大宮駅にやってきました!
大宮に来るのも、すごく久しぶりな気がします。
過去ログを見たら、前に大宮に来たのは、2017年4月のことでした。
>2017年に大宮で食べた「麺処ほん田niji」のレポはこちら!
なので、大宮に来るのは、7年ぶりとなります😊(ほん田nijiはもうないんですね…)
…
で、今回は、上のほん田nijiの記事でも触れております、
焦がしねぎらーめん葱次郎
にやって来ました!
ここ、2017年の時に「行きたい!」と思っていたお店なんですよね。
大宮エリアでは、中堅で確固たる人気を固持する実力派のラーメン店です。
その名の通り、「焦がしねぎ」をヒューチャリングしたラーメンが人気のお店ですね。
2012年創業のお店ですが、それ以前も「焦がしねぎらーめん葱坊主」というお店でやっていたみたいです。
その焦がしねぎらーめん葱坊主は、2005年、REX大宮の「七福神」に登場したお店で、葱坊主を立ち上げた店主さんは、その七福神にそれ以前にあった「(尾道ラーメン)柿岡や」で修業された方みたいです(こちらを参照!)。
なので、葱坊主時代を入れると、間もなく創業20年を迎えるお店になりそうです(僕のブログと同じ年数だ!😊)。
まさにまさに「中堅ラーメン店」の名に相応しそうですね✨
店頭に立てられていたメニュー看板です。
なかなか年季の入ったラーメンの写真がいい感じです。
まさに「中堅ラーメン店のメニュー表」っていう感じになっています。
店内のメニューの写真です。
うん、すっごくいい感じですね\(^o^)/
券売機です!
醤油、豚骨、味噌、基本のラーメンはどれも「800円」となっています。
大宮駅エリアのラーメン専門店としては、かなり安い価格設定になっていますね。
とりあえず今回の僕のお目当ては、焦がしネギ入りの、
醤油ラーメン(800円)
であります!!
焦がしネギラーメン、大好きなんです。ホントに好きなんです。
ミスター味っ子で「焦がしネギラーメン」を知ってから、ず~~~っと。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、葱坊主時代から受け継がれる「焦がしねぎ」入りの、
醤油ラーメン
です!!
このラーメンを見た瞬間、「わ、懐かしい、、、」って思いました。
なんか、すごく懐かしさと、あと、期待というか、希望みたいなのを感じました。
先日、超久々に行った「渡なべ」のラーメンにも通じる何か懐かしさと新鮮さを感じるヴィジュアルの一杯が、目の前に現れた感じでした。
zoom up!
黒い粒状のものがスープの表面にプカプカ浮いています。
そう、これが「焦がしねぎ」ですね👆
おそらくは焦がしねぎの入ったねぎ油をたっぷり使っているんだと思いますが…。
焦がしねぎ入りの醤油ラーメン、ホントに美しく魅惑的であります。
スープを一口飲むと、、、
「うおおお!!これぞ、これぞまさに焦がしねぎラーメンの醍醐味である!!」
って叫びそうになりました。
焼いた?焦がした?ネギの風味や香ばしさがふわ~~~って感じられて、一気に吸い込まれそうになります。
甘みとしょっぱさが相まって、食べ手の心を激しく揺さぶってくるかのような味わい。
…なんだけど、、、
イマドキの度を越えた濃さやしょっぱさや旨さではなく、90年代のテイストっぽくもなっていて。ある種、野暮ったさがあって、隙みたいなのもあって、ちょっと乱暴な感じの味わいになっているんですね。
甘さとしょっぱさを感じながらも、すごくすっきりとしたスープで、それでいて、ファット感もあって、「焦がしねぎ」というコンセプトもしっかりしていて、まさに「00年代の焦がしねぎラーメン」って感じがしました。
これはもう、あの時代の(ラヲタやインフルエンサーなんていう言葉がない時代の)「ラーメンフリーク」「ラーメンマニア」の人たち泣かせの一杯になっていますよ。イマドキのラーメン情報発信者にはあんまりピンと来ないかもしれませんが、、、、。あのかつての空前のラーメンブームの時代にラーメンと共に生きた人たちにはたまらない味になっていると僕は強く思いました🔥。
(このラーメンからも、なんか「もちもちの木」のエレメントというか、エッセンスを感じたんですよね。やっぱりあの時代、「もちもちの木」の影響って実はすごく大きかったのかもなぁ、、、)
麺はこんな感じです!
麺もなんかどこか90年代~00年代の麺に近い感じだなぁって思いました。
なんか、はるか昔の「麺屋武蔵」の麺を思い出すかのような、、、
ストレートの中太麺で、もぐもぐっと食べられる艶やかな麺になっていて、焦がしねぎ入りの香ばしいスープにすっごくマッチしていましたね。するするっと身体の中に入っていきます。
こりゃ、麺もスープも旨いぞ~~~\(^o^)/って感じです。
メンマはこんな感じで、極太メンマになっていました!
