Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

和風魚介出汁✖創作麺所 後関@西船橋 しゃけ、さば、鯛、甘えび、めひかりなど実に11種類の魚介系ラーメンがあるんです!

2か月くらい前に来た時はまだ営業していませんでしたが、、、

その後すぐの3月25日に開業した西船橋の超ビッグな新店、
和風魚介出汁✖創作麺所
後関

にやってきました!

ちょっとこちらのお店、とんでもないラーメン屋さんでした。

あまりにもとんでもなさ過ぎて、冷静さを失うほど、、、

できるだけクールダウンして、冷静にレポしたいと思います。

このお店は、ちょっともう普通じゃない「魚介系」のラーメン店なんです。

店名には「和風魚介出汁」と書いてありますが、それと「鮮魚系」を合わせた感じ?! でも、いわゆる「鮮魚系」とも一線を画す感じのラーメンになっていて、もう「ネオ魚介系」としか言いようがないかもです。

メニュー(味)も、ビックリするようなラーメンがオンパレードで、一人や二人で来ても、多分このお店の凄さには気づけないんだろうな、とも思います。

今回、奇遇にも6人で来たので、合計5種類のラーメンを食べましたが、どれもホントにすごい魚介ラーメンばかりで、心底、「すげーぞ、、、」って思いました。

今回は特別に、まずその5種類のラーメンをそれぞれ見ていき、その後で、一つのラーメンについて詳しくレポしたいと思います。どのラーメンもホントぶっ飛んでて、面白くて、美味しくて、刺激的でした。

こちらが、後関の基本のラーメンです。

①魚介醤油いわしラーメン 
魚介醤油しゃけラーメン 
③魚介醤油さばラーメン 
魚介醤油鯛あらラーメン 
魚介醤油あまえびラーメン 
魚介醤油めひかりラーメン 
⑦白湯醤油 
⑧ソナカ醤油 
⑨魚介醤油アブラボウズラーメン 
魚介醤油鰤あらラーメン 
⑪魚介醤油キンメダイラーメン

と、なんとなんと11種類の魚介系ラーメンが用意されているんです!!

もう、これを見た瞬間、ラヲタ=ラーメンフリークの僕は大絶叫でした。こんな色んな種類のお魚を使ったラーメンを出すお店なんて、見たことも聞いたこともありません。

しかも、このいずれのお魚も、店主さんとつながりのある鮮魚店からしっかり卸していて、このお店の厨房でお魚をさばいて調理して、ラーメンのスープにしているっていうんですから、もう唖然ですよ、、、

今回は、この11種類のラーメンのうち、5つ(赤色のラーメン)を食べてみました。まずは、その5つをご覧ください!

まずは、僕が一番気になった【②魚介醤油しゃけラーメン】です。

色んな魚介ラーメンがありますが、しゃけ(鮭)味のラーメンはとても珍しいなって。

そのお味は、まさに中庸で中間的なバランスの良い味わいで、さすが「鮭」だ…って思いました。

続いて、【④魚介醤油鯛あらラーメン】です。

こちらのスープは、ホントに鯛の香り・風味がして、強烈な味わいでした。

鯛ラーメンはわりとありますが、ここのもまた強烈な鮮魚系鯛スープでしたね。

こちらは前代未聞の【⑤魚介醤油あまえびラーメン】です。

甘エビをすりおろしてタレにした甘えび味のラーメンであります。

これ、ヤバい。ホントに未知の味わいで、未知との遭遇だ。甘えびのラーメンなんてホント…凄い。

で、こちらが、【⑥魚介醤油メヒカリラーメン】です。

このメヒカリ~は、このお店の中でもかなり濃厚系に入るのかな?!

でも、ドロドロ系ではなくて、あくまでも「魚介醤油」の枠内の濃厚さになっています。

最後は、【➉魚介醤油鰤あらラーメン】です!

このラーメンも、ホント「鰤ー!」って感じで、鰤の味が痛烈に炸裂して弾けます。

ホントにまるで鰤そのものを食べているような感覚に陥ります。鰤好きにはたまらないはず。

と、こんな風に、どの魚介ラーメンも、全く違った味わいになっているんです!!

