2024年、GWの前半、
愚息と(愚息の一つ下の)S君と一緒に、1泊2日の男三人旅に出かけました。
鉄オタになりつつある愚息のリクエストで、まずは会津若松を目指します。
会津若松に行くのなんて、実に15年ぶりくらいになります。
…
まずは、東京駅から「山形新幹線E8系」に乗って、郡山駅へ。
郡山といえば、数年前に「郡山ブラックラーメン」の食べ歩きをしたなぁ~。
こちらが、新型車両【E8系】の車内です。
新型車両ということで、すっごく綺麗でした(*^▽^*)!
コンセントも全部のシートに付いていて、スマホの充電もばっちりです。
シート自体も、より快適に座れるようになっていました。
郡山は、そんなに遠くないので、あっという間に到着しました。
…
郡山駅からは、磐越西線に乗り換えて、会津若松を目指します。
磐越西線は、郡山~会津若松~喜多方~新津をつなぐ路線です。
この路線、一度、ゆっくりめぐってみたかったんですよね~。
磐越西線の車窓がとにかく素晴らしかったです✨
中山宿から猪苗代湖に向かう途中の景色がもう格別に美しくて…。
なんか、映画の世界に入り込んだかのような気持ちになりました。
これはもう、旅の車窓そのものでありますよ!!
旧中山宿駅の跡地もしっかり見れました。
ここはかつては「スイッチバックの駅」だったんですね~。
1997年までは、このスイッチバック方式で運転していたみたいです。
>旧中山宿と磐越西線についてはこちらを参照!
>詳しくはこちらを参照!
この中山宿駅で下車して、のんびりするっていうのも、やってみたかったなぁ。
そして、遂に…
会津若松駅
に到着です!!
会津若松駅で下車したことって、これまでの人生であったのかなぁ。
小さい頃に、会津若松には来ているとは思うんだけど、、、
15年前に来た時は、友人の車で来たので、駅には立ち寄ってませんね。
こちらが、会津若松駅です!!
こんな素敵な駅なんですね~~。
会津若松駅から、"お目当てのラーメン店"に立ち寄って、
そのまま、「鶴ヶ城」に向かいました。
やっぱり、会津若松に来たら、鶴ヶ城に行かないと…ですよね。
こちらが、鶴ヶ城の「お堀」です。
すっごく大きくて、静かで、優雅で、エレガントでした。
天気も良くて、とても心地よく、お城の敷地に入ることができました。
ジャジャーン!!!
鶴ヶ城🏯
です!!
ずっと見てみたかったお城にやって来られました😂
鶴ヶ城と書いてますが、別名「若松城」「黒川城」「会津若松城」などとも呼ばれています。
この鶴ヶ城、歴史的にもとっても古いお城なんです。
至徳元年(1384)に葦名直盛が築いた東黒川館を起源とし、文禄2年(1593)に蒲生氏郷が東日本で初の本格的な天守閣を建てて「鶴ヶ城」と命名しました。慶応4年(1868)の戊辰戦争では新政府軍の一か月に及ぶ猛攻に耐え、難攻不落の名城として知られるようになりました。明治7年(1874)までに天守閣をはじめとするすべての建物が取り壊されましたが、昭和40年(1965)に天守閣が再建され、平成に入り茶室や隅櫓も復元されました。平成23年(2011)には、屋根瓦が幕末当時の赤瓦にふき替えられました。
お城としての歴史は、なんと500年以上前からなんですね。
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城が19世紀の後半なので、それよりずっと昔からあるお城です。
このお城、本当に綺麗で美しくてカッコよくて、見惚れてしまいました。
1年半くらい前に、姫路城を見て、うっとりしましたが、それに負けてないなって。
鶴ヶ城の内部に入る階段から、前を見ると、、、
若松城本丸対面所跡地
が広がっていました。
何やらイベントみたいなのが行われていたのかな???
