先週に引き続き、またまた「赤まろラーメン翔」にやってきてしまいました!
前回の記事はこちら
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/69fb1336b0967d051129ecc7699813f4
なんと、赤まろラーメン翔の麺が、あの某カラスさんの製麺所の麺に変わったという「噂」を聞きつけて、真相を確かめにきたのでありました。ちなみに、麺の変更については、翔のブログでも告知されていました。
http://blogs.yahoo.co.jp/akamaroshou/5611974.html
http://blogs.yahoo.co.jp/akamaroshou/5612083.html#5649127
赤まろラーメンが更に進化するのかどうか。前々から、店主さん自身もここの麺の弱さについて考えておられました。スープと同じくらい、重要な麺ですからね。しかも、それがあのカラスさんの麺になる、と。いったい、どんなふうに変化しているのか、とても興味があります。
というわけで、今回も赤まろラーメンをば。そして、今回は、久々にしょうゆラーメンも頂きました。どうぞ、ご覧あれ!
いやー、相変わらず、お綺麗なヴィジュアルです。見ているだけで、お腹がすいてきます
見た目は落ち着いた感じですね。二つに割った煮玉子が入り、ネギが盛られ、メンマが脇に添えられ、ひき肉が全体にちりばめられ… そして、スープは赤く、玉ねぎがいっぱいスープの中に沈んでいます。ラー油の赤、そして玉ねぎのまろやかさ、それをうまく合わせた「赤まろ味」。唯一にして、無二の味。温かくて優しくておっとりした味でありながら、どこかうっすらとワイルドさもあるラーメンなんですね。見た目は怖そうなのに、実はすごい優しい兄ちゃんって感じの味です。いや、ホント、見た目はイケイケなんですけど、味的にはほんのりやさしいスープなんですよね。ここが、一つ、このお店のポイントかと思われます。
そこにですねー、どかーんと入り込んできたのが、ジャイアニズムさながらの太い麺なんです。ほわ~っとしたスープに、どか~んとした麺が組み合わさります。これまで麺もほわ~んとした感じでしたが、麺が変わり、ある意味で、「強さ」を感じるラーメンに変化したように思いました。これまでの弱さがない。力強さが倍増したと思います。このロケーションで、こういうお店に来て、この麺、うーん、食べ手を驚かすだろうなー。面白いです。それに、この界隈に住む若い人たちを考えると、これくらいのパワーは麺に欲しいところです。
ただ、上にも書きましたが、こちらのスープはとにかくほんのりやさしくじわ~っとくる味わいなんですね。それに、こういう麺が入ると、完全にスープが麺に負けてしまうんです。やさしいスープにやさしい麺だからこそ、組み合わせたときに、そういう一体感が生まれるわけで。今回、食べた感じだと、そういう一体感が前に比べてなくなり、ちょっとスープと麺がちぐはぐになっていた気がします。とはいえ、まだ初めて間もないわけで、今後、その調整も図られていくと思います。僕がちらっと思ったのは、ひき肉を少し増やすとか、チャーシューを入れるとかすると、バランスが一気に変わる気がしました。麺って小麦粉でしょ。で、強力な麺に対して、肉で食わせると、そういう部分があってもいいのかな、と。スープをいじるんじゃなくて、トッピングで、麺の強度を補う、と。(現在使われている麺は、ドロドロ濃厚系スープに限りなくマッチするんです。けど、翔のスープはそもそもあっさりでこれ以上ドロドロにはなってもらいたくない。ならば、肉で旨みを強める、というアプローチがあるかな、と)。
いやー、ラーメンフリークって鬱陶しいですねー(苦笑)。余計な御世話じゃっつうの(という声が…汗)。でも、気になるんだから仕方ないです、はい。だって、フリーク=風変りな変狂者ですもん。
でも、以前よりもワイルドでタフでパワフルなラーメンになったことは間違いありません
ただ、麺がここまで強度の強いものになった以上、さらに力のあるラーメンにしていく必要も出てきているように思います。ラーメンに答えなし、です。ますます今後の翔のラーメンが気になってきます。この麺が導入されたことで、さらに美味しい赤まろラーメンへの可能性が拓けた、と僕は解釈しました。ホント、次食べに行くのが楽しみですもん。
こんな麺でした。ちぃ麺ですね。この麺と、翔はどう向き合い、どう進化していくのか。それが最大のポイントです。
個人的にはこの麺大好きですからね、この麺にぴったりとはまるように、どうラーメン全体を再構成するのか。楽しみであります。
さて、続けて、久々のしょうゆラーメンを!
ひえ~~~~~。あのー、ここのラーメンって、こんなヴィジュアルでしたっけ?? めちゃめちゃ美味しそうなんですけども…汗
前回食べた時は、ちょっとあのその、ちぐはぐ感が否めなかったのですが、今回、このラーメンを食べて、ひっくり返りそうになりました。「う、うまい」、と。揚げ玉ねぎと、生(?)の玉ねぎが両方入っていて、まさに玉ねぎしょうゆラーメンになっていました。これはすごい! パワフル全開ですよ。適度なオイリーさもあり、ヤミツキ感もしっかりありました。これ、香味油なのかな。油の風味?がとても印象的でした。
魚介のダシもがっちりと効いています。元和食の店主さんらしく、じわっとくる旨みを、目立たせずに利かせているところはさすがだと思います。ここもポイントだと思うので、「和風玉ねぎ醤油ラーメン」といったところでしょうか。いや、これはお世辞抜きに、かなり旨いですよ。しかも、老若男女問わず、万人に愛されそうな味になっています。それでいて、個性もある。
ある種、自分の中では、理想の一杯といったところですかね。強烈な個性を発する赤まろラーメンに負けずと劣らない絶品ラーメンに進化していました。
麺は、これまで同様、細い縮れ麺になっています。都会型の赤まろラーメンの麺に対して、こちらはほっとする細い縮れ麺。この区別も素晴らしいと思いました。中華そばはやっぱりこういう麺が最適ですからね。
玉子も上品で綺麗です。でも、どうして赤まろラーメンは二つに予め切っていて、こちらは丸ごと一個なのでしょう? 不思議。。。
いやはや、心底満足の和風玉ねぎ醤油ラーメンでした。美味しかった!
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こんなブログの記事も見つけました☆
http://blog.livedoor.jp/bluetomo/archives/51816726.html
嬉しいですねー。こういう風に言ってもらえることが、、、 幸せなことです。はい。今後も、本当にいいお店を目指して、翔なりにゆっくりと進化してもらえれば、と願っています。のんびり、ゆっくりがぴったりなお店ですからね!