Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

肉煮干し中華そば さいころ@ワンズモール(稲毛/スポーツセンター)

さいころは、都内の大人気店、「地雷原」のネクストブランド(?)。

…っていうか、地雷原という名を捨て、再出発なんだとか…
http://ikemen.blog.so-net.ne.jp/2011-09-05

流行り廃りの激しい都内ならではって感じもしなくもないですね。

そんな都内の人気店がワンズモールにやってくるとは、、、
ビックリですねー。

 

色々メニューはありますが、基本は中華そばのようです。
トッピングの違いがあるだけで、基本は一緒なんだとか。

というわけで、「中華そば」を注文。

 

煮干しの香りを強く感じるあっさりでちょっとファットな中華そばでした。
煮干しの旨みを存分に生かした昔ながらの中華そば風ラーメン。
いわゆる永福町系とも濃厚煮干しとも異なるあっさりじんわり煮干しラーメン。

青森を若干感じる、でも、どこか都内的、そんなラーメンでした(苦笑)。
青森の味に刺激された都内の煮干しラーメンを千葉に持ってきた、みたいな。
イメージ的には、凪グループ的な? うーん。思い浮かびません。。。

う~ん、でも、なんか惜しいなぁ。なんか…
数年前に食べてたら感動できたかもしれません。
色んな意味で。

千葉には、煮干しを使った気合の入ったお店がいっぱいあります。
なので、煮干しラーメンって、よっぽどじゃないとキラリ光らないんですよね。
味的には、意外と千葉にはないタイプだとは思うのですが、
煮干しラーメンは(今や)ホントたくさんあるので、、、

あと、ここのラーメン、完璧にレトロコンセプト。
器をみると、それだけで心がゆるんじゃいますよね。
超最先端を行こうとするまるわと対照的に、レトロコンセプト。
(ただ、店長さん?は、見事に都会的、、、)

うーん、だから、評価は極めて難しいですね。。。

悪くはない。けれど、どこか腑に落ちない。
ノスタルジック。けれど、そこに物語はない。
そんな感じですかね。

麺は、かなり絶賛されていますねー。関係者内でも大絶賛らしいです。

でも、僕はNOでした。それは、自分が青森のラーメンを愛しているから。
こういう味わいのスープには、ここみたいな都会的なプリプリ太麺はNGなんです。
美味しいとは思いますが、NG。「やめてくれ~」みたいな。。。
(これは青森LOVEの僕的に、という意味です)

敢えて言わせてもらえれば、麺がスープを活かせてない。
麺がでしゃばり過ぎて、あっさり煮干しラーメンの良さを壊している。
そんな気がしました。(僕的には、ですよ)

*あ、美味しくないけどOK、美味しいけどNG、というのが僕の規準にあるんだ…

基本的に大好きな味なんです。だからこそ、なんか歯がゆいんですよねー。。。

***

でも、お客さんの入りは上々でした。

このヴィジュアルで、この味なら、お客さん入るでしょうね。。。
ある意味、無難な味わいとも言えるかも。
(いや、味的には全然無難ではないはずなのですが、、、)

お客さん心をよく分かっているお店だなぁと僕は思いました。

さ、福たけVSまるわVSさいころ、という凄い展開になりました。
(他のお店は、、、すみません、未食ですので、、、)

ワンズモールは極めて厳しい立地です。
これまでいったい幾つのお店が登場しては消えていったでしょうか。
その中で、唯一?成功した福たけ。
それに、まるわ、さいころは追随することはできるのでしょうか?

でも、こういう厳しい条件下こそ、ある意味、チャンスなのかもしれない。
ここで人気が出れば、きっとどこでも成功することでしょう。
オープン時期から見てる僕としては、本当にここは厳しいですよ。。。
そんなラーメン劇場で、人気店になれたら…

本当に凄いことだと思いますよ。。。

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