ザルツカンマーグートの中の有名な町がザンクト・ギルゲンだ。
ザンクト・ギルゲンは、モーツァルトのお母さんのアンナ・マリアが
生まれた町で、ヴォルフガング湖の西岸にある。
人口わずか1100人ちょっとの小さな町だ。
もともとは「漁村」(Ficherdorf)だったが、
現在は「観光」が主な産業となっている。
夏は避暑地として世界中から観光客が集まってくる。
が、冬はとても寒く、スキー客くらいしかいないようだ。
(なので、冬季休業をしているHOTELも少なくない)
この町で偶然泊まることになったのが、「Gasthof zur Post」だった。
このホテルの一階にあるレストランは、なんとミシュランにも
掲載されており、料理のレベルはかなり高いんだそうだ!
というわけで、こちらのレストランで夕食を取ることにした。
店員さんの話を聞きながら、すべての料理メニューを理解する。
すると、なんとこのお店にも、この土地ならではの「麺料理」がある!
っていうじゃないか。
この地域で取れた肉を使い、この土地で作った塩を使い、
麺をメインにしたザンクト・ギルゲンならではの麺料理だ、というのだ。
これを頼まないわけにはいかないだろう。
麺料理であるならば、なんでも食べるぞ!と。
で、出てきた麺料理が上の写真の一杯。
大ぶりで厚く切られた肉が印象的な麺料理。
ラーメン用語で言えば、ステーキ入り和えめん、といったところか。
肉にかかったソースを麺にからめて食べるタイプのもので、
明らかに和えめんっぽい麺料理であった。
ここの麺は実に美味しかった。
平打ちパスタと言われればそれまでだが、
それにしても、混ぜて食べる麺としては最強クラスの味わいだった。
これは日本にもちかえっても、絶対売れると思うなぁ、、、
うん、これはたしかに旨いし、すごい。
ミシュランに載るだけのお店ではあった。
このレストラン、他のメニューも半端ない。
こんなにすごいレストランはあまりお目にかかれないかも。
写真だけ載せておこう。
Gasthof zur Post オフィシャルHPはこちら!
(英語サイトもあります!)