スイス~ドイツから帰国して、その日から怒涛の仕事が5連チャン。
で、その翌日の土曜日は、鎌ヶ谷で某会場で講演会(講習会?)に…
鎌ヶ谷に来たとなれば、そりゃ、もう、、、
ラーメンしかないわけです(どこに行ってもラーメンなんですけど…(;´・ω・))
で、向かったのが、
麺 大仏
という今年オープンしたフレッシュな新店でした。
鎌ヶ谷大仏にあって、「大仏」というラーメン店。
しかも、若き店主さんも、どこか「大仏様」のようなお顔立ちで、、、(すみません…)
すでに、有名ラーメンブロガーさんたちもいっぱい来ているようで…
その理由は、後々分かりましたが…
色々と思うところがあるので、最後にちょっと語ります。
さて。。。
月曜日が定休みたいですね。
12時から営業開始で、終わるのがだいたい22時頃。
なかなか微妙な営業時間ですね。
午前11時に来ても、開いてません、という、、、
メニューはこんな感じです。
券売機右上は、「大仏ラーメン」(950円)!?
でも、これはいわゆる「全部のせ」、、、かな。
基本のラーメンは、750円。
しかし!!
それとは別に、「魚介ラーメン」なるものがあるじゃないですか、、、
どうしよう、、、
悩んで悩んだ挙句に、「ラーメン」の食券を買いました。
が、なぜか、「これでいいのか?」と思い、、、
店主さんに尋ねたんです。オススメを。
そうしたら、「変わっているのは魚介ラーメンですね」と仰るじゃないですか。。。
急遽、変更して、その「魚介ラーメン」を頼むことにしました。
席に着くと、こんな覚書が、、、
うーん、どっちも気になるなぁ、、、
でも、魚介ラーメンの方は、「トビウオ」のダシなんですって、、、
つまりは「アゴダシ」ですね。
アゴダシ好きの僕には、やっぱこれだ!!、と。。。
さらに、こんな覚書もありました。
大仏ラーメンの方も、いつか食べてみたいなぁ、、、
…
で、、、
ジャジャーン!!
こちらが、
鶏ダシ×トビウオの「魚介ラーメン」
です!!
なんか、いいなぁ~。
元気はあるけど、少し落ち着いている感じ、、、
スープは、茶濁で、…めっちゃ熱々です。
店主さん曰く、「父が<一番熱いラーメンが食べたい>と言ってきたので、作ったラーメン」だとか。
なんか、「物語」が見えて、素敵だなぁ、、、と思いました。
こちらのラーメンは、まずもって、「アツアツスープ」が特徴的です。
「もちもちの木」に匹敵するか!?というほどに熱いスープでした。
zoom up!
緑のは、、、「オカヒジキ」!
別名「ミルナ」♪
とても彩りが綺麗で、うっとりさせられました、、、
味的にはそれほど特別影響があるってわけでもなく、、、
(どーちの豆苗を思い出した…)
で、伊勢志摩産の最高級「あおさ」まで、、、
こういう「食材へのこだわり」もまた、とても素敵に思いました。
あおさのりは大好きなので、個人的に大歓迎です♪
…
たしか23歳とかって言ってたかな!?
若い店主さんですが、創意工夫を感じさせるラーメンになっているなと思いました♪
スープのお味は、なかなか鮮烈なアゴダシ魚介スープになっていました。
なんか、いい意味で洗練されてなくて、のびしろが感じられてよかったかな。
まだまだ「未完成」、だけど、「未来」を感じさせる魚介味のスープ。
個人的に、なんか気に入ったなぁ、、、
どこかのパクリにもなってなさそうだし、「これからだぜ!」っていう。
麺はこんな感じでした。
わりと普通のシンプルなストレート麺だったかな。
こういう和風の魚介ラーメンだと、もう少し細い平打ち麺の方が合うような、、、
悪くはないけど、ちょっと印象に残らないかなぁ、と少し思いました。
でも、今からのお店なので、麺も次第に変わっていくんじゃないかな!?
***
なんか、素朴で、これからを感じられて、よかったです。
本当にいい意味で、「未完成」のラーメンだったと思います。
それでいいんです。
すでに出来上がった~系のラーメン、みたいんじゃなくて、、、
どこに向かっていくか分からないけど、全力でやっている、というが伝わってきて。
このお店にとって一番大事なのは、「笑顔」みたいですね。
であれば、お客さんがもっともっと「笑顔」になれるラーメン店を目指してほしいな、と。
まだ、心からの笑顔にはならない気がします。
でも、、、
本当に素敵なラーメンと出会えると、みんな笑顔になっていきます。
老舗の人気店とかに行くと、ホント、みんな嬉しそうに食べてるもん。
そういうお店になってほしいなぁ、、、と。
麺 大仏。
なかなか素敵な新店でした。
応援したくなる新店、若き店主さんでした。
…
最後に。
こちらのお店については、既に有名ラーメンブロガーさんやフリークさんがレポしています。
が、どうも、その理由は、こちらのお店のラーメンそのものにあるわけではなさそうで…
こちらのお店の店主さんは、今、自分のラーメンを模索しながら作っていっています。
そこをもっと見てほしいなと思いました。
「未完成だけど、未来を感じる一杯」。
そういうラーメンの魅力についても、是非評価してほしいと願います。
特に若い人には、しがらみにとらわれずに、自由にラーメン作りに励んでほしいな、と。
過去のラーメンは過去のラーメン。
未來のラーメンは、今の若者が作っていくんだから。
若い店主さんを応援します!!