Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

我が道貫き通す-Trip for my ramen life

怒涛のブログ更新が終わったわー。

我ながら、よくやっているなぁと感心します。よくこれだけ食べて、これだけ書くなぁ、と。誰のためでもないし、お金のためでもない。「食べたいから食べる」ってことなんだけど、でも、「食べたいから」とも違う。何なんだろう。何のために、こんなに労力を使って、お金を使って、時間を使って、食べてんだろう!? 時折考える。

ま、「探究」ってことなんだろうけど。

最近、確実に自分の好みが変わってきているのが分かります。確実に、最先端から遠ざかってます。新店にトキメキをほとんど感じなくなりました。最近の口癖は、「50年やって、ようやくスタート」。僕の場合、36年しか生きてないから、まだスタートラインにも立ってない、と。

メディアでチヤホヤされるお店への関心もかなり消えてきました。売れているお店、人気のあるお店、最新鋭のお店、どれもどうでもよくなってきました。もちろん興味がないわけではないです。が、そういうお店は、「とりあえず行っておこう」というくらいの気持ちしか、今はありません。

このブログをずっと読んでくれている人なら分かると思いますが、最近、僕が食べに行くお店は、かなり偏ってます(苦笑)。「なんで、こんなお店に行くんだ?」、「なんで、こんなお店を絶賛するんだ?」、と思うような記事も多々あると思います。けど、今は、そういうお店にトキメクんです。華やかなラーメン屋さんには、全く興味がもてなくなりました。カリスマ店主というのは、昔から嫌いでしたが、今は嫌いを通り越して、無関心になりました。

名もなきお店、そして、歴史のあるお店の店主さんと語るのが楽しいんですね。売れているお店の場合は、店主さんとお話することすらできませんからね。第一、売れているお店や人気店には、店主さん自体がいなかったりする。

僕は、ようやく分かったのですが、ラーメンが食べたいというよりは、店主さんに関心が強くあるんです(実は、もともとそうなのですが…)。人なんです。だから、チェーン店や売れているお店がダメなんだと思います。ラーメンと店主さんはセットだと思いますからね。だから、個人店がいいし、地道にやっているお店に惹かれるんだと思います。

これだけ食べているのに、千葉だけでも、食べていないお店、まだ見ぬお店がごろごろとあるんです。「なんで、こんなにもラーメン屋さんがあるんだ?!」、と叫びたくなるくらいに。飲食店って、本当に多いです。その中でも、ラーメン店はおかしいくらいに多いですよね。

だからこそ、よく考えて食べないと、わけが分からなくなります。

ネットで文章をかけば、必ず(知らないところで)誰かを傷つけてしまいます。僕も、こうやってブログでお店のレポを書くことで、喜んでくれる人もいれば、不愉快にさせてしまうこともあるかと思います。写真を撮ることだって、喜んでくれる人もいれば、煙たく思う人もいます。あからさまに、敵対視されることもあります。何かをしたり、何かを言ったりすれば、必ず誰かを傷つけるんです。

けど、書きたいんですよね。とにかく書きたい。

何のために?

それは、よく分かりません。ただ、ラーメンを食べて、写真を撮って、本当にいいと思うお店を見つけて、それを紹介したい、ただ、それだけなんだと思います。

おかげさまで、この小さなブログもホント多くの人に読んでもらえています。それはそれで嬉しいです。gooブログのランキングも毎日チェックしてますからね。日々、読んでくださる人には感謝しています。けれど、売れたくてやっているわけではないんです。だから、本名も出していないし、顔だって、ヴィジュアル系時代の写真しか掲載してないですしね(まー、実物は世間様にお見せできるような状態にはありませんからね…汗)。自分が売れたくてやっているわけではないんです。もちろんお金のためでもない。名前を売りたいわけでもない。

メディアが紹介するお店とは違うお店を見つけだして、紹介したい、その衝動だけですね。メディアが紹介するお店は、どうも偏りがある気がして、ならないんです。だから、(個人的には大好きですが)ラーメン評論家と呼ばれる人とも一歩離れたところにいたい、というか。

