Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

㐂伝(喜伝)@青森 駅前【アウガ】地下1階「新鮮市場」内にある津軽焼干ラーメンもまた朝から頂けます!

新潟~酒田~秋田~青森をめぐる東北の旅もいよいよ最後です。

今回はラーメン食べ歩き旅ではなかったですが、かなり食べることができました。

やっぱり東北のラーメンって凄いし、青森のラーメンは「やはり以上」に凄かったです。

最後の最後に、もう一軒だけ立ち寄りました。

くどうラーメンの後に向かったのが、駅前【アウガ】の地下にある

新鮮市場

であります!

ここはその名の通り、「市場」で、実際に近隣のお店の人も使う場所みたいです。

この新鮮市場の中に、青森らしいラーメンが食べられるお店があるということで。

しかも、「朝ラー」ができるお店だということで、朝9時くらいにやってきました。

青森の人ならまぁ、これを見れば、どこにいるか分かりますね?!

この新鮮市場に行けば、ありとあらゆる土産物も買うことができます。

ちなみに、1階から上は青森の役所っぽくて、地下の市場とは趣が異なります。

地下に続く階段を降りて、中に入ると、、、

こんな世界が広がっていました。

生鮮食品から土産物までなんでもあり!って感じでした。

ここを見ているだけで、十分に楽しいのですが、、、

この市場の先をずっと進んでいくと、(新町通りからは)一番奥に…

ありました!!!

今回の青森滞在、最後の(僕の)目的地、

㐂伝(きでん)

に到着しました!!

この㐂伝は、こういう施設内のお店ですが、Google mapの評価も4で、好評なんですね。

カウンター席が7席あるだけの、ちょい屋台風のレトロなラーメン食堂みたいな感じです

青森駅近くの地下の市場の中で、朝7時半から営業しているラーメン店、そそりますね~。

ちなみに、創業20年くらいのお店になっています👆

ここには、「名物」っぽいラーメンがいくつも用意されています。

一番人気は、やっぱり青森・津軽名物の「焼干ラーメン」みたいですね。

それ以外にも「青森中華」「しじみラーメン」「ほたて塩野菜」「津軽なんばん味噌」なんかが揃っています。いや~、どれも全部食べてみたくなるラーメンばかりだなぁ~~(n*´ω`*n)。

南蛮味噌っていうのが、みょうに気になりました。(詳しくはこちらを!)

色々ありますが、やっぱりまずは「焼干ラーメン」かなぁ~~。

こちらが卓上のメニュー表です!!

ここでは「焼干し中華」(850円)となっていますね。

ん?! 「焼干ラーメン」なのか「焼干し中華」なのか…?!

説明のところには「焼干しの粉末を練り込んだ麺を使用」って書いてあります。

ラーメン類の他に、うどんやそばも用意されています。まさに「麺処」ですね。

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

焼干ラーメン(or 焼干し中華)

です!!

こちらもまたすごくシンプルなラーメンになっています。

メンマ、ネギ、なると、チャーシューのみ、ですね。

なるとが入るところが、くどうとの違いかな?!

スープの色は、くどうほどに黒くはなくて、むしろ十文字ラーメンに近い色合いですね。

zoom up!!

スープを一口飲むと、、、

「おおお~~、これは、あまり尖っていない、万人向けの優しい焼干しラーメンだな!」

って思いました。

くどうほどの尖りはなくて、ほっと安心できる味わいの和風醤油スープかな?!と。

くどうのラーメンは、まさに玄人向け? 大げさに言えば達人向けのラーメンなのに対して、こちらのラーメンは、普通の人、ラーメン好きじゃない人でも、普通に美味しく食べられる一杯かなって思いました。

こう言ったらあれですけど、煮干しとか焼干しが嫌いな人でも食べられる味わいというか(比ゆ的にですよ…💦)。

メンマはまぁ至って普通でしたね。

そして、焼干しを練り込んだとされる「麺」です!!

たしかに、麺の表面に黒っぽいブツブツみたいなのが見えます。

これが、「焼干しの粉」なんですね!!

焼干し自体、とても手間のかかる食材で、高価とされているのに、それを麺に練り込むとは!💦

ちなみに、「わきのさわ焼き干しラーメン」という焼干し練り込み麺」も出ていますね。

このサイトを見ると、「焼干し」がなんなのか、よく分かりますよ!!


