Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

らあめん工房まんぼぉ@稲毛(四街道) くらげ冷やし和えそば


五月限定のくらげ冷やし和えそば(930円)

昨年、彗星の如くに現れたらあめん工房まんぼぉも、遂にめでたく創業一周年を迎えることになった。千葉拉麺通信で話題となり、関東圏内を網羅したラーメン本にも紹介されるにまで至った。洋食屋さんからラーメン屋さんへの転業ということもあって、千葉のラーメン界では少なからずまんぼぉが話題となった。

創業一周年、おめでとうございます!!

基本となるラーメンは、佐野実氏の味を彷彿とさせるあっさりとしていながらもコクと旨味を強く感じる醤油ラーメン。長年、料理人として生きてきた店主さんの腕と経験がキラリと光るラーメンはこの一年で多くの人を魅了した。

しかし、それに留まらず、まんぼぉでは毎月限定のユニークな創作ラーメンが出されている。ベテラン店主だからこそ為せる面白い創作麺を味わえることも、このお店の特徴かもしれない。また、毎回作られる限定麺のタイトルもその紹介文もたいへんユニークで、店主の文才もキラリと光っている(↓)

さて、今月の限定は、なんと高級クラゲを使用した和え麺だった!その名も「くらげ冷やし和えそば」だ。価格は930円だが、それでも原価割れ寸前!ということで、創業一周年を記念したメモリアルスペシャル麺になっている。

上の写真を見てもらえれば分かると思うが、くらげが「これでもか!」っていうくらいに使用されている。くらげのプリプリっとした表面とコリコリっとした食感がたまらない。普通「くらげ」というと、和え物や酢の物で食べる程度で、「さぁ、くらげを食らうぞ!」とは思わない。だからか、まずくらげの食感の良さに感動してしまった。

味は、スッとする酸味と甘みと旨味が合わさったユニークな味。最初、グレープフルーツか他の柑橘類を使っているのかな、と思ったが、なんともドレッシング+ゆずを使っているのだそうだ。ビネガーの酸っぱさとは違う甘みのある酸味はドレッシングとゆずによって生まれていた。また、まんぼぉ自慢のスープも使っていて、旨味もしっかりと含んでいた。冷やし中華と和え麺の間くらいの麺料理で、なかなか他に見ない個性的な和えそばだった。

また、トッピングも素晴らしかった。トマトもさることながら、キュウリがとても美味しかった。酢漬けにしているのだろうか。ほどよく撓ったキュウリは、包丁で丁寧に切込みが入れられていて、新鮮な酸味を感じることができた。シソもまるまる三枚入っている。シソとくらげと麺を合わせて食べると、これまでに体験したことのない新世界を体感することができるだろう。

しかし、くらげは本当に素晴らしかった。ビールと一緒にこのくらげを食べると最高だろう。今日はちょっと寒かったが、蒸し暑くてけだるい日にこの和えそばをビールと一緒に食べたらすごく幸せを感じることができるだろう。

まんぼぉ一周年を記念したスペシャル和えそば、是非いかがでしょう!?


麺もひきしまっていて、モチモチしていてGOOOOOD!


是非食べてもらいたいチャーシュー丼、美味!

 

 さらに!

まんぼぉのスタンダードメニューとなる醤油ラーメン(写真はワンタンメン)。この醤油ラーメンの味がかなり変化していた!

オープン当初はそれほど魚介の味が強いわけではなく、どちらかというと醤油や鶏の味が全面的に出ていた。が、最近のまんぼぉは魚粉を結構使用していて、魚の旨味が強く際立った醤油ラーメンになっている! かつての味は全体的にはすごくよくまとまっていたが、若干インパクトにかける地味なものだった。が、魚節を積極的に入れることで、シャープで印象に残るラーメンになった。

また、チャーシューもさらにさらにさらにパワフルでがっつり食べられる肉に変わっていた。最近、限定ばっかりだったが、その間に看板のラーメンが劇的に変化していた! ビックリ。。。

是非、この上品な魚介醤油ラーメン、味わってもらいたい!


らあめん工房まんぼぉ
千葉市稲毛区小深町3-1
043-424-3239
月曜日OFF
11:00~21:30頃
駐車場有
場所はこちら

2008年04月12日の記事はこちら 限定塩トマトらあめん
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2007年12月20日の記事はこちら 限定鶏塩ラーメン
2007年11月26日の記事はこちら きのことかもの和風らうめんガラムマサラの香り
2007年10月13日の記事はこちら 久々の醤油らーめん。美しいです!
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2007年5月25日の前の記事はこちら 塩らーめんとワンタンメン
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