今年、佐倉に登場した新店です。
6月以来、約4カ月ぶりの訪問です。
僕的に、千葉県内の今年の新店でも、一番「おお~」って思ったお店ですかね。
なにからなにまでサプライズでした。
さて。
この4カ月で、新しいメニューが加わっていました。
「佐倉上タンメン」?!
佐倉といえば、たしかに「タンメン」なんです。
詳しくはこちらをチェック!
らんちばさんのブログもチェック!
佐倉の知られざる地ラーメン、この喜多方食堂との邂逅によって、広まるか?!?!
なお、こちらのお店のメニューは、どれもレベルが高いです。
一応、「喜多方」という名が店名に入っていますが、とにかく攻めてます。
なんか、ラインナップ的に、「麺処まるわ」に似てるっていうかなんていうか。
基本のメニューは意外とオーソドックス。そこに、辛いオリジナル麺があって、さらに凝ったメニューがあり、、、
ま、とにもかくにも。
上タンメン、いただきましょう!
いやー、、、
こりゃ、ただただ、旨い。。。
なんてこった。。。
開店当初からお話させてもらっている店員さんも、「これは自信ありますよー」とおっしゃっていました。
いやー、こりゃ、凄い。
昔ながらのタンメンとは違って、かなりパンチが強くて、キレがあります。
かといって、数年前に流行った濃厚系タンメンとも違って、さっぱりしています。
昔ながらのよさと、イマドキの攻撃性がうまく重なっていて、食べ手を引きつけます。
これ、タンメンを普段食べない人に、是非食べてもらいたいかも。
もしかしたら、新たに「タンメン」に目覚めるかもしれない。
しかも、佐倉でとれた野菜を使用している、とのこと。これもいいこと。
お肉も結構ゴロゴロっと入っていて、嬉しいです。
一つ、言うとすれば、ちょっと大人しいかなぁ、と。
やるなら、どこかを際立たせて、個性を与えてほしいかな、とも。
今のままでも十分美味しいけど、「普通」な感じがする。
せっかく佐倉というのなら、その佐倉でしかない何かがほしい。
けど、これって、常連さんのための裏メニューっぽい感じなので、このままでもいいのかも。
タンメンとしてはとても美味しい。けど、そこに「アウラ(唯一性)」がない。
それでいいのかもしれないし、改善の余地があるのかもしれない。
常連さんの意見が聴いてみたいところですかね。
うってかわって、こちらが、「浅草 鬼のからあげ」。
これが、ヤバかった。。。
どーち以来の大興奮。。。
どーちとはまた違った、極上のからあげに出会ってしまいました。
もう、ここに来たら、からあげ随時注文決定!!!
なにが凄いって、、、
見てください!!!!
これ、凄いんですから!!
鶏肉に、なんと皮を巻きつけています。で、それを揚げて、さらにその上に衣が付いているんです。
これって、二度揚げ?!?!
サクサク感も半端ないし、味もジューシーだし、変に加工もしてない。
とんでもないからあげと出会ってしまった感覚。
しかも、これ、どれも大きいんですよ。
それで、500円は安い。実に安い!!
感動しました。
そして、こちらが、この店でしか食べられない「きたかタンタン麺」です。
二度目ですが、やっぱ、これ、すごい麺料理です。
なんせ、お箸で食べられないタンタン麺ですからね。
麺の長さが、、、、
これじゃ、分からないかな?!
麺の長さが、2,3センチしかないんです。
もう、これは、食べてもらうしか、、、
説明できません。とにかく、他じゃ食べられない麺料理、としかいいようがない。
味的には、かなり山椒の強い辛いタンタンメン。
けど、いわゆる従来の中国系のタンタンメンとも味が違います。
ホント、これ、素晴らしいです。個性のかたまりのような味。
こちらが、一番スタンダードとなる「蔵出ししょうゆラーメン(あっさり)」。
お魚の匂いがふわ~っと感じる優しい醤油ラーメン。
なんていうか、普遍的に、誰でも食べられる上品なラーメン。
オーソドックスなんだけど、なんか、ひきこまれていく、というか。
最初食べた時は、ちょっと物足りないかなと思ったんですけど、違いますね。
味自体はしっかりしています。
誰が食べても美味しいと思えるところに、落とし所を見出している味、というか。
なので、これはこれで大切だし、実は一番需要があるようにも思います。
***
三度目の訪問ですが、改めて、このお店、好きだなぁって思いました。
オーソドックスさと、オリジナリティーの両方があります。
売れるラーメンと、美味しいラーメンが両方あります。
つまりは、バランスがとてもよいんです。
しかも、接客もとてもよいし、清潔感もありますし、空間も開放的です。
家族連れ、子ども連れのお客さんにも優しいですし、一人で来ても、落ち着けます。
本当に、非の打ちどころがないんです。
しかも、メニューも色々ありそうで、実はとても絞っています。
だから、散漫としていない。
2014年の新店としては、ホント、ピカイチのお店だと改めて思いました。
また来たいと思います!