人がいっぱい集まっていました。
…
お城の中に入ると、天守閣に向かう途中のフロアは、
鶴ヶ城郷土博物館
になっていました。
会津若松といえば、「飯盛山の悲劇」が有名ですよね。
白虎隊の若者たちは、なぜ飯森山で自決したのか…。
16歳~17歳の若者たちの命を守ることはできなかったのか。
その謎を、分かりやすく、シンプルに教えてくれるエリアがありました。
10代の若者たちは、なぜ飯森山で自決したのか。
この問いに先立つ問いとして、
「いったいどんな若者たちが自決したのか」
という問いがあり、それに答える場所がありました。
白虎隊十九士
The 19 members of the Byakkotai
の16人のメンバーが紹介されていました。
この若者たちが自決したのですね。
「主君に殉じ、武士の誇りを守るために自刃するという道を選んだ」
とあります。
「最後まで武士であることを貫いた」
とも。
武士の誇りを守るため、というフレーズがすごく気になりました。
なんか、白虎隊の自決を美化し過ぎているような、、、
10代の未来ある若者たちを救えなかったことを反省すべきなのに…
これだけしっかりと「フルネーム」が記載されているとは、、、
この人たちを救う道はなかったのか。
彼らの死から、僕らは何か大切なことを学べるのかどうか。
記述を見ていると、「うーん、、、」って思うところもいくつもあって、、、
なんか、すっきりしない「展示」になっていました…。
鶴ヶ城そのものの歴史についても学ぶことができます。
1868年に、鶴ヶ城が「開城」ってなっていますね。
その後、取り壊されることになるのですが、、、
その時の写真が、ものすごく衝撃的で、、、💦
ここまで、崩れかけていたのか、と、、、。
こんな風になったお城も一度は見てみたいものだなぁ、、、とも思いました。
天守閣からの眺めです。
とってもきれいな見晴らしでした。
はるか向こうに、雪山がうっすらと見えています。
新潟方面か、あるいは、山形方面か、、、
ホントに、素敵な眺めであります。
お城の中を回ったら、石垣を見て回りました。
立派な石垣ですね~~。
ここは、横手坂(椿坂)あたりであります。
そしてそして、、、
本丸茶屋
にやってきました!
こういう茶屋も、僕、大好きなんですよね~(n*´ω`*n)
この「焼だんご」、すっごく美味しそうじゃないですか?!?!
これを食べようと思ったんですけど、、、
お店の人に聴くと、
「天ぷらまんじゅうがおススメです!」
とのことで、、、
会津名物
天ぷらまんじゅう(150円)
ですね。
>会津天ぷらまんじゅうとは?!
まんじゅうに、衣をつけて、揚げるんですね、、、
お店の人曰く、「会津に来たら、まずはこれ!」とのことでした。
本当に、まんじゅうを揚げるんです!!Σ(・□・;)
ジュージューっていう音がとっても心地よいです。
本当に、目の前でまんじゅうを揚げてくれるんです。
そして、完成!!!です\(^o^)/
熱々の天ぷらまんじゅう…。
これ、面白いなぁ~~。
美味しいし、面白いし、これは食べる価値、大ありですね💕
そして、こんな立て札が、、、
ならぬことはなりません
って書いてあります。
これは、什の掟の有名なフレーズですね。
こちらが、【什の掟】の一例です。
なんか、すっごく儒教っぽいっていうか、、、
上限関係重視なのが伝わってきますね~~。
それにしても、これ、全部、今、壊れてますよね。
年長者にお辞儀をしなければならないって…(まず、しないですね…)
戸外で物を食べてはなりませぬって…(みんな、どこでも食べてる…)
武士道って書いてあります。
武士道って、何なんでしょうね?!?!
色々読んだり調べたりしましたが、、、
この早乙女貢さんもまた、会津の武士道について論じる方でした。
この人の「見解」がかなり会津では強いのかな?!と思います…。
一度、これ、全部しっかり読んでみたいなぁ。。。
鶴ヶ城から会津若松駅に戻る途中、
こんなラーメン屋さんを見つけました。
こだわり支那そば大笑家
という名前のお店です。
「家」と付いてますが、家系じゃないですよ(苦笑)
>こちらの記事はとても詳しいです。
こちらにもいつか来たいなぁって思いました。
今回は、断念、、、( ;∀;)
…
さて、ここから会津若松駅に向かいます。
今回の旅の最大の目的を果たすために!!!
森と水とロマンを求めて!!!✨
wait!