2023年の暮れ。
惡麺友らんちばさんと最後のショートサーキットに出かけました。
今回は、かなり久々にラーメン女子の教え子Iさんと一緒に!
今年最後の惡麺友ツアー。
どこに、どのお店に行こうか、二人で考えていましたが、、、
なんとなく「内房」という話になってきて、どこかマニアック?なお店はないかな?と思って、調べていたら、、、
なんとなんと、「パン」と「ラーメン」を出すお店がある、という情報を見つけました。
しかも、パンとラーメンを別々に…ではなく、一緒に食べるっぽいんです。
「ラーメンのトッピングにパンを!」と叫んできた僕としては「うおお!!」って感じで。
…
そのお店の名は、
ラーメンゆめや
というお店です。
漢字だと「夢舎」と表記されるみたいです。
このお店は、今年の7月にオープンしたお店で、「2023年の新店」でした。
それ以前は、同じ店舗で「カラオケ店」を営んでいたようですが、コロナの時代の「カラオケ人気低迷」を受けて、ラーメン店にチェンジした模様であります。
店主さんは、御年70歳?80歳?と聞いてたまげました(でも、表には出てきません!)。お店の人に聴くと、店主さんははるか昔ラーメン店でも働いておられたみたいで、今回、ラーメン店をやる、と決断されたんだとか。
お店に入ると、元カラオケ店なのがよく伝わってきます(笑)
カウンター席はなくて、広々としたテーブル席がいくつか並んでいます。
狭さは感じられず、開放感のある店内で、居心地もとてもよいです。
地元の常連さんっぽい人もいて、既に固定客を掴んでいるみたいです。
(その後も、終始、お客さんが来ていて、知る人ぞ知る、って感じっぽかったです)
メニュー表です。
ラーメンは700円。どうも「竹岡式ラーメン」のようです。
人気なのは、チャーシューメン(900円)。
また、つけメン(800円)もネットの口コミでは評判高いです。
で、なんといっても、衝撃的なのが、
厚パン付ラーメン(850円)
です!!🍞🍞🍞
厚切りのパンが付いたラーメン?!?!
ちょっと、もう意味が分かりません、、、💦
パンの付いたラーメン、、、
いったいどんなラーメンなのでしょう?!?!
…
いきますよ~
ジャジャーン!!!
こちらが、ゆめやオリジナル?の、
厚パン付ラーメン
です!!
うおおお!!!!
真っ黒い竹岡スタイルの醤油ラーメンに「厚切りパン」が!!!
このパン、かなりでっかいですよ。
でっかくて、そして、ふわふわ&もっちりタイプのあのパンです!!
パンもすっごく魅惑的だし、ラーメンのヴィジュアルも凄い、、、
2023年の最後にこんな衝撃的なパンラーメンに出会えるとは…😂
ラーメンをzoom up!
これは、まさに「竹岡スタイル」の醤油ラーメンですね。
ヴィジュアル的には、ちょっと凝っているかな?!
竹岡らしい「玉ねぎ」「チャーシュー」「白メンマ」が入っていて、、、
そこに、さらに(多分)「ほうれん草」(?!)が入り込んでいます。
スープを一口飲むと、、、
「おおお、すっごくすっきりとした、醤油の味全開のライトな味わい!」
って思いました。
これ、おそらくきっと、竹岡スタイルの「お湯割り」じゃないかな??
(それをお店の人に聴いたら、「企業秘密」だそうです(苦笑))
竹岡スタイルの醤油ラーメンは、やっぱり「お湯割り」(茹でスープ割り)が元祖なんです。スープを作るという発想ではなく、チャーシューの煮汁をお湯で割るという発想。
これが、竹岡を代表する「梅乃家」のラーメンの作り方なんですね。
でも、竹岡スタイルの醤油ラーメンを出すお店でも、スープを別に炊いているお店も多いんです。それはそれでいいんですけど、竹岡の、梅乃家のラーメンに惚れている身としては、「お湯割り」のラーメンこそ、食べたくなるんですね。美味しいかどうか、というよりも、「竹岡のラーメン」を感じられるかどうか。
今回は、ちょっとあいまいな感じになってしまいましたが、おそらくは本場仕様になっているのでは?!と思います。
麺はこんな感じです。
この麺、おそらくきっと「文明軒」のものじゃないかな???
内房のラーメン界を支える名製麺所の麺。
中細の縮れ麺で、昔ながらを感じつつ、しっかりと歯ごたえのある麺。
なんというか、「ちりちりっとした麺」という表現がしっくりきますね。
この麺もまた、「内房」を感じる素敵な麺でありました。
あと、ここのチャーシューは、「千葉県産北総豚」を使っているみたいで…。
柔らかくて弾力性のある上質のチャーシューになっていました(旨かったなぁ…)
…
でも、ここからが本当のお楽しみ!!
