六実駅で驚きの「焼肉丼セット」を食べた後、
今回、どうしても行ってみたかった、
ラーメンひさまつ軒
に向かいました!
ここ、一回、行ってみたかったんですよね~。
このお店は、馬込沢駅から徒歩で5分くらいのところにあります。
っていうか、、、
この場所、かつてあの「目黒屋」があった場所ですね👆
>目黒屋の僕の古いレポはこちら!(2010年ですって!💦)
その目黒屋の跡地に入った新店が「ひさまつ軒」になります。
このひさまつ軒の店主さんは、かなりのキャリアをもつ方みたいです。
神勝軒~心の味製麺~麺屋真星etc.などで修業された方なんだとか(詳しくはこちら!)
真星は別にして、主に田代グループ系で修業された方みたいですね。
【必勝軒出身の目黒屋】から【田代グループ出身のひさまつ軒】へ。
必勝軒も田代グループ(佐貫大勝軒系)も、その大元は「東池袋大勝軒」…
山岸さんを頂点とする東池袋大勝軒の流れを汲みつつ、真星でも学んだ店主さんの新店。
20年以上のラヲタ~ラーメンフリーク的には、なんかじーんと来るものがありますね~。
券売機です!
このお店は、基本的には三種のラーメンになっています。
①塩らーめん(880円)
②醤油らーめん(880円)
③煮干しらーめん(900円)
ですね。
うーん、どれも食べてみたいなぁ~(n*´ω`*n)
お店の人に聴くと、塩らーめん推しだったので、それにしました(主体性なし!)。
いったいどんなラーメンなんでしょう?!
ワクワクしますね~。
で、待っている間に、、、
カウンター席の目の前に掲示されているこれを読みます📚
これを読むと、だいたいどんなラーメンか分かるかな?!(いや、分からないかな?)
とりあえず、すごく凝ったラーメンになっているな、と😊
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、ひさまつ軒の看板メニュー(?!)、
味玉塩らーめん
です!!
普通の塩らーめんが880円でこの味玉塩らーめんが1030円。
その差は150円になります。つまり味玉一個150円也💰
現在、卵は1パック200円~300円くらい…ですかね?!
って考えると、かなり高級な味玉になっているのが分かると思います。
それはともかく、、、
すっごく美しくて綺麗で整ったヴィジュアルの一杯になっていますね。
これを見た瞬間、「う、う、美しい…」って思いましたもん💕
店主さんの作る様子も見ましたが、とにかく丁寧に作っているのが分かります。
zoom up!
本当に美しく、凛としたラーメンになっています。
濃厚系ではないですが、スープの表面に黄金色の香味油(鶏油?)の層ができています。
濃厚系ではないけれど、あっさり系でもない…?!?!
スープを一口飲むと、、、
「おおお、これは、清湯系の鶏白湯スープ味のあってり/こっさりスープだ…」
って思いました。
これは、かなり難解なスープになっているぞ、、、って思いました。
一般的に知られている「塩ラーメン」のスープじゃないし、「神奈川淡麗系」って感じでもないし、「濃厚鶏白湯」のスープでもないし、「煮干し系」でもないし、「がんこ系」でもないし、ましてや「家系」でも「二郎系」でもない…
あっさり塩ラーメンでもなければ、こってり塩ラーメンでもない…。
逆もまた真で、あっさりしていて、でも、こってりもしている…。
僕は行ってないから分からないんですけど、麺屋真星にどうやら「こっさり真星らーめん」があるっぽいんですね。(詳しくはこちらを参照してください!)
