いよいよ四月になりました。三年間続けてきた269gのブログ『Dr.keiの研究室』を終えて、こちらの『Dr.keiの研究室2』に完全移行してしまいました。ちょっぴり寂しいですが、こちらの新天地で頑張っていこうと思っています。よろしくお願いします。
さて、四月。僕もまた新たな気持ちで新しい学期を迎えたいな、と。一応、今の学校で三年間の勤めを終えた。これまでは、情熱と勢いとパワーでなんとかギリギリのところで踏ん張ってきた。でも、今年は、できるだけ普通にやってみようかな、と。淡々と「講義」をしようかな、と。
これまでの反省でもあるんだけど、こっちが限りない情熱でもって講義をしても、それほど成果(授業評価や自己評価、あるいは自分の中での納得度)が上がっていない、ということに気付いた。或る種のクールさ、というか、淡さが必要かもしれない、と思うようになってきた。また、90分、モノローグで語り続ける、という大学の講義らしさ、というのもやっておきたいと思った。それがいいか悪いかは別として、いわゆる「スタンダード」ができなければダメだ、と痛感したのだ。ただ面白さを求めるのではなく、粛粛と仕事をする、という態度をもちたいのだ。それは、手を抜いて講義をする、というのとは違う。言葉をしっかり話す、説明をしっかりする、小手先ではない仕方でじっくりと語る、自分の研究内容と重ねて論じる、そういう態度を身につけたいのだ。とはいっても、きっとダイアログになってしまうんだろうけど。
というわけで、今年のテーマは、『粛粛と仕事を全うする』、ということになりそうだ。修行僧のように、あてどなき旅をするかのように、一つ一つの講義を粛粛とこなしていきたい。これは、僕にはとても難しそうだ。でも、課題を立てることは悪いことではない。日々、僕らは生きている。学んでいる。そして、変わり続けていく。転がり続けていく。日々、目標や目的は変わっていっていいはず。今年は、今年でまた自分を厳しく見つめて、しっかりと地に足をつけて仕事を全うしていくのだ!(なんか青年の主張みたい・・・)
ちなみに、先月は41杯でした
*2月は46杯。1月は35杯でありました。