Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

HOME RAMEN@フランクフルト 日本人から学んだ中国人の絶品ラーメン!

Frankfurt.

今や、ドイツの中でもハイレベルのラーメン激戦区になったフランクフルト。

信じられないけど、本当にユニークなラーメン店がいっぱい登場しているんです。

僕も可能な限り、フランクフルトのラーメンを探し求めてきました。

これまで食べてきた中で、一番フランクフルトで面白いと思うのが、

フランクフルト動物園のすぐ近くにあるラーメン店、

HOME RAMEN

です!!

前回の渾身のレポはこちら

今回で、二回目の訪問となります。

2013年創業なので、創業5年で現在6年目??ですかね。

今回の訪問で確信しました。

この「HOME RAMEN」、めちゃめちゃ面白いです!!

前回はお昼に来ましたが、夜の方が雰囲気的にシックでいいです。

オシャレな店内で、落ち着いたレイアウト。

フランクフルトのオシャレな人たちが集まっている感じでした。

こちらのお店の人は、日本レストランで働いた経験をもつ上海出身の人。

つまりは、中国の人が切り盛りするお店。

でも、しっかりと日本レストランで修行した方なので、味は日本の味に極めて近い。

とても日本的な味わいなんだけど、そこに「脱日本的視点」が入り込む。

そこがとても面白いんです!!

日本人の「枠」にとらわれていないというより、それを持ち合わせていない。

だから、どのラーメンも少し違ってくる。

本来、日本のローカルなラーメンもそんな感じだったと思います。

メニューです!!

いざ、öffnen!!

「そもそもラーメンって何でしょう?」から始まります。

そろそろ、こういう「説明書き」もいらなくなりそうですけど、、、

でも、「ラーメンとは何か」というのは、ホント、深い問いです。

誰も答えられない、というか、永遠に答えはでなさそう。

日本人にとっては、ラーメンは食べ物以上のもので、芸術作品に近いもの。

空腹を満たすだけのものではなくて、それ以上の充足感を得るもの。

みんなでの会話を盛り上げるためのものではなく、自己と向き合うためのもの。

極めるべき到達点があるわけではなく、常に軌道修正すべきもの。

ま、ここでは、そういう話ではないんですけど、、、

でも、「ラーメンとは、日本の美味しい食べ物」と定義されている以上、

日本人は、この問題を考え続けていかねば、と思うわけです。

さて、、、

餃子、スープ、サラダ等がそれぞれあって、

RAMENがそれに続きます。

Chuka Soba(中華そば)は、8,20€。

Miso Butter Ramen(味噌バターラーメン)も、8,20€。

デフォの価格としては、それほど高くはないかな??

そして、次のページで、面白いラーメンが飛び出てきます。

海外で定番のChilli Ramenに、

日本でもよくあるJigoku Ramen(地獄ラーメン)!!

更に、ドイツではまだまだ珍しいCurry Ramenもあるんです。

今回の僕の「お目当て」は、ずばりHome Ramenのカレーラーメン!!

更に、Tsuke Menもここにはあります。これも、今回の「ターゲット」♪

当然ながら、Vegi Ramenも用意されております\(^o^)/

更に、ご飯ものがあり、焼きそば・焼うどんがあり、

アラカルトとして、呑み屋の定番一品料理もあります。

いやー、ここで、酒を呑んで、つまみを食べたい、、、(・_・;)

というわけで、、、

まずは、今回のお目当ての一杯からいってみましょう!!

ジャジャーン!!!

こちらが、Home RamenのCurry Ramenです!!

ドイツで食べる「カレーラーメン」!!

僕的には、「せっかくのドイツなのだから、カリーヴルストラーメンをやればいいのに」、と。

カリーヴルスト入りのラーメン、今後、絶対に出てきてほしいです。

ヴルストは、ドイツ語で「ソーセージ」という意味。

カリーヴルストは、ドイツを代表するB級グルメ!!

ソーセージとラーメンの可能性は、まだまだあると思います。

こんな議論もネット上で起こっています

甘みのあるカリーヴルストとラーメンのカップリング、あってほしいです。

それはさておき、、、

こちらのカレーラーメンは、王道のジャパニーズカレーのラーメンでした。

これぞ、ジャパニーズカレー!というカレーをぶっかけたラーメン。

まさに、「ホームカレーラーメン」だ!!(家のカレーで作ったラーメン!)

でも、ちゃんと「スープ」になっていて、飲めるラーメンでした。

わりと、刻みのりがいい働きをしていました。

風味があって、カレーとの相性もとてもよいです。

そうかー、「のりカレーラーメン」というのも「あり」か、、、と。

また、カレーラーメンにキムチを合わせてくるあたりも、エキゾチックかな。

海苔も含め、極東の味をふんだんに盛り込んだカレーラーメン。

これ、こっちの人が食べたら、さぞかしエキゾチックだろうなぁ、、、

日本人としては、とっても安心する味わいのカレーラーメン。

これに、ご飯を注文したら、「我が故郷よ…」となりそう。

こんな美味しいカレーラーメンを、フランクフルトで頂けるようになったとは…

やはり、驚くしかありません。。。

(しかも、日本人のいないラーメン屋さんで、、、(・_・;))

麺は、こんな感じで、、、

何の違和感も感じない麺!!

日本で食べる標準的な中華麺に近い中太麺でした。

いやー、麺のレベルもホント上がったなぁ、、、(しみじみ)

これまで、ホントびっくりするような麺を食べてきたから、、、

気になるのは、この麺をどこでどう調達しているのか??

自家製麺ではなさそうだけど、、、

でも、じゃ、どこで???、と。

カレーラーメンですが、ちゃんとチャーシューも入っていました!!

しかも、一枚じゃなくて、二枚も!!

