語ることはない。これが東京中華そば。これがラーメン!大正5年の味!
今日は,大人気ギャルバンド、【中ノ森バンド】のライブを見に渋谷へ。でも,その前に腹ごしらえ♪ ♪
日本橋の老舗ラーメン店の『こんどう軒』へ。大正5年創業、実に75年の超老舗。近くにはたいめいけんもある。かつてのラーメン激戦区だったのだろうか?
こんどう軒はかなりレトロな店内。大正/昭和にタイムスリップしたかのよう。ラーメンは一杯450円だし… この場所でこの値段… ありえない… ラーメンはまさに昔ながらの中華そば。っていうか,これがラーメン。これが中華そばだ。まさに『そのもの』だ。これなくしてラーメンは存在せず,だ。かつて佐野実氏も「ここのラーメンのスープで焼酎10杯は飲める」と言ったとか・・・。
スープは熱々で,鶏ガラ+醤油ダレの基本の味。だが,雑味が全くなく,大衆ラーメンの域を越えていた。なんてことない味なんだけど,とてもバランスがよく取れている。配合がいいのだろう。「昭和の古き良き時代の懐かしい中華そば」。たいめいけんはちょっと洗練されているけど,こっちは武骨で大胆な味わい。麺は懐かしいウェイブ麺。僕好みの麺だった♪ つるつる~って感じで、ちょっと硬め(でもしっかり湯通ししている!)。あと、かなり驚きだったのが、燻製のチャーシュー。食べたらすぐに分かる味わい。このチャーシューは、老舗の昔ながらのラーメン屋さんのチャーシューとは思えないみごとな逸品だった。
卓上にある自家製ラー油を垂らすと,味がかなり変わる。ラー油そのものの質が良くて,これには感動だった。
やはりこの地域で生き抜いてきたラーメン屋さんなのだ。『ここのラーメンを食べずしてラーメンを語る事なかれ』とかつて知人に言われたが,まさにその通りだった。大正時代から受け継がれる、まさに伝統の味。
こんどう軒
東京都中央区日本橋2-6-7
03-3271-9184
11:00-21:00
なぜだか土曜日OFF!