厚パンをラーメンに投入して、味わうお時間です!!
ごらんください!!!
こちらが、ラーメンのお供となる「厚パン」です!!
厚さ4cmはありそうな、分厚い生食パンっぽいパンであります。
「乃が美」や「に志かわ」のあの高級生食パンみたいな感じ?!
あのふわふわ・もふもふ・やわやわ・もっちりの、、、
このパンと一緒に食べる本格的な竹岡・梅乃家スタイルの醤油ラーメン。
こんな風にパンを引き裂いていきます。
そのまま食べると、、、
「うわ~、本当に本当にふわふわでもふもふのパンだ…😂」
って思いました!!
このパンをラーメンのスープに浸して食べる、というのでしょうか?!?!
では、、、
引き裂いたパンをスープの中に入れてみましょう。
遂に「ラーメン」と「ふわふわパン」が合体です!!
こんな感じになりました!
竹岡っぽい真っ黒いスープがそのままパンに乗り移りました。
なんか、「お麩」みたいな感じになる?!?!
この黒くなったパンを食べると、口の中でパンが溶けて喉元を通り過ぎていきます。
なんだ、このソフトで柔らかくて滑らかなのど越しの良さは!!!!😂
これはもうホントに「未体験ゾーン突入!」ですよ。
パンとラーメン、いや、高級ふわふわ食パンとガチの竹岡ラーメンが…
見事に融合しているのですから!!!!
竹岡ラーメンに浸して食べるパン料理?!?!
あるいは、日本風のチーズならぬ醤油フォンデュー?!?!
そうだ、これは、
Japanese Shoyu Fondue
だ!!!(?!)
Fondueって、溶かすとか溶けるとかっていう意味だったかと。
チーズと醤油では、ちょっと違いすぎるかもしれませんが、調味料(醤油・チーズ)にパンを浸して食べるというスタイルは共通します。
これなら、ホントいくらでもパンが食べられちゃいますよ…。
…
そして、続いては、、、
ジャジャーン!!
つけメン
です!!
つけ麺じゃなくて、つけメンなのがいいですね👆
このつけメン、まず驚くのは、麺の量でして。
ジャスト一人前サイズなんです😊
「つけ麺は好きだけど、量が多くて、注文するのをためらう」という人には朗報的な。
しかも、この麺がすっごく魅惑的でして、、、
この麺、この見た目、すっごく好きなタイプです。
この画像で伝わりますかね?!?!
めっちゃ「絵」になるつけ麺の麺になっているんです。
そのまま食べると、この麺ののど越しの良さがわかるかと思います。
スープはこんな感じです。
これ、何気にすごいつけ麺かも???
だって、「竹岡つけ麺」になっているんですもん!!!
いわゆる「竹岡式ラーメン」って、あんまり「つけ麺」にはされていないような…。
一部でなくはないですけど、そんなに多くない印象があります。
竹岡ラーメンのつけ麺バージョン、ゆめやでは食べられるんですね~。
しかも、この黒さ、全国の「ブラックラーメン」に負けない黒さです。
とすれば、これは「竹岡ブラックつけ麺」と言ってよいのかもしれません!!
…
麺をスープに投入して、いざ実食!!
黒いつけスープに入った麺をずるっと啜ると、
「うおおお!! これは竹岡テイストのつけ麺だけど、すごく独特な味世界だぞ!」
って思いました。
パン付ラーメンにも驚かされましたが、このつけ麺もかなり驚きの一杯だぞ…、と。
スープの中には、スライス玉ねぎもいっぱい入っているんです。
刻み玉ねぎではなくて、スライスした玉ねぎがいっぱい!!
これもこれで、面白いアプローチだなぁって思いました。
味も、ラーメンのスープよりは濃いめになっていて、刺激も増しています。
ただ、あまり味が尖ってないっていうか、きつくないっていうか、、、。
すごく食べやすい竹岡風のつけ麺になっていましたね。これも中毒性があるなぁ。
チャーシューもめっちゃ分厚いのが、三つも入っていました!!
これは、ちょっと凄いかも?!?!
これだけの厚切りチャーシューが3つも入って、たったの800円ですからね…。
竹岡のラーメンが好きで、つけ麺好きの人には是非食べて頂きたい逸品ですね。
このつけメンにパンを浸して食べても、ばっちり旨かったです!!
(*つけメンには、パンは付いていません。悪しからず!)