パサパサではなかったかな、、、

特別柔らかいわけではなかったけど、柔らかかったかな??(;´・ω・)

煮玉子はこんな感じ。

もうちょっと色づけや彩りに気を配れると、更によくなるかも??

ただ、カレーラーメンなので、味はついてなくてよかった、、、

カレーラーメンの場合、ゆで卵が一番ぴったり合うからなぁ、、、と。

なんでも「バランス」ですからね。

いやー、ここまでのカレーラーメンを出してくるとは、、、

Ramen Jun Redの味噌ラーメンも本格的で美味しかったけど、

ここのカレーラーメンは、それを凌駕するほどに庶民的で馴染みあるラーメンでした。

どっちも素敵ですが、こちらの方がエキゾチックかなぁ~、と…。

(フリークさんなら、こっちの方が喜べると思います♪)

続いて、、、

Home Ramenのつけ麺です!!!\(^o^)/

フランクフルトでつけ麺!!!

たしか、(伝説の)「夢谷」でも、つけ麺を食べて感動したなぁ、、

こちらのつけ麺は、ちょい、日本人離れしたつけ麺、だったかな??

盛り付け方も、味わいも、どこかエキゾチックで、、、

麺の方には、もやし、ねぎ、わかめ、チャーシュー、半熟玉子など…

一通り、代表的なトッピングが揃っています。

わかめというのが、なかなかナイス!ですね。

麺は、細い麺だったかな。。。

食べやすい縮れた優しい麺でした。

スープは、こんな感じで、、、

見ただけでは、ちょっと分かりにくいスープ、、、かな。

こちらのスープは、わりと酸味のある魚介系の醤油スープ。

この酸味、懐かしいなぁ、、、

90年代のつけ麺のスープに通じている、というか、、、

酸味があって、少し辛味があって、さらっとしていて、味は濃い目で…

時代を感じる味わいのつけ麺でした(日本人的に、、、(;´・ω・))

今の時代からすると、少し淡白というか、ライトな感じがしますけど、、、

でも、こういうのが、本来のつけ麺だったよなぁ~って。。。

それを、フランクフルトで感じるっていうんだから、、、凄い時代です。

で、こちらが、担々麺です!!

こちらの担々麺も、なかなかの大当たりでした!!

これは、日本人からすると、かなり個性的な担々麺かも!?

中国人が作る美味しい担々麺って、こういうの?!という味わい。

僕は、日本の担々麺より、中国の担々麺の方が好き。

胡麻の味はなくて、むしろ辛さが際立つクリアなスープ。

辛い挽肉餡が味の決め手になっていて、徐々に辛さが際立ってきました。

これは、ホント、日本じゃ味わえない担々麺だ!

ベースとなるのは、塩スープかな??

そこに、挽肉たっぷりの辛味調味料が溶け出して、不思議な味わいになります。

辛いラーメンが好きな人にはたまらないかも!?

ラー油の辛さがびりっとして、刺激的でした。

麺は、こんな感じで、、、

中太の縮れ麺、かな??

スープと麺の相性はとてもよかったと思います。

しかし、やっぱり、この麺、どこで作られているのかが気になる、、、

やや乾麺っぽい感じもして、、、(;´・ω・)

そして、味噌ラーメン!!

最初、これが運ばれてきた時、「おお!!」って思いました。

見た目的には、全部食べた中でも、突出して本格的と言いますか、、、

日本人が喜ぶようなヴィジュアル、盛り付けになっていました。

でも、スープを飲むと、わりと普通の淡白な味噌スープの味でした。

さっぱり味噌ラーメン、ですね。。。

家庭の味噌汁で作ったラーメンって感じ??

やっぱり、ホーム味噌ラーメンだ、、、(;´・ω・)

味の三平で生まれたその当時の味噌ラーメンってこんなのだったのかな??、という。

それでも、これだけの味噌ラーメンが食べられるんですから、、、

時代は変わったものです、、、

麺は、上の担々麺と同じですね、、、

素朴な食感の素朴な中華麺。

量も適量で、ほどよくお腹一杯になれますね!!

最後に、唐揚げ+味噌汁+ご飯!(全部単品!)!!

唐揚げには、サラダもついていました。

これ、完璧に「唐揚げ定食」じゃん!!!

唐揚げは、日本で食べる美味しい唐揚げそのものでした。

こちらも、家庭(ホーム)の唐揚げの味わいでした。

若干、「竜田揚げ風」だったかな、、、と。

ご飯は、微妙に異国的だったかな??

それでも、日本人にはありがたい「白米」です!!

やっぱり素敵な「Home Ramen」でした!!

二度目で分かりました。

日本の「ホーム(家)」で食べる素朴で美味しい「ラーメン」なんだ、と。

旅レポでも書きましたが、、、

こちらのお店、中国人が経営するお店ですが、ホントクオリティーが高いし、

かつ、日本のラーメンともちょっと違うアプローチになっていて、面白いです。

Ramen Junも応援していますが、Junよりも、発想がぶっ飛んでいるというか。

フランクフルトといえば、Mukuが有名ですけど、、、

僕的には、このHome Ramenも見過ごせないかなって本気で思います。

日本人から学びつつ、日本人の手を離れたラーメンが楽しめる、というか。

しかも、ドイツのフランクフルトで、中国人が作る日本式のラーメン…

いやー、面白すぎますよ、、、

日本人観光客がたまたま通りがかる場所ではありませんが…

でも、ここでラーメンを食べて、動物園に行きましょう!!

あるいは、ボノボとご対面した後に、ここで一杯!!

フランクフルト動物園の近くに「Home Ramen」あり!!です。

フランクフルト市内では、僕的に一番素敵だなぁと思うお店です!!

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