Dollyが遂にメジャーデビューだ!!
最初の頃は彼らの作品も買っていたのだが、
最近はイマイチ買う気になれなかった・・・
が、彼らのデビューシングルってことで、
それから、タイトルが「時の列車」ってことで、
買わないわけにはいかなかった。
(列車系のタイトルに弱い僕なんだな・・・)
(数年前に、僕も列車系はかなり歌詞を書いていた・・・)
上のジャケット、すごく綺麗でしょ!!!!
そう、Dollyは、ロマンティック系、ファンタジー系のヴィジュアル系バンド。
もともとレトロ系でもあったので、
レトロ・ロマンティック系ヴィジュアル系バンドと言えるだろう。
時の列車は、タイトルに負けないだけの甘くて切ないポップなナンバーだ。
最初のイントロのピアノがすごく物悲しくていい感じ。
もうすぐオーストリア~ドイツに行くから、
きっと電車の中でこの曲を聴くことになるんだろうな~、と。
Aメロは王道系の切ないメロディーで、ぐっと聴かせる。
で、Bメロで若干ハードになって、ちょっと重くなる。
そして、サビではじける。
思わず身体を横にゆれ動かしたくなる。
このサビはかなり突き抜けている。突出している。
バックのキーボードやピアノもいい味を出しているかな。
ギターの音はもう少しヘンテコにしてもいいかな、と思った。
ボーカルの蜜の声もいいね。
ちょっとか細い感じもするけれど、
全然安っぽくないし、味もあるし、個性もある(可能性をこめて)
二曲目の「天体逃飛行」はうって変わって、
かなり毒気のある曲になっている。
正直、結構変な感じの曲になっていて、
音作りも面白い。ノイズも適度に入っているし。。。
曲の展開もなかなか凝っている。
これでサビ?!と思いつつ、不意をつかれること間違いなし。
ほどよくハードだが、Dollyっぽさもしっかり残しつつ、、、みたいな。
三曲目の「月光はライムライト」は、
アダルト感漂うオシャレなナンバーだ。
こういう曲ができるっていうのが彼らの強みになるのかな。
アレンジを変えたら、ラウンジでも聴けそうな感じで、
じっくり聴かせつつも、さらっと聞き流せる感じ。
ギターソロがちょっと南欧っぽくていい感じだ。
2009年は、こういうファンタジー系、ロマンティック系が主流になるのかな。
僕的にはダンスミュージックとの新たな融合を強調したいのだが、
こういうロマンティック系もどんどん出てきていることは間違いない。
当然、ラウド系へのアンチテーゼだと思うが、
こういう白系ヴィジュアルが頑張ってくれると、
ますますヴィジュアル系が活性化すると思う。
頑張って欲しいな。
Dollyには期待しております!