この日は、お仕事で土気にやって来ました。
昔、鎌取に住んでいた頃はよく土気方面に来てましたが、、、
最近は、それこそお仕事でしか来ないところになってしまいました。
…
僕にとって、(今の)土気と言えば、、、
中島亭
が真っ先に思い浮かんできます。
千葉のラヲタさんたちなら、まぁ知らない人はいないお店ですよね。
かつては「樹幸」という名前で脚光を浴び、大人気店となったあのお店です。
中島亭に来るのは、実に実に8年ぶりのことになります…。
現在は「中島亭」という名前で営業を続けています。
でも、このお店はかつて「樹幸」という名前で営業していました。
麺家樹幸が産声を上げたのは、2002年のことでした。都賀の「海空土」や稲毛の「一'S」や前原の「やぶれかぶれ」と同期のお店ですね(先日upした高田馬場の「渡なべ」も2002年創業でした👆)。この頃はまさに「空前のラーメンブーム」で、次々に独創的でユニークなラーメン店が誕生していた頃でした。
樹幸は、僕が、というより、亡き我が父が大好きだったお店でした。
父は、当時なにかにつけて「樹幸に行くか?!」と僕に行ってきました。当時の僕はまだ今ほどラーメンバカではなかったので、「お父さんって、ホントラーメンが好きなんだなぁ」って思ってました(苦笑)。
樹幸に行っても、店主さんや奥様に話しかけるのは、僕じゃなくて父の方でした(苦笑)。
いつだったか、店主さんか奥様に、「どうして樹幸のラーメンはこんなに美味しいんですか?」と尋ねて、迫っていた日のことを覚えています。で、なんかすごく困らせていたような、、、(;´∀`)
その後、2013年に「樹幸」から「洋風カツレツ中島亭」に衣替えをして、ラーメンを下げて、洋食店として再デビューしました。ラーメン店を脱却して、洋食屋さんの道を歩むのか…と思った記憶があります。
ですが、やはりラーメンと共に歩んだ元樹幸~中島亭でした。しばらくして「ラーメン」も復活し、お店の名前も「ラーメンとカレーの店中島亭」となり、ラーメンとカレーのお店になりました。
こちらが、2024年9月の中島亭の券売機です!
22年の歴史をもつこのお店で、生き残ってきたメニューたちです。
今回は、「セットメニュー」にしようかなって思いました。
樹幸時代から大好きだった「こくまろ醤油」に、半カレーかミニチャーシュー丼のどちらを付けるか。
8年前のレポを見ると、半カレーを食べているので、今回はミニチャーシュー丼で!!
券売機横にあるポップにも、
1番人気のラーメン・セット
って書いてありますからね👆
しかも、税込で「990円」と、とってもお安いのです。
ラーメン一杯1000円超えする今の時代に、ミニチャーシュー丼付きで990円。
どれだけお安く設定されているかが分かるかな?!って思います。
また、平日ランチサービスということで、、、
①半ライス無料
②特製ラー油
のどちらかが無料で頂けるようになっていました。
僕は②の特製ラー油を頂きます。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!!
こちらが、2024年の中島亭の「1番人気」となる、
こくまろ醤油
+ミニチャーシュー丼セット
であります!
このこくまろ醤油を食べるのって、実に2013年3月以来、11年ぶりになります😢
もう、そんなに月日が流れてしまったのか、、、
前回は、樹幸が閉店する直前に最後に来た時に食べました。
こちらが、2024年9月現在の「こくまろ醤油」であります!!
11年ぶりのこくまろラーメン…
ずいぶんとヴィジュアルはかなり変わった感じがしますが…(;^ω^)
が、前に食べたのって、もうはるか昔のことなので、変わっていて当然というか…💦
見比べると、「もやし」が入ったのがかなり大きいですね。
11年前のこくまろと見比べても、ずいぶんとヴィジュアルが変わったことが分かります。
で、こちらがセットの「ミニチャーシュー丼」です。
このミニチャーシュー丼もかなり変わった感じがします。
小さく刻んだチャーシューがパラパラっと入っていますね。
そこに、もやしと刻み海苔が添えられています。
価格を抑えるための知恵や工夫が随所随所に見られますね。
zoom up!
背脂がたっぷりプカプカと浮いたあっさり醤油スープですね。
あっさりとした和洋折衷型の醤油スープに、大量の背脂。
言うなれば、「背脂醤油ラーメン」ってことになるのでしょうが、ホント「こくまろ」なスープになっています。
スープを一口飲むと、、、
「うおおおお!!!!なんだ、この奥深い深淵な美味しさ旨さ溢れるあっさりとした醤油スープは?!?! やっぱりウマい! 本当に旨い!!」
って思いました。
背脂が入っていてこってり感はあるけれど、どこまで清くすがすがしいスープになっています。そう、これが樹幸時代に生み出された「こくまろ醤油スープ」であります!!
