Dir en greyのボーカル京のソロワーク、
sukekiyo
sukekiyoのニューシングル(?)が通販限定で発売となりました!
Dirのファンやsukekiyoのファンの人にはもう言わずもがな、ですね。
でも、板谷祐→TUSKのファンの人は、この作品の最後の曲のことを知らない人もいると思うので…
今回のニューシングル(?)の5曲目に、
なんとなんと、
TUSK(新宿心音会、THE SLUT BANKS)が登場しているのであります!!!
TUSKファン、スラバンファン、心音会ファン、
そして、ZI:KILLファンの人は、絶対に聴くべきでしょう!!!
その証拠です(苦笑)
leather fieldという曲で、Collaboration with TUSK、となっているんです!!
このleather fieldは、既に発表されている曲で、そのリミックスとなります。
原曲はこんな曲です。
この曲のどこに、TUSKが入るんでしょう!?
もう、こればかりは聴かないわけにはいかないですよね。
これまでのTUSKのどの曲にも当てはまらなさそうな歌になっていました。
かつてのZI:KILLのTUSKっぽさも、今のスラバンのTUSKっぽさもありそうな…
でも、どのTUSK=祐でもないような…
しかも、かつての【真世界】のようなドロドロっぽさもありそうな…
この作品は、通販限定です。以下のサイトで購入できます。
ディルが好きで、TUSKが好きな人には、もう「失神寸前」でしょうね。
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本作は、基本的に『ANIMA』+カップリング4曲というシングルです。
このANIMAという曲が、とんでもなく素晴らしい楽曲なんです。
美しいピアノの旋律で始まる壮大なバラード曲。
これまでのどの曲よりも聴きやすく、映画のエンディングとかに使われそう。
歌詞は、女性目線の歌で、絶望の中で愛を求める鎮魂歌のような…。
[許した身体の数だけ 愛を探しています
in the rain
まだ言い訳が浮かばないの?
どんな言葉でもいいから アナタを感じていたい
in the rain]
最後の最後まで緊張感というか、切羽詰まった感じが続きます。
この世界観、本当に好きだ…。
5曲、どれもsukekiyoワールドが全開です。
あと、3曲目の「304号室 舌と夜」は、第三帝國楽団(京)のリテイクですね♪
これも、確実に進化しています。そして、sukeikiyo化しています。
4曲目の「elithabeth addict」も、既発表曲のリメイク。
アコースティックバージョンということで、より陰鬱とした感じになっています。
これ、病んでいる時に聴いたら、どこまでも塞ぎこみそう…。
でも、こういう曲を求めている人って、今の時代、多いんだろうな、、、
***
というわけで、sukekiyoの新作、
TUSK=板谷祐ファンのみなさまも、是非聴いてみてください!
京のファンのみなさまは、是非この機会にTUSKの歌世界にも触れてみてください!
京と僕は同い年。
だから、気持ちは分かります(多分)。
同じ時代に、同じバンドを愛した人間だから。
今回のコラボを一番喜んでいるのは、きっときっと、京本人なんじゃないかな!?
TUSKは、あの時代、最も異彩を放っていたボーカリストだった。
あの時代、TUSKの歌に惚れて、この世界にはまり込んだ人も多かった。
そして、あの時代、同じ場所で、きっと同じように、TUSKの歌に酔いしれていたんだろう。
僕はその後、音楽の道を一度断ち、学門の道に進んでいった。
京は、同じころに、最も厳しい時代を超えて、次世代のV系シーンを作り上げていった。
忘れもしない1998年、僕がドイツに飛び立った頃、京は、メジャーシーンに飛び出し、世界を広げていった。
単純に、京の歌が心底大好きな僕だけど、
心のどこかで「こいつ、スゲーなぁ、、、クソっ」って思ってる(かも)。
80年代末~90年代初頭に、きっとどこかのライブ会場ですれ違っているんだろうな…。
あの時代、まだこの世界には、そんなに男も多くなくて、、、
ライブ会場で、「あそこに、男がいる!」って喜んでた記憶があります。
その一人に、きっと京もいたんだろうな…、と思うと、、、
この世界に入って、膨大な時間をそこで過ごしているわけで…。
でも、僕も、あの世界を離れてもなお、あの世界に焦がれていて、、、
…こういうことを書き出したら、きりがないので、やめます。
了