何気に昔からずっと追っている12012。
最初は演奏的にも曲的にもふ~む・・・という感じだったけど、
事務所移籍後~あの事件後の彼らの成長は本当に凄い。
今年リリースした「mar maroon」は本当によい作品だった。
いろんな色がある、というか、バリエーションが豊富で、
最後まで聴かせるアルバムになっていた。
今後の飛躍が最も期待されるV系バンドが12012だと思う。
他のバンドよりも色んな意味で紆余曲折しているバンドだけに、
気合の入り方も全然違うんだと僕は思う。
今回の作品は、これまたこれまでのイメージを払拭する一枚だ!
看板曲の『薄紅と雨』は王道V系ゴリゴリスピードサウンドだ。
ゴリゴリなんだけど、メリハリがあって、ひねりがあって、
うねりがあって、グルーブがある。
サビのメロも斬新だし、コーラスが90年代テイストたっぷり。
男臭いコーラスが本当にたまらないなぁ。。。と。
Xとかビリーアンドザスラッツみたいな(汗)
あと、何気にベースラインがすっごく好きな曲だ。
ディスパよりもポップだけど、シドよりもハードな感じ。
そう、シドとディスパの間くらいにあるバンドだな。
カップリングの『深海のベッド』は彼ららしいバラード曲。
ちょっと大人っぽいアプローチにチャレンジしている。
もう少し、切なさが歌に反映されているともっとぐっときたかな~
サビはいいんだけど、Aメロとかはもっと悲しく歌ってもいいかな、、と。
『The Government Stomping Gum』は、ガゼット風?!
ダーティーでアグレッシブでダークでラウドなサウンド。
今後の12012に大きな期待!!