コクのあるじわ~っと美味しい和風なのか洋風なのかよく分からない魅惑のミクスチャー系のまろやかなスープ、まさに「こくまろ」と呼ぶにふさわしい唯一無二の背脂醤油ラーメンになっていました。
いわゆる「背脂チャッチャ系」のラーメンの味とは違っていて、スープのアクセント&香りづけに背脂が使われていますっていう感じになっているんですね。だから、単純に「背脂醤油ラーメン」と片づけたくはないなぁ。
麺はこんな感じです。
麺もぷりぷりっとした食感が印象的な麺になっております。
滑らかで、肌触りのよい中太麺になっていました。
樹幸時代よりも太い麺になっていて、また縮れのないストレート麺になっているのが特徴的です。
今はどこの麺を使っているのかなぁ~(;´・ω・)
麺の量もしっかりあって、お腹にしっかり溜まります。
平日ランチサービスの「特製ラー油」です!
こちらは「中辛」になります。
これを入れると、こくまろなスープが一気に「赤くて辛いラーメン」に変貌します。
赤いこくまろ醤油ラーメン、これもいいですよ~~。
スープは、こんな風に赤茶色っぽくなっていきました。
うん、すっごく刺激的なスープになったぞ!!
けど、さすがは元樹幸。特製ラー油を入れても、「辛さよりも旨さが勝る」って感じです。
旨辛いこくまろ醤油スープのラーメンもやっぱり魅惑的であります。
あと、チャーシューはこんな感じですね。
かつての樹幸時代の4分の1くらいの大きさになっているかな?!
でも、「安さ」にもこだわっている中島亭だけに、これもまたお値段を上げない一つの工夫なんだと思います。値段を上げない代わりに、チャーシューは小さく控えめに、、、と。
僕的には、スープが激ウマだし、背脂もいっぱい入っているので、チャーシューはこれくらいで十分です。かつてのあの網焼き風の大きなチャーシューも恋しいですけどね👆
青森のくどうの店主さんの言葉じゃないけど、「ラーメンのように、細く長く」、営業を続けていくための一つのアイデアなんだろうなぁって思いました。あの「網焼き風」のチャーシューもまた恋しいですけど、、、
…
そんでそんで、、、
そして、ミニチャーシュー丼です!!
こちらのミニチャーシュー丼は、なんていうか「ひき肉丼」みたいな感じでした。
ひき肉みたいに細かく切られた細切れチャーシューで、チャーシューほぐし丼のような。
セットのミニ丼だからかもしれないけど、すごくシンプルで潔いミニ丼でしたね。
このミニチャーシュー丼に余ったスープを入れて食べると、「まいう~~🤤」ですよ。
あと、中島亭では、着席後に直接注文できるものも揃っています👆
僕は今回は、なにも注文しませんでしたが、、、
ここの「スープ茶漬け」、本当に美味しかったですよね~。
スープ茶漬けを楽しみにしていたかつての自分&父を思い出しました。
***
というわけで、、、
8年ぶりとなる土気の名店「中島亭」の実食レポをお届けいたしました!
11年ぶりに「こくまろ醤油」を食べましたが、2024年の今となっても「こくまろ醤油ラーメンは、やっぱり偉大だ!」って心から思えました👆
今の若い子たちや若いフリークさんは「樹幸」と聞いても、「は?!?!」って感じでしょうけど、この樹幸のラーメンこそ、00年代の千葉で、房総半島でとっても注目され、大人気になったラーメンなんですよー。
かつて、ホントに行列が凄くて、かなり待ったことを覚えています。
でも、今の中島亭も、昼時となると大変です。
たくさんのお客さんがどわっと来ていて、入口にある待合室の椅子は満席状態でした。
そうそう、あとコロナ以後ってことで、テーブル席はなくなっていて、カウンター席もテーブル席も「一人用」の席onlyになっていました。
この中島亭は、今は「家族向け」というより「おひとりさま向け」のお店になっていますね👆
こんな「餃子無料券」も頂いちゃいました。
これは、常連さん向けのサービスかな?!
1か月以内に来なきゃいけないみたいで、、、
なかなか土気に来ない僕には、まぁ、ちょっとこれを使うのは難しいかな…💦
テイクアウト・お持ち帰り系も充実していますよー!!
チャーシュー入りの「うま匠カレー」、気になりますね~。
スタッフさんを呼ぶときは、「挙手」ですね。
冷凍水餃子50個で1800円ですって!
宇都宮餃子と比べると、うん、これはお安いですね?!
中島亭の前に立つと、そこに亡き父が立っているかのような錯覚を覚えます。
かつての樹幸のラーメンをとても愛していた我が父。
ここは、そういう意味でも僕にとっての「思い出の場所」になるんですね。
いつまでもこのお店があって、そして美味しいラーメンが食べられることが一番の喜びです。
なかなか土気には来られないけど、また中島亭のラーメン、色々と食べたいなぁ…😂
鎌取のおゆみ野と同じ、外房のニュータウン「あすみが丘」。
日本がバブルで沸いていた頃に開発されたニュータウン。
綺麗に整えられた街は今も変わらずに綺麗だなぁって思いました。
今後、当時のニュータウンも「高齢者の街」になっていくんですよね。
ニュータウンの未来ってどうなるんだろうなぁ、、、
場所はこんな感じです。
土気駅からあすみが丘に向かうメインストリート沿いにあります✨
…
ニュータウン系の本もいっぱい出ていますね。
ニュータウンにも、光があり、影があり、、、
僕も、ニュータウンキッズだったって言えるのかな?!