基本のスープは、鶏と鴨(!)を使ったスープらしくて、どのラーメンもこの清湯系のスープが使われています。鶏と鴨とそして、牛脂(ヘッド)を使っているんですって。そこに、個々のお魚から(それぞれの魚に最も適した調理法で)タレを仕込んでいって、それぞれのラーメンに「色づけ」していくって感じみたいです。

しかも、、、

こちらのラーメン、一杯あたり、うま味調味料(化調)0.03g、塩0.02g、砂糖0.01gしか使われていなんですって。

砂糖0.01gって、、、(でも、きっとその0.01gに、何か味の大きな決め手があるのでしょう!)

豚の脂は使わず、牛脂を使うのも、健康志向のお店故のことらしいです。

すごくないですか?!?!

西船橋に、このお店に、今すぐ行きたくなりませんか?!?!笑

こちらのお店はテーブル席も多くあるので、是非是非複数人で行ってほしいですね。理想的には、複数人でこのお店に行って、それぞれのラーメンを食べ比べしてみるのが、一番面白いと思います。「魚介系ラーメンの未来」が見えるような、そんな希望とワクワクを感じるラーメンなんです!!


この上のラーメンの中で、僕が一番「珍しいなぁ」って思った一杯を詳しく見ていきましょう。

魚介醤油しゃけラーメン

です!!

しゃけ(鮭)のラーメンって、とっても珍しいなぁって思いました。

昔、ブレーメンのKAGI BARで鮭がどっさり入ったラーメンを食べました

ここのしゃけラーメンには、鮭の切り身等はトッピングに入っていません。

完全にスープの「中」に入り込んでいるスタイルになっています。

zoom up!

スープを飲むと、未体験の味わい?!になっていて、もう驚きでした。

「これは、、、鮭が魚介醤油ラーメンと一体化して、唯一無二の味になっている…」

って思いました。

他のお魚のラーメンより、クセがなくて、全体的なまとまりが凄いんです。

鮭が誰からも好かれ、愛されている理由が分かった気がするほどに、、、

他の魚のラーメンに比べて、クセというか、個性?があんまりないんです。だから、苦手だって思う人が出てこないような感じなんです。今回食べた5杯の中でも、一番、クセがなく、トゲ?がなく、優しい味わいになっていました。

スープ自体は、オイリー感はあるんだけど、基本的にすっきりとしたスープ?! こってり感はあるけど、あっさりとしたスープ?! つまりは、「こっさり(ないしは、あってり)」としたスープになっています。

突出した衝撃みたいなのはないんですが、全体的なまとまり(ゲシュタルト)として、とても感動しました!

麺はこんな感じです。

この麺もまた、とっても滑らかで食べやすかったです。

食べた瞬間、「山田食品の麺っぽいなぁ」って思ったら、ホントに山田食品の看板が置いてありました(笑)。

千葉のラーメン界を支える山田食品。その山田食品の麺を使った「しゃけ」のラーメン。

いや~、本当にいいですね~~\(^o^)/

チャーシューもしっかり入っていました。

このチャーシューもまた、柔らかくて、食べやすくて、いい感じでした。

これなら、チャーシューメンにしても、きっと満足できるだろうなぁ~って。

トッピング自体はわりとシンプルですが、ものすごく長い三つ葉が面白かったですね。

…って感じな一杯でした。

それに、ここでは、つまみも酒類もいっぱいそろっているので、みんなでワイワイ呑んで、つまんで、最後に各々一杯ずつ、〆の魚介醤油ラーメン!ってやれるんです!!

「もう一品」のページです。

餃子、唐揚げ、味玉、鶏レバーなどなどありますね。

「おかわり」のページです。

これ、つまりはラーメンももう一杯おかわりしてねってことなのかな?!笑

めひかりの唐揚げは、めっちゃ気になる、、、

おつまみものもい~っぱいあります。

鴨の生ハム、豚生姜焼き、甘エビの唐揚げ、枝豆、ホタルイカの素干し炙り、エビワンタン、鯖ジャーキー、ホタルイカの醤油漬け、揚げ焼き、ほや塩辛…

すごいすごい…

おつまみものは、もうホントにたくさんあります!!

うお~~~、どれも食べたいぞ、、、

ラーメンの出汁にも使われるお魚がい~~っぱい用意されています。

炙り焼き鯖、炙り焼きいわし、めひかりの天ぷらなどなど、、、😂

これらの中から、三品だけご紹介いたします!