…
そして、最後に、、、
ジャーン!!!
チャーシューメン
です!!!
これだけチャーシューがいっぱい入って、900円ですよ、、、
しかも、竹岡系とあって、とにかくブラックスープが美しいです。
これまで、全国のブラックラーメンを食べ歩いてきましたが、やはり「竹岡ブラック」は、最高のブラックラーメンだと思います。(千葉人として、ひいき目にみている気もしなくもないですが…)
zoom up!
お味は、上のラーメンと同じものだそうです。
余計なものをすべて切り落とした、シンプルですっきりとした竹岡テイスト。
チャーシューがいっぱいなので、物足りなさもありません。
普通にここで食べたい人は、チャーシューメンが一番オススメかも?!
常連さんらしきお客さんは「チャーシューメン、味濃いめ」で注文していました。
その後に続くお客さんも、チャーシューメンを注文していました👆
パンを加えて、お腹いっぱいになるか。
チャーシューを加えて、お腹いっぱいになるか。
これは、もう選択の問題でありましょう!!!
ニンニクを入れると、一気に味が攻撃的になります。
ちょっと物足りないなぁっていう人は是非、ニンニク投入を!!
ニンニクブラックラーメンに大変貌です!!
***
というわけで、、、
君津市、久留里線下群駅エリアにある「ゆめや」の初レポをお届けいたしました。
千葉だけでなく、全国的にも珍しい「パン付ラーメン」。
または、「醤油フォンデューラーメン」?!
あるいは、「フォンデュー風パンラーメン」?!
どう名乗っても、「新しいラーメン文化」の予感しか感じません😊
気になる人は、是非是非、このゆめやに駆けつけてください!
知名度が上がると、人気店になる可能性もかなり高そうです。
SNS等で情報発信している人も、これはテンションが上がると思います。
だって、ラーメンにパン、ですからね!!!
これまでも、カリカリに揚げた「パン」を加えるお店は結構ありましたが、、、
こんなにもふわふわ&もちもちのパンをラーメンのトッピングにするお店はなかったはず。
らんちばさんも、めっちゃテンションupしていました(笑)
…
2024年、もしかしたら「パンラーメンブーム」が来るかも?!?!(妄想)
パンとラーメンが融合する…
その可能性は無限大にあるように思われます。
ラーメンにご飯を入れて、「ラーハン」「チャーメン」に。
ラーメンにパンを入れれば、「ラーパン」?「パン麺」?!?!
ラーメンからラーパンへ?!
ラーメンからパンメンへ?!
味変というよりは、構造改革??(苦笑)
みなさんも、是非、このラーメンとパンの見事な融合体を経験してみてくださいね!
場所はこんな感じです。
車で行けば、わりとすんなりたどり着けますかね?!
電車でも、久留里線を使えば、このお店にたどり着けますね👆
ホント、是非行ってもらいたいなぁ~~(n*´ω`*n)
こちらのお店では、「北総豚」を使っているとのことです。
これって、丸美ミートの「美味北総豚」のことでいいのかな?!
千葉県産の豚肉を使った「竹岡の醤油ラーメン」。
醤油も豚肉も千葉県産となれば、まさに「千葉のラーメン」と言えましょう。
あと、コンニャク田楽ともつ煮も売っていました。
嗚呼、どちらも食べてみたかったなぁ~~😂
夜営業はなさそうですが、昼から呑めるお店ってことかな?!
ビール、酒、サワー、角ハイボール…
いいですね~~。
昼からここで呑んで、酔いたいなぁ、、、😂
営業時間等はこんな感じです。
昼のみの営業なんですね。
店主さんのお年を考えると、昼か夜か、どっちかですよね…
定休日は月曜日と火曜日です。それ以外は営業していますね👆
僕もまた遠くない未来に、再訪したいなぁって思います!!
場所はこんな感じです。
JR久留里線でも行けますし、車でもばっちりです(駐車場も広いです!)
日本全国的ニモ激レアナ「醤油フォンデューラーメン」?「パンラーメン」?ヲ是非体感セヨ!!
ラーメン女子的にも、「パンとラーメンがこうつながるなんて!!」と大喜びでした💓
店内は綺麗で、女性スタッフもいるので、女性のラーメンファンにも超オススメです。
(この女性スタッフさんがすごくユーモアのある人で、久々に感動しましたね👆)
…
本来は「竹岡ラーメン」でいいはずなんですけど、商標登録上「竹岡式ラーメン」になるんですよね。
竹岡式ラーメン(本来なら竹岡ラーメン)のカップ麺もあります!
竹岡のラーメンといえば、こちらの乾麺です!!✨