Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

熊ぼっこ@千葉北(花見川) 創業40年!かつての行列店、ラージャンメン発見!!

花見川区ミニ・ラーメン探検も佳境に入ります☆

一つ、花見川区の大きな謎が見つかりました。なぜ千葉北警察署前交差点から三角町までの通りには、ラーメン屋さんが集まっているのか。これは、とても面白い疑問です。ある人が言っていました。「この通りだけは、ラーメン屋さんがたくさんあるのよね。不思議だわ」、と。ホント、不思議ですよ。ま、とは言っても、大きな街のストリートほどではないですけどね。

さて、僕の目に止まったお店がこちら。「本場の味 サッポロラーメン 熊ぼっこ」。かな~り、古そうなお店です。昔からの常連さんか、あるいは僕みたいなある種ハードコアなラーメンフリークじゃないとなかなか入れなさそうな雰囲気というかオーラを放っていました。いや、ホント、色々、マニアックなラーメン屋さんを回っていますが、こちらの「入りにくさ」は半端ないですね。ま、「ごいみ」ほどじゃないですけど。。。

で、中に入りますと、僕の親世代(=団塊世代)のご夫婦がおられました。話を聞くと、創業40年の歴史をもつお店で、この界隈では一番古いお店のようです。開店した頃は、近所の人や学生であふれかえり、行列もできていたんだとか。近所に、千葉工業大学のグランドと寮があり、そこにいた学生たちがたくさん来てくれていたんですって。ですが、今はそういう学生もいなくなり、静かにひっそりと営業を続けているようでした。40年前というとまさに70年代初頭。団塊世代が結婚し、続々と子どもを産む時期。日本もまだ活気があった頃。この周辺にも、たくさんの学生や労働者で溢れていたそうです。

そんな古き良き時代を肌で感じられるお店でした。

なお、熊ぼっこは、もともとはフランチャイズ店だったそうです。が、本部が倒産してしまい、現在は個人店として営業しているんだそうです。聞くと、「昔はどこにでもあったお店でしたが、今は3店舗ほどしか残っていません」、とのこと。ってことは、このお店、かなりレア、貴重な存在じゃないかな。それに、70年代の味噌ラーメンブームの名残も感じられるし、上の看板からも窺えるように、この70年代に流行った味を楽しめます。

さて、メニュー。

  

メニューをみると、色々とあります。味噌ラーメンが定番なのかな、と。でも、ラーメンもある。どうしようかなー、と悩んでいたら…

なんとなんと、「ラージャンメン」があるじゃないです!!

勝浦の人気店、「宮下」でも、ラージャンメンが提供されていました。ラージャンメンは、僕が今一番知りたいラーメンの一つです。いったい、ラージャンメンのルーツはどこにあるのでしょうか? ラージャンメンについて、もっと深く知りたいと思っています。なお、漢字で書くと「辣醤麺(面)」となります。

http://gigazine.net/news/20100919_rajanmen_ohsho/

いったいどんなラーメン(=ラージャンメン)なのでしょう?

  

見てください! これですよ。赤く染まった野菜入りの辛いラーメン。味のベースはラー油と豆板醤かな。かなり勝浦タンタンメンチックな方向性のラージャンメンでした。ってことは、宮下と同系統?! いや、そこはちょっと違うかな、と。

ここのラージャンメンは、フライパンで野菜とスープを熱する方法を取っています。スープは豚・鶏かな、動物系スープが強く、また化調もばっちりでしたかね。シンプルなスープです。それに、ほどよい辛さが加わっています。 

いやー、程よくジャンクで、程よくハマるタイプのラージャンメンです。石神師匠がある場所で、現在のラーメンの発展で目覚ましいのはラー油だ、と書いていましたが、このラージャンメンを味わうと、昔からラー油とラーメンの相性はよかったのではないか、と思えてきます。今現在、ラー油とラーメンの融合はかなりの勢いで起こっていますが、このラージャンメンを考えると、勝タンを含め、意外と昔からあったんだろうな、とも思うわけです。

チャーシューやメンマ等のトッピングはなし。豚肉、ネギ、ピーマン、筍等が入ります。見た目はごってりしていますが、野菜のおかげで、結構これがさっぱり食べられちゃうわけです。

麺も、全く違和感なく食べられるタイプのものでした。フランチャイズ本部がなくなった時に、麺を変えたそうです。それなりにきちっとした麺だったなぁというのが僕の印象です。普通に食べられる麺。

いやー、お店に入った時、「こりゃ、間違えたかな~」と一瞬思ったわけですよ。ところが、入って大正解。そして、ラージャンメンを頼んで大正解でした。まぁ、若い女の子たちには99%無理なラーメン屋さんだと思いますが、ここのラージャンメンは一度食べてみる価値あると思いますよ。

よし。「ラージャンメン」を求める旅をぼちぼち始めましょうか。ラージャンメンの発祥はどこなんだ?!

すごいレトロで、なんともいえない入口でした。

すぐ近くに、「千種家」という家系ラーメン店もありました!(が、フリーク的には、やはり熊ぼっこの方が圧倒的に、マニア度が高いです★)

いつか、こちらにも来たいなぁ、と。

コメント一覧

kei
めぐみさん

コメントありがとうございます。喜んでいただけてよかったです。他にいいお店があったら、是非おしえてくださいね。
めぐみ
すっごい!このレポートに感謝です。
熊ぼっこについて情報が欲しかったので、大助かりです!ナイス記事ありがとうございました✨
Unknown
2美味しいよ!(^^)!
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