まずは、やっぱり【鶏の唐揚げ】です!!

こちらの唐揚げは、若干竜田揚げっぽい感じの衣になっていて面白いです(ありきたりな唐揚げじゃない感じです)

衣もさっくりしていて、鶏肉もジューシーで、食べ応えたっぷりでした。

そして、【めひかりの唐揚げ】です!!

うおお、本当にめひかりが唐揚げになっている!!!\(^o^)/

ホントにまるごと一匹めひかりを唐揚げで美味しく頂くことができます。

こんなめひかりの唐揚げが食べられるラーメン店なんて、そうそうないでしょう!!

そして、極めつけは【めひかりの天ぷら】です!!!

このめひかりの天ぷらが、もう激ウマ、衝撃、脳天炸裂でした。

抹茶塩をふりかけて食べると、もうそこは、楽園の世界…。

めひかりの天ぷら、こんなに美味しかったのか、、、と!!!

学生たちも「うまいうまい!」ともぐもぐ食べていました😊

で、こちらがトッピングの【味玉】です。

味玉は、いい具合の半熟煮玉子っぽくなっていました。

味もしっかり沁みてて、これまた手間暇かけた味玉なんだろうなぁって思いました👆

***

というわけで、、、

2024年3月に彗星の如くに登場した【後関】の実食レポでした!

いや~、ホントにホントに凄かったです。

このお店、うまく進めば、大ブレイクする予感しかしませんでした。

少し今の時代のトレンドとは違うタイプかもしれませんが、そろそろ「魚介系ラーメンの新時代」が来る予感もなくはありません。二郎系再評価の時代~家系再評価の時代を経て、次は、魚介系再評価の時代が来るかなって僕も思っていて。

それに、ニボニボ系のラーメンブームの後、魚介系ラーメンってちょっと停滞していたところもあって。

ただ、この今の時代、豚にしても、牛にしても、お肉の価格の高騰は、ラーメン店にとって深刻です。それに対し、「魚」は、海洋国家日本においては、歴史的にも地理的にもとても恵まれていると思います。そういう意味では、時代にマッチしているのかな、とも思わなくもなくて。

この後関、今後、どう評価されていくのか、すごく楽しみです。

店主さんは、もともと「お蕎麦」がご専門だったみたいで、お蕎麦の世界からラーメンの世界へ、という転向を果たした方みたいです。

お魚も日々、市場からちゃんと仕入れていて、それぞれの魚をさばいて、調理して、ラーメンを作っているんですって。凄くないですか?!?!(しかも、ちゃんとそれをラーメンを通して感じることができるんですから!)

引き出しもたっぷりありそうなので、今後がものすごく楽しみです。

おそらく、今後(うまく進むと)千葉のラーメン情報発信者たちがこのラーメンをプッシュして、そこから大手メディアが紹介するっていう流れになりそうです。そうなると、敷居の高いお店になってしまうかもしれません。

今はまだ(平日であれば?!)スムーズに入店でき、のんびり食べることができるので、気になる人は是非、この今の時期に食べに行ってほしいですね\(^o^)/

僕もまた必ずや再訪したいと思います!!

酒類もいっぱい揃っています。

ハッピーアワーもありますよ!(ハイボール一杯300円でした!!😂)

毎週月曜日が定休日みたいです。

インスタもやっているんですね!(すぐ見つかるかと思います)

場所はこんな感じです。

google mapの評価を見ると、このお店の評価、割れてますね。

どのラーメンを食べるかで評価がかなり変わってきますね。11種類あるので、味も11通り。人の好みも千差万別なので、自分の好みの味のラーメンに当たれば、評価は上がるし、好みじゃなければ、評価は下がります(当然ですが…)。

どのラーメンも、それぞれのお魚の特徴をよく把握して、その特徴をヒューチャリングしているのがここのラーメンだとすると、その特徴をまず知っておく必要があったりします。そういう意味では、食べ手側の魚の知識や経験も問われるお店かなって思いますね。

僕的には、このお店の場合、11種のラーメンを予めチェックしてから、ここに行くことをおススメします。絶対悩むから(苦笑)。食べやすいラーメンから、とてもディープな味わいのラーメンまで、ホント色々ですからね。

いや~、ホントにすごいお店が登場したもんです、、、(◎_◎;)

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