なので、僕が感じた「あってり/こっさり」っていう感じはあながち間違っていないのかな?!って。
ただ、あってりもこっさりも注意しなきゃいけないことがあって。それは、ともすると、すごく中途半端なスープになってしまう、ってことです。あっさり派からすれば「こってりしてる」と言われ、こってり派からは「こってりしてない!」って言われる、みたいな。どっちつかずみたいな感じになる危険性もあるんですね。
ひさまつ軒のこの塩らーめん、どこか、そういう危険なところが若干あるかも…って少し思いました。
が、それを差し引いても、かなり凝ったスープですよ、これは、、、Σ(・□・;)
基本的には丸鶏・鶏ガラを使ったチキンスープなんですが、そこに色んなものが加えられていて、複雑な味わいになっています。そこに(多分おそらく)鶏油(香味油)がいっぱい入っていて、ファット感もかなりあります。
乾物系の旨みもそこに加わりながらも、そんなに主張もせず、、、
で、スープと同じくらい驚くのが、こちらの麺です。
中太の美しい平打ち麺になっています。
この平打ち麺もまた、すごく素晴らしくて、食べてて心地よい麺でしたね。
すべすべっとしていて、滑らかで、のど越しのよい麺になっていました。
官能的に「心地よいなぁ~」って思える麺で、どんどん食べられます。
スープは「こっさり系」の中間的な濃度?のスープになっていて、、、
麺はこんな感じで、タフさを感じる中太の平打ちストレート麺。
それでいて、既成のカテゴリーに収まらない味わい、、、
いや~、これはまさにラーメン界のSIAM SHADEだ‥(分かりにくい比喩かな…💦)
そして、更に驚くのが、こちらのチャーシューです。
右が豚バラ肉の煮豚で、左が豚もも肉の吊るし焼き。
左の吊るし焼きの方が、燻製の香りがはじける燻製ベーコンみたいな味わいで…
この吊るし焼きのチャーシューに、僕はもう魅了されましたね~。
右の煮豚の方も、柔らかくて、もっちりしていて、食べ応え抜群でした。
卓上調味料はこんな感じでした。
自家製七味と昆布酢が面白いなぁ…って思いました。
昆布酢を入れると、かなり酸味のあるスープに変貌します。
昆布酢を置いているお店自体、そんなに多くないので、面白いですね~。
個人的には、自家製七味が大ヒットでした。
面白いなぁ~~。
最後に頂くのは、こちらの「味玉」です!!
味玉を半分に割った瞬間に、
「うおおお!!! 来たー! 総豊クラスの黄金に輝く味玉ーー!!!」
って叫びそうになりました。
***
というわけで、、、
馬込沢の期待の新店【ラーメンひさまつ軒】の初レポをお届けいたしました。
かつての超人気店【目黒屋】の跡地ということで、かなりプレッシャーもあるかと思いますが…
今後がすごく楽しみなお店でありますし、また来たいなって思えました。
これからもっともっともっと良くなっていくお店だろうな、とも。
お客さん一人ひとりを見る姿も見られ、学ぼうとする姿勢も感じられました。
なんでもそうですけど、「学ぶ気持ち」がなくなったら、そこでおしまいなんですよね。
ラーメン店主さんって、それこそ「一生勉強」になると思いますし、学ぶことを止めれば、そこで、成長は止まってしまい、あっという間に「新店」に飲み込まれてしまいます。
ひさまつ軒は、そんな学ぶ意欲もしっかり感じられて、いいなって思いました。
(*どことは言いませんが、かつて某店のことについて「これからが楽しみなお店」と書いたら、ネット内で、「お前ごときが偉そうなことを言うな。お前が作ってみろよ」みたいなことを書かれて、「嗚呼、残念なお店だったなぁ」って思ったことを覚えています。そのお店は、味じゃないところでメディアに取り上げられて、ちやほやされて、どんどん「話題性」の方向に舵を切って行きました。「学ぶ」という姿勢はほとんど感じられないままでした。それこそ「素人」の意見から謙虚に学ぶ姿勢を失ったら、何をするにせよ、成長はないだろうなって思うんですよね)
このお店は、そういう意味で、本当に今後が楽しみなお店なんです。
次回は、こちらの和え玉も食べてみたいなぁって思いました。
ガリバタ塩和え玉がすっごく気になったなぁ~。
券売機の横に、なんとなんと…
らんちばさんのシールが二種二枚、貼られていました!!
らんちばさんのシールを貼ってくれているお店ですからね。
僕も応援しなきゃ!!!って気持ちになりますね~。
こちらは、店頭に出ていたメニュー表です。
次は、チャーシューらーめんを食べてみたいなぁ~。
ガリバタ塩ダレ和え玉(300円)も是非とも頂きたいですね。
この道の先を行くと、馬込沢駅に着きます。
思ったより、駅から近いなぁって思いました。
前に「目黒屋」に来た時は、ちょっと遠いなぁって感じたんですけど…。
なんか、駅前もずいぶんと変わった気もします。
こんなところにあります。住宅街ですね。
多分、前は「西口」がなかったんだろうな、、、
西口がなかったから、東口からぐるっと回っていったんだろうな(?!)
詳しい人がいたら、是非お教えください!!