Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

■12012■薄紅と雨■これは強烈でパンチ絶大!

何気に昔からずっと追っている12012。
最初は演奏的にも曲的にもふ~む・・・という感じだったけど、
事務所移籍後~あの事件後の彼らの成長は本当に凄い。

今年リリースした「mar maroon」は本当によい作品だった。
いろんな色がある、というか、バリエーションが豊富で、
最後まで聴かせるアルバムになっていた。

今後の飛躍が最も期待されるV系バンドが12012だと思う。
他のバンドよりも色んな意味で紆余曲折しているバンドだけに、
気合の入り方も全然違うんだと僕は思う。

今回の作品は、これまたこれまでのイメージを払拭する一枚だ!

看板曲の『薄紅と雨』は王道V系ゴリゴリスピードサウンドだ。
ゴリゴリなんだけど、メリハリがあって、ひねりがあって、
うねりがあって、グルーブがある。

サビのメロも斬新だし、コーラスが90年代テイストたっぷり。
男臭いコーラスが本当にたまらないなぁ。。。と。
Xとかビリーアンドザスラッツみたいな(汗)

あと、何気にベースラインがすっごく好きな曲だ。
ディスパよりもポップだけど、シドよりもハードな感じ。
そう、シドとディスパの間くらいにあるバンドだな。

カップリングの『深海のベッド』は彼ららしいバラード曲。
ちょっと大人っぽいアプローチにチャレンジしている。
もう少し、切なさが歌に反映されているともっとぐっときたかな~
サビはいいんだけど、Aメロとかはもっと悲しく歌ってもいいかな、、と。

『The Government Stomping Gum』は、ガゼット風?!
ダーティーでアグレッシブでダークでラウドなサウンド。

今後の12012に大きな期待!!

コメント一覧

kei
ナンシーさん

12012がどういう方向で進んでいくのかはすごい楽しみなところではあります。

なんか、最近のV系って奇抜なものが多すぎて、王道系がいないんですよね。僕の中では、もうお腹いっぱい状態なんです。

どれを聞いても、ごてごての「またお前もか系」の音ばかり。

そういう意味では、ディスパ、12012がV系の王道として頑張ってもらいたいと願います。

ハードでキャッチ―な感じがいいです☆
ナンシー
こんにちは
いつかのブログにボーカルの宮脇さんはうまくライブがいかなかった事をめちゃめちゃ悔やんでいたみたいです。むしろ12012はこれからディスパよりの楽曲を作って行くんではないでしょうか。ハードなものを求めていく…これから12012の活躍に期待してます。
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