2012年5月1日、昼営業時に、極上レベルの鶏白湯ラーメンを提供するお店が現れました!
せん吉は、正式には「和食と房総地鶏の店 せん吉」というそうです。文字通り、鶏料理の専門店です。この界隈は何度も通っていたはずなのですが、その存在に気付きませんでした。単純に、このお店、普通に家族で来たいと思うお店でした。
http://gourmet.walkerplus.com/136461013297/mapN/
場所は、東千葉。高品交差点と道場坂下の間地点にあります。近所には、千葉大勝軒があります。
お店に近付くと、「鶏白湯ら~めん」という看板の大きな文字がみえてきます。この文字の大きさからも、このお店の鶏白湯ラーメンにかける思いは伝わってきますね。
店内に入ると、ご主人さん?が笑顔で出迎えてくれました。なんか、この時点で、「ありあり」です。素敵です。カウンター席等はなくて、まさに和食+鶏料理店という感じ。フリーク的には、有明@門前仲町をイメージしてもらえれば、だいたい印象は伝わるかなと思われます。…って、すごいでしょ!! 有明が東千葉に来たようなものなんだから。これは(地味に)大ニュースなんだと思います。
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/9c3bb7307cc1b3b1cd92855044e9c3ad
さて、メニュー。
ラーメンは二種類のみ。鶏白湯醤油と鶏白湯塩です。今回は、千葉市内の素行不良な某氏と来たので、二人で二種を注文しました。
結論から言えば、新しさから言えば鶏白湯醤油、鶏白湯ラーメンとしては鶏白湯塩がおススメですね。個人的には、鶏白湯塩が好きですが、醤油の方が斬新的かな、と。うーん。どちらも捨てがたき、、、
鶏白湯醤油は、醤油の味が全体を優しく包み込むタイプの鶏白湯ラーメンです。僕の感覚的には、結構他にないタイプの鶏白湯じゃないかなと思われます。自分が鶏白湯塩から食べてしまったからかもしれませんが、とにかく醤油の味が効いています。鶏白湯って、鶏の味が結構支配的になると思うんですよね。それが、こちらの場合は、醤油がとにかく引き立っていました。そこに新しさと鶏白湯の可能性を感じました。
鶏白湯塩は、もうまさに鶏白湯の超名店「有明」の鶏白湯ラーメンを彷彿とさせる絶品(ややあっさり)鶏白湯ラーメンでした。これはもう安心して食べられますね。鶏白湯といっても、「鶏の骨」に代表される超濃厚ドロドロ系鶏白湯と、「有明」に代表される上品でさらっとした鶏白湯ラーメンがあります。こちらの鶏白湯塩は、後者の上品かつさらっとした鶏白湯スープでした(とはいえ、白湯ですから、濃厚といえば濃厚です)。鶏料理専門店ならではのテイストとも言えるかもしれませんね。
どちらもハイクオリティーでびっくりしました。
それから、このお店、器がとにかく美しいです。
なんとも、スープがとても冷めにくいんですって!!
***
聞くと、かつてから夜の部で、〆にラーメンを提供していたんだそうです。それで、かつてから、常連さんたちに、「これは絶対に美味しいラーメンだから、お昼にもラーメンを出した方がよい」と言われていたんですって。店主さん(?)も、前々からそれは考えておられたようで、条件がそろい次第と思案されていたそうです。で、このたび、その条件が満たされたので、昼営業、ラーメン提供を開始されたんですって。
いやー、これは、もう「いきなり名店登場!」って感じですね。店主さん(?)は、もうベテランの方らしく、自信もしっかりおありのようでした。いや、もう、これには参りました、というしかないかな。若者向けの鶏白湯ラーメン店が結構出てきている中で、大人向けの鶏白湯ラーメン店がここに登場!といえると思います。雰囲気的にも、大人向けのお店ですしね。
2012年の千葉ラーメン界で、大きな注目が集まりそうです!