少しで遅れましたが、ようやく来ることができました。
昨年末、西千葉のゆりの木通り沿いにオープンしました、
ラーメン肉千葉
西千葉本店
へ!!
出遅れたので、すでにたくさんの食レポや情報が出ています。
いろいろ言われていますが、自分で食べないことには何も言えません。
このお店は「中休みなし」なので、混んでいる時もあれば、空いている時もあります。
行く時間帯によって、混雑ぶりが大きく違っているのが面白いです。
僕が行ったときは、満席で、待ち客も出ていました。
全員が「男性」で、全員が「大学生っぽい」感じでした。若い男性客のみ…💦
こちらのラーメンの説明が大きく掲示されていました。
なるほど、、、、
「肉中華の世界へようこそ」か、、、
券売機です。
これを見て、すぐに「うわ、安い…」って思いました。
肉中華そば+ごはんで、なんと750円、、、Σ(・□・;)
また、肉中華そば+うまうまあんにん(杏仁豆腐)も同じ750円…
なんか、久々に「700円台」のラーメンを見た気がします。
しかも、肉中華そば単品がないっていうね、、、(不思議、、、)
僕はお腹ペコペコだったので、
DX肉中華そば+ごはん+肉千葉(1000円)
を頂こうと思いました。
ごはん+肉千葉=ミニチャーシュー丼なんですって。
あと、味変アイテムとして「カレー」と「魚介」がありました。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
DX肉中華そば
+ごはん+肉千葉
+旨カレー
です!!
おおお、これで1000円か、、、
このお店のコンセプトの一つが「安さ」なんだなと思いました。
今や、なんてことないラーメンでも1000円以上の時代。
その中で、「あえて」、700円台のラーメンを投下してきたこのお店。
徹底的にコスト削減をして、デフレ時代でも通用する価格で売り出すという戦略。
DX肉中華そばと旨カレーだとこんな感じです。
お肉の存在感、たしかにかなり凄いです。
しかも、これだけチャーシューが入って、ミニ丼付きで1000円って凄いです。
こちらが、DX肉中華そばの全貌です!!
麺とスープと、あとこげ茶色のメンマにたっぷりのネギ!!
うん、値段は安いけど、安っぽくはない感じです👆
zoom up!
スープを一口飲むと、、、
「おおお、これは思ったより、お値段より、かなりしっかり飲める味だ!」
と思いました。
鶏と豚のどっちも使っているかな?と思いきや、豚骨のみなんだそうです(スープは)。
ベースは清湯豚骨スープですが、油分も多くて、ライトでファットなスープになっています。
これ、多くの人が「ちゃん系」のラーメンに似ている、という理由だったんだなと思いました。
>「ちゃん系」の元祖?「神田ちえちゃんラーメン」の僕のレポはこちら!
インフレ&超物価高騰の時代に、古き良き昭和のジャンクなラーメンを出すお店が巷に出てきているんですが、その古き良き昭和のライトでファットなスープをここでも出しているようでした。
数日前に僕が書いた「ラーメン店が倒産しないために、今できることは何か」の改革案(?)をそのまま実現してくれているような一杯のラーメンだなって思いました。
塩味と旨みとファット感、これを強めて、できるだけ分かりやすくて攻撃的な味にする(ただし、スープに使う食材の量はそこまで多くない=コストカットできる)。
そんなスープになっているな!って思いました。
日々の食事の場合、「特殊な経験」よりも、「安くて旨い」の方が重要になります。それからやっぱり「もう一度食べたいな」って思わせることが大事になってきます。ここのラーメンは、まさに「安さ」と「中毒性」をもちつつ、とても簡素でシンプルな味わいになっています。ライス付きで700円台というのは、本当に驚異的な価格であります。
麺も驚きでした。
つるつるっとした滑らかで官能的な麺になっていたんです。
この麺、ちょっと普通じゃないぞ、もしや、、、
と思ってお店の人に聴いたら、自家製(自社製?)の麺なんですって!!