究極的には、誰も、誰ひとり知らないお店を見つけだしたいんですね。それは極論ですが、メディアでチヤホヤされるお店を絶賛するのではなく、それは厳しく批判して、無名だけど無敵のお店をピックアップしたいんですね。無名だけど無敵、そう、ヴィジュアル系精神なんです(若いヴィジュアル系ファンの人には分からないかな?!笑)

その根底には、権威主義的なメディアへのアンチテーゼがあります。ラーメンを金儲けの手段にすること自体は批判する気はないです。が、それを賛美したくない。真面目に、静かに、日々頑張ってラーメンを作っている店主さんを応援したい、そう思うんです。だから、権威主義的なラーメン店に対しては、「逆取材拒否」というアプローチを取っています。つまり、「権威主義的なラーメン店については、こちらからラーメンを食べることや記事を書くことを拒否する」、ということです。

あくまでも、僕も一人のお客さんに過ぎませんからね。お金を払って食べているわけです。だからこそ、選んでよいんですよね。気に入らないお店なら、悪く記事を書くのではなく、書かないこと、話題にしないことが一番のアンチテーゼになると確信しています。(だから、このブログでは、全く触れない系列店やグループ店もあります)

情報に振り回されるのではなく、うまく情報を使いながら、ラーメンライフを満喫する。使われるのではなく、うまく使いこなす。それが大事なんだと思います。

結局は、自分がどんなラーメンが食べたいのか、ということに立ち戻るんだと思います。僕は、今は、ネットでの記事や情報が極端に少ないお店をまわって、食べ歩きたいと思っています。とても難しいですよ。今の時代、どんなお店の情報も、ネットで検索できますからね。

けど、実はまだまだネットで情報化されていないお店っていっぱいあるんです。情報化されているお店の情報は、腐るほどあるのに、情報化されていないお店の情報は、極端に少ないんです。

その穴を塞ぐのが、僕らみたいなマニアックなラーメンブロガーの使命なんだと思います。

ラーメンブロガーって、ホント食べ歩きをする人にとってはありがたい存在です。僕だって、たくさんのブロガーさんの記事を参考にさせてもらってますし、色んなことを教えてもらっています。同じラーメンブロガーさんがいるからこそ、僕も頑張れるわけだし、より楽しくラーメンライフが送れるわけですからね。みんな、それぞれ、独自の観点で、ラーメンを描いています。それを読むのも、また僕の人生の大きな楽しみになっています。

とりとめもなくグダグダと書いていますが、これからも、真っすぐに、ラーメン道を突き進んでいこうと思います。ラーメンには、それだけの魅力があるんですね。ホント、ラーメンって凄い深い食べ物だと思いますよ。

数年前までは、「ラーメンブロガーのトップランナー」になりたいって思ってましたが、今はもうどうでもいいと思えるようになりました。ただ、我が道を貫き通すことだけしか考えていません。

まだ見ぬラーメン店がある限り、そして身体がもつかぎり、僕はラーメン道を極めていきたいです。そして、一軒でも素晴らしいお店を見つけだしたいと思います。それだけでいいんです。それだけで、幸せなんです。

ただひたすらに

コメント一覧

kei
嬉しい話をどうもありがとうございます。

好奇心は何事においても大事ですよね。

看板娘さん、ホント素敵な方ですね!

またこのお店にも行きたいですねー!
ラーメン大好き
初めて寄りました
三里塚の栗原軒で食事して来ましたラーメンを食べようか迷い、腹が減り過ぎて生姜焼き定食を看板娘に注文して食べてきました。食べ歩きのブログを見て来たんだよと話をしたら、男の2人でラーメンのことを色々聞いていた。 後からもう1人きて一緒に食事していたと印象に残って見たいに話てくれました。俺と一緒で好奇心があると言うことは素晴らしいと思う。
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