焼き干しの製造手順
①イワシの頭や腹わたをとり出し、その後、水洗いをします。
②折り板に並べて水分をとり、これを軽く乾燥させます。
③竹串に刺して折り板に並べます。竹串は竹を買ってきて自分たちで作ります。
④船小屋の中に長炉を置き、ここで焼きます。
⑤表・裏を焼いた後、まだ熱いうちに串を抜き、折り板に並べて天日干しをします。
⑥折り板に25串分を並べて、1日に2回表と裏をひっくり返して、3日間ほどで干し上げます。
ほとんどが手作業で、たいへんな手間をかけて製造されています。

引用元


なるほど、こうやって「焼干し」を作っているんですね。

竹串にイワシを刺して、焼いて作るのが「焼干し」なんですね…。

で、イワシの頭や腹わたを丁寧にとり出すので、えぐみも出にくい。なんとも旨みで言えば、煮干しの何倍もの旨みが抽出できるんだとか?!(手間もかかり、旨みも強いので、「高級品」になるわけですね)

そんな焼干しを練り込んだ麺、とっても面白かったです。

っていうか、この麺、くどうのスープで食べてみたかったなぁ…(爆)。

チャーシューもこんな感じで、すっごく立派でした!!

チャーシューに関しては、ちょっと「勝利~」って感じでしたね。

このチャーシューは、旨い! さすがは「市場内」のラーメン店なだけはあります。

市場に来る人って、なんかチャーシューにはうるさそうじゃないですか?!( ´艸`)

***

というわけで、、、

青森駅前のアウガの地下1階の新鮮市場内にある「㐂伝」の実食レポでした。

うん、とっても美味しくて、庶民的で、分かりやすい津軽ラーメンでしたね。

ここの焼干ラーメン(焼干し中華)は、ラーメンフリークやラヲタさん向けではなくて、一般のお客さん、一般の旅行客向けのチューニングになっていたかな?! くどうやまるかいほどの強烈さはありません。

やっぱりわざわざ遠方から青森のラーメンを食べに行く人は、まずは「くどう」と「まるかい」、だろうなぁって改めて強く思いましたね。もちろんここも雰囲気がいいし、時間がない時や、朝ラーしたいけど「くどう」やってないし…っていう時にはいい一つの選択肢にはなるかな?!、と。

あと、店名の「㐂」という文字ですが、これ、「喜」と同じ言葉なんですよね。それを「七、三つ」=「スリーラッキーセブン」ということで、縁起のよい漢字として今なお愛用されているんですね。㐂という漢字は一般的には使われていませんが、でも、これぞ「漢字ならでは!」っていう気もします。

お店の店員さん(おばちゃん)たちも気さくで明るくて元気で、なんか楽しかったです💓

他にも色んなタイプのラーメンがあって…。

個人的には「津軽なんばん味噌ラーメン」が気になるなぁ~~。

いつか十三湖にも行って「しじみラーメン」を食べたいですね😂

車がないとなかなか行けなさそうですが…

こちらの㐂伝は、お弁当屋さんも兼ね備えています。

日替わり弁当がとっても美味しそうでした。

いいなぁ、青森のお弁当も食べたい、、、

(ラーメンブロガー・フリークってやっぱりどこか失っているものも多いんだろうな…)

麺箱を見ると、「熊さんラーメン」と書いてあります。

あ、ここの麺って、あの「熊さん」だったんだ!!!Σ(・□・;)

熊さん製麺の公式サイトはこちら

なるほどー。だから、焼干し練り込み麺なんていうのも出せるんだ!!!

僕らが食べ終わった後くらいから、急に混み始めました。

次から次へとお客さんがやってきます。

やっぱりここも大人気店なんですね~~\(^o^)/

(でも、ラヲタっぽい人はいなかったかな?!)

最後に、新鮮市場内のお店をぶらぶらと見てまわりました。

なんか、ホントいろんな「もの」があるんだなぁって思いましたね。

まだまだ、知らないもの、知らない食べ物ばっかりですよ。

旅先で思い知る、「無知の知」ですね。

場所はこんなところです。

青森駅から徒歩で4分くらいかな?! 駅近ですね。

ラーメンを食べなくても、ここに来る価値あると思いますよ~!!

もっと僕らの生活に「焼干し」を!!!

煮干しと焼き干しの味比べを楽しむのもいいかもしれませんね!!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「東北」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事