺少なめ」で注文していたので、僕もそれに乗っかって「麺少なめ」って伝えました。直系二郎をなめてはいけないな、と思いまして、、、(;´・ω・)
それでも十分にお腹いっぱいになるはずです。だって…二郎だもん…。「二郎はラーメンではない。二郎という食べ物だ」は有名なフレーズです。ここでは、ラーメンを食べるんじゃないんです。二郎を食べに来ているのです。
…というわけで
ジャジャーン!!!
こちらが、、、
小豚(850円)
です!!
スープはそのままだとほぼ見えませんね(苦笑)
野菜がスープを完全に覆い隠しています。。。
野菜といっても、「もやし+キャベツ」だけですけれども…。
直系二郎のお店だと、わりとキャベツが多く入っていて、そこは一つのポイントかな?、と。
で、豚(チャーシュー)も目立つところに添えるのではなく、野菜の下に隠すところもまた、(今の?)二郎の基本的なスタイルだったかと思います。
スープを飲むと…
最初はふわっと美味しい旨味と甘みが迫ってきます。ファーストインパクトはさすが「二郎直系!」って感じではあります。旨みと甘みがダイレクトに直撃する感じですね。
いわゆる「非乳化系スープ」と言われていて、ドロドロとしていない清湯スープ…と色々書かれていますが、これ、どう考えても、脂ギトギトスープだろう、と…(;´・ω・) 清くないですから…
肉の旨みがぎゅっと入ったスープとも言われます。
が、しかしながら、とにかくファットです。。。
FAT FAT FAT FAT FAT!!!
FAT×10000くらいのラーメンスープです…。 もう「油まみれのラーメン」「油だらけのラーメン」「油そばをそのままラーメンにしたような脂ラーメン」。
これは、まさに「ラーメンの形をした油そば」と言ってよいでしょう。
とにかく油っぽくて、オイリーで、強烈な味わいで、ちょっとお世辞にも「美味しい」っていう次元ではなくて、とにかく「脂まみれのオイルスープ」でしたね。
そう、まさに「オイルスープ」。。。
ジロリアンの方々には喜ばれるでしょうけど、これは一般の人には…(;´・ω・)
こんなに脂っぽ過ぎたかなぁ…(もう長いこと、ラーメン二郎直系店には行ってないから、よく分かりません)
麺はこんな感じです。
見てのとおり、ゴワゴワな極太麺であります!
固くてバキバキとした、もちもち感のないバキバキ麺です。
これぞ、ラーメンの麺じゃなくて、二郎の麺!!(って感じ!?)
好き嫌いがかなりはっきりと分かれるかなと思います。
(Boo Boo太郎ややまややかじろうの麺の方が僕は好きです…はい)
麺少なめにしてよかったですね…。
少なめならなんとか全部食べられるかなあ~という量ですね。
お肉はまさにラーメン二郎の「豚!」でありました。
あまり好きではないタイプの固いお肉の塊って感じでした。
脂身のところは(脂身だけに)柔らかいんですけれど、、、
それ以外のところはパッサパサで、うーん…って感じでした。
二郎系のラーメンのチャーシュー(豚)って、どうしてどこもこうなんでしょう?? 思い返せば、二郎系のお店では、ほとんどチャーシューでは感動しないんですよね、、、(スープのダシに使っているからという理由だけでない何かがありそうです、、、)
「豚」という言葉にどこか引っ張られているのかな??…
「チャーシュー」として考えると、これはとても「美味しいチャーシュー」とは言えない気もするんですけど…(でも、これが「二郎の豚なんだよ!」って言われたら、もう黙るしかありません。
というわけで、なんとか、全部食べられました♪
途中からは、脂のファットさとの戦いでした。
これで「ノーマル」なんですから、もしこれが「アブラマシマシ」だったらいったいどうなっているんだか…(;´・ω・)
でも…
「二郎ラーメンは危険」「健康じゃない人は食べるな」と言われ続けていますし、きっとこれが「本来の二郎なんだろうなぁ」とも思います。
「ラーメン好き」と「二郎好き」とでは、多分、大きな溝というか、断絶があるんだと思います。今回じっくり改めて直系の味を経験してみて、「こりゃ、ラーメンじゃない…」ってなりました。
結論から言えば、「二郎インスパイア系」って、「直系二郎のラーメン化」を目指したんだろうな、と。
言い方は悪いんですけど、二郎って、ラーメンとしては全然美味しくない。でも、二郎としては、唯一無二のオリジナルの麺料理にはなっていると思うんです。故に、「二郎はラーメンではない。二郎という食べ物だ」、というフレーズが世に広まったんだと思います。強いて言えば、「オイルヌードルスープ」!? 「あぶらーめん」!? スープでも、タレでもなく、オイルで食べる麺料理ってことなんだろうな、と。
…
で、、、
こちらが、「小」(600円)です!!
麺が多い分、若干、野菜の盛りが高くなっているかな、と。
ジロリアンじゃない人は、もうこの600円の「小」で十分いいと思います。
この「小」で、「麺少なめ」で、ちょうどよいかと思われます。
***
というわけで、、、
ラーメン二郎千葉店の初レポでした。
色々と「忖度」して、「大絶賛」してもよかったんですけど…。
正直なところ、「なんじゃこりゃ!?」っていうのがホンネでした(;´・ω・)
全体的に二郎ラーメンとしてはとても完成度の高いラーメンなのでしょう…
でも、ジロリアンじゃない「普通の人」からすると、ただただ「油っぽいだけのラーメン」という印象を受けるのではないかなって改めて今回思いました。
(コアな)好きな人にはたまらない。でも、普通の人からすると、「なんじゃこりゃ!?」というラーメン(というか二郎)。ある元ジロリアンの人曰く、「他では味わえない味ですよね」とのこと。確かに…。
期待を込めて言うならば、「ここからどうオリジナルの味にしていくか」が今後の課題になるのかな、と。ここから、今から、「ラーメン二郎千葉店の味」になっていくか。 果たしてそれが求められるのかどうかも分かりませんが…。この味をそのままに千葉で出していくというのが、「直系」の宿命とも言えますからね、、、。
また、場所も(お世辞でも)良いとはいえない場所なので、(中長期的に)これから先どうなっていくのか…。
…
オープン直後の混乱?も静まり、随分と食べるハードルは下がってきたかなと思います。
ただ、今後、「ラーメン二郎千葉店」が多くの人に知れわたり、コロナ禍も落ち着いてきたら、どんどん行列は長くなりそうな気もします。
今が狙い目かな、、、とも思いました。
この行列が、「ラーメン二郎千葉店」の目印です\(^o^)/