千葉のラーメンフリークの重鎮(?!)こと、usidonさんから教えていただいた新店に行きました。
その名も、陽楽家(ひらや)、です。なんか素敵な名前ですよね。
http://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12028315/
http://hiraya.on.omisenomikata.jp/
(ほぼリニューアル前の情報ONLYですね)
このお店は、もともと飲み屋さんとして2012年2月頃にオープン。そして、この7月にリニューアル・オープンし、独自にラーメンを提供し始めました。ゆえに、ラーメン店としては、超最新のお店です。
店主さんのブログも発見♪
http://ameblo.jp/hiraya-chiba/
こちらのお店は、千葉駅からはちょっとアクセス困難。あ、でも、千葉中央駅から歩いていける距離ですね。
一見、そのカラフルな外観に何のお店か分かりません。が、ちゃんと「ラーメン」と書いてありますし、看板も出ていて、ラーメン店であるとアピールされています。ただし、暖簾は「中華料理」。で、中に入ると、スナックっぽい感じ。厨房はクローズドタイプで、お酒がずらりと並んでいたり… 外観のみならず、お店のコンセプトもカラフルというか、多様ですね。
でも、メニューは結構シンプルです。
お店の一番のおススメは、八街担々麺みたいです。勝浦タンタンメンではなく、八街担々麺!? それから、ちゃんとラーメンもありました。塩、醤油とありました。今回は、そのイチオシの八街担々麺とラーメン(醤油)にチャレンジしてみました。
こちらの担々麺は、八街ピーナッツを徹底的に使った担々麺でした。ピーナッツの味がかなり強めに効いたスープにもなっています。ただ、味的には、従来の、われわれのよく知るタイプの担々麺でしたかね。驚きはなかったです。辛さもほとんどなくて、大人しい感じがしました。
トッピングにキャベツが入っているのは、結構斬新ですかね。ひき肉もそれなりにいっぱい。
この一杯は、書くのが難しいですねー(;;) 面白さはあるんだけど、味がどこまでも平坦といいますか。中華料理店でよく食べるタイプの担々麺。なので、ラーメンフリーク的(いや、kei的)には、ちょっと違うかなって思ってしまうわけですね。これを看板メニューにして、ラーメン屋さんとして君臨するには、ちょっと平坦過ぎるかな、と。 でも、このお店、ラーメン店として営業しているわけではない、と考えれば、なかなか贅沢な一杯だったかと思います。
ピーナッツにもう一工夫あるといいかな、とも思いました。
こちらのラーメンは、もう、ずばり、チキンラーメンのショップ版といった感じ。
匂いからして、チキンラーメンって感じでした。チキンラーメンを「神」と仰ぐ僕ですから、大興奮ですよ。
ただ、若干、酸味があって、それが気になりました。が、よくよく考えながら、このスープを味わってみると、やはり中華料理店で出てくるラーメンの味にそっくりなのです。中華料理店のラーメンのスープって、ほんとわずかな酸味がありません?! そんな感じです。この酸味が、たまたまなのか、いつもなのかは分りません。要確認ですね。
劣化したスープを出している場合、お店の人がそれに気づいていない場合、意図的に出している場合、色々と想定できます。意図的に出すというのは、例えば冷やし中華ですよね。あれは酸っぱい。
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担々麺もラーメンも、これから磨きがかかれば、今後面白いお店になるんじゃないかな、と思いました。今の時点では、ラーメンフリークさん向けにはなっていない。飲み屋さんの飲食として、愛される感じかな。店主さんが、今後、どちらの方向に向くのかにかかっているかと思われます☆
ここは、中華料理店? ラーメン店? 居酒屋? 不思議なお店でした。