やっぱり、、、
ここの麺、本当に美味しくて、官能的で、神奈川に負けない麺になっているなと思いました。
が、一つ残念だったのは、麺と麺がくっついちゃって、ダマっぽくなっていたことかな?
麺自体はすごくいいんだけど、それをまだうまくコントロールできていないのかな?、と。(これは一緒に行った同僚の先生も指摘していました)。
これからこの点は改善していってほしいなと願います。
…
ここの「主役」は、店名通り「肉」かもしれません。
薄いチャーシューがいっぱい入っています。
DX肉中華そばだと、ホントにいっぱいのチャーシューが入っています。
このお店は、チャーシューの「質」というよりは、「量」にこだわっているな、と思いました。質的にダメというのではなく、それなりにしっかり食べられるチャーシューを「量」で「凌駕する!」みたいな。
若い男性のお客さんが多いのも納得です。
それから、味変用の旨カレー(100円)。
これを投下すると、、、
カレー中華そばに変貌します。
これまた、庶民的でジャンクで分かりやすくてパワフルな味わいに…
マニア感はなくて、あくまでも「大衆性」にこだわったようなカレーラーメンに。
+100円で、二つの味を楽しめるというのも、また若者に受けそうですね👆
そして、こちらが、
ごはん+肉千葉
です!!
これは、ミニネギチャーシュー丼、になるのかな?!
刻んだチャーシューとネギが添えられた小さなミニ丼でした。
そんなに味も強くなくて、ホントに「ご飯にお肉とネギが添えられている丼」って感じでした。
これが付いて1000円なら、お得感はありますね👆
(ただ、チャーシュー丼としては少し地味というか、おとなしい感じでした)
…
それから、同伴してくれたA先生が食べた…
肉中華そば
+うまうまあんにん
+旨カレー(+100円)
です!!
こちらが、750円の肉中華そばです!!
750円のラーメンにしては、やっぱりお肉多めですね😊
ここはやっぱり、安くて、お肉がいっぱい!っていうのが売りなんだろうな。
あと、麺がやっぱり旨いんです。
①安くて、②肉多めで、③麺が旨い。
これが、このお店の特徴かな?!って思いました。
うまうまあんにん
です!!
こちらも、素朴で普通に美味しい杏仁豆腐でした。
これが付いて750円っていうのは、やっぱり安いなぁ~~。
***
というわけで、、、
ラーメン肉千葉西千葉本店の初レポをお届けいたしました。
このお店、たしかに「ちゃん系」を感じるラーメンではありましたが、それ以上に、「安さ」を感じるラーメンでありました。「安くて旨い」を追求したお店、というか。
それでいて、安っぽいチェーン店っぽさもなくて、「しっかりした(自家製麺の)ラーメン専門店風」と「どこより安いラーメン」という二つの価値が共存できているんですね。そこも凄いです、、、
このお店は今のところ、ラーメンの種類は一種のみになっています。
ラーメン激戦区西千葉で、どこまでこの地でやっていけるかが今後のポイントになりそうです。1度2度ならみんな来るとは思います。もしかしたら「安さ」だけで、安定気流に乗るかもしれません。
でも、それだけだと、固定客がつかない可能性もなくはありません。
これからどう攻めていくのか。どう飽きられない努力をしていくのかが重要なカギとなりそうです。
場所はこんな感じです。
西千葉駅から徒歩で5分くらいかな?!
アクセスはとっても良好だと思います。
そうそう、この店舗はかつての「ぎやまん亭」があった場所ですよね。
次は、「旨魚介」を付けて食べてみたいと思います!!
肉玉まぜそばも食べてみたいなぁ~~(n*´ω`*n)
このお店は、西千葉駅からも徒歩6分くらいで、駅チカです!!
学生街で学生の多い街。
この値段でこのお味なら、学生たちの心も掴める…かな?!