先日レポした「渡なべスタイル」のメンマかな?!と思いますが、、、
渡なべのメンマとは異なる「極太メンマ」でありました。
ご覧ください!!
チャーシューがすっごく綺麗というか、素敵なスライスチャーシューでした。
こんな綺麗にカットされたチャーシューってあんまり見ない気がしますね。
厚みもしっかりあって、厚みがあって、もちもちっとしていて、(見た目的にも)スラッとしていて鮮やかな形状になっていました。
1杯800円のラーメンなのに、こんな立派なチャーシューが2枚も、、、😂
味玉はこんな感じで、なんか00年代の「くんたま!」っていう感じでした。
焦がしネギ入りの醤油ラーメンに、くんたま!って感じの味玉、、、
うん、まさに90年代~00年代の面影を確かに感じる一杯になっていますね。
僕も90年代にラーメン店のラーメンに目覚め、00年代にブログを書き始めて、20年、ほぼ毎日ラーメンを食べて、ほぼ毎日ラーメンの記事を書き続けてきました。
90年~00年代のラーメンがやっぱり僕にとっての「原点」になりますし、「焦がしねぎラーメン」はその時代によく食べたラーメンであります。00年代初頭に食べた小岩の「揚げねぎらーめん満天」のラーメンは忘れられません…。
でも、それより何より、僕が料理・調理に目覚めた「ミスター味っ子」(2巻)に出てくるポンカン練り込み麺を使った「焦がしネギラーメン」が、僕にとっての永遠の憧れのラーメン、なんですよね。
こんな風に、味吉くんが作った焦がしネギラーメンを再現しようとする人がいるくらい、大きな影響を与えたんですよね、ミスター味っ子って。
なんか、そんな古き良き時代のラーメンをすごく感じる一杯でした!!
ここに来て、本当によかったなぁ~~~(n*´ω`*n)
***
というわけで、、、
大宮駅エリアで12年以上営業を続けている「焦がしねぎらーめん葱次郎」の初レポをお届けいたしました。
ようやくようやく「葱次郎」に来ることができましたー!!😂
葱次郎は、大宮駅エリアで外せない「名店」だなって思いました。
改めて、「焦がしねぎをラーメンに入れたら、こんなに旨くて魅惑的になるんだぞ!」っていうことを教えてもらった気がしました。もう、焦がしねぎラーメンなんて、どのお店にもないですからね、、、( ;∀;)
大宮という街に根付き、派手さこそありませんが、コンスタントにお客さんが常時集まってくる、確固たる人気ラーメン店だということも今回分かりました。
ド派手な行列やらなんやらはありませんが、お客さんの流れが止まることはない確かな人気ラーメン店。(この時、僕は「海空土」のことを思い出していました)。理想的な状態にあるんだな、と思います。
そして、何より、僕はこういうお店が大好きなんだなって思いました。
(千葉人向けに)千葉駅周辺で言うと、「万龍軒」に近い感じの存在の仕方というか、万龍軒のような存在なんだろうなって思いました(味云々ではなく、存在論的に)。
万龍軒もまた20年以上の歴史をもち、ド派手な行列こそできないものの、常にお客さんがやってくる常時人気のラーメン店です。こういうお店になることが、やっぱり(個人店にとっての)「最高の結果」なんだと僕は思います。
焦がしねぎ入りの醤油ラーメン、本当に美味しかったし、心から感動しました😂
「大宮に来たら、まずは葱次郎!」って言えるのかなって思いました。
ホントは、ここにある「半チャーハン」(200円)も食べたかったんです😢
でも、連食連食だったので、諦めました、、、。
ここの半チャーハンも、すっごく評判がいいんです。
どんなチャーハンだったのかなぁ~~~。
半ライスは、なんと10円!!!!
この10円っていうのが、なんかすっごくエモいですよね!!
次に来ることがあったら、「特選らーめん」を食べてもいいなぁ。
だって、らーめんがすっごく美味しかったから、、、。
でも、「醤油つけ麺」も食べてみたいなぁ、、、
「豚骨魚介つけめん」(900円)も気になるところです。
あと、「しお担担つけめん」(900円)っていうのもあるんですね?!
つけ麺は二種類あるんですよね。
豚骨魚介つけめんと、焦がしねぎの醤油つけ麺。
嗚呼、これ、どっちもすっごく気になるなぁ(つけ麺大好き人間なので…)。
なお、葱次郎って、大宮駅の「西口店」と「東口店」の2店舗あるんですよね。
今回は、西口店に行きましたが、東口店にもいつか行ってみたいなぁって思いました。
場所はこんな感じです!
大宮駅から徒歩で7分~8分くらいかな?!
十分に歩ける場所にありますよ!!