Dr.keiの研究室2－Contemplation of the B.L.U.E-

🌸まるわ店長のビギー君が遂に「麺処まるわ二代目」として独立！🌸

2021-10-08 12:58:23

少し久しぶりにやってきました！

作草部の人気ラーメン店、

麺処まるわ

です！

この上の写真に写っている人は誰でしょうか？！

分かった人には、なにかプレゼントします（苦笑）。

この方を背後から写真に撮るような（無礼な？）人間は僕くらいでしょう☝

ご協力ありがとうございました＼(^o^)／

…

さて！！

もうご存知の方も多いかもしれませんが、麺処まるわが大きく変わりました！

思えば、2008年の11月に突如オープンした「麺処まるわ」（僕の当時の初レポはこちら！）。オープン当初は、「家系ラーメンみたいなお店」って散々言われていましたっけ？　創業者の石井さんとは同世代で、同じバンドが好きで、すぐに意気投合して、色々と語り合ったり、一緒にラーメンを食べに行ったりしましたね。それ以降、もう数えきれないくらいにまるわに行っては、色んなラーメンを食べてきました。

その後、2010年～11年頃に、すごく見た目が印象的？な若者がまるわにやってきて、働き始めました。やたら声が大きくて（苦笑）、身体もすごく大きくて、威風堂々としていて、社交的で、HIP-HOPをしてそうな若者でした。その若者の名は、「ビギー」と名乗る男でした。ビギー君は、それ以降石井さんの下で研鑽を重ね、経験を積んで、まるわの店長を任されるようになりました。

そんなビギー君は、石井さんが築いた名店「まるわ」を、新しい次元に引き上げた人でもありました。生粋のアニメ好き（アニヲタ）でもあるビギー君は、ラーメンに「アニメ」を取り込んだのです。ラーメンとアニメ？！　あり得ないこの組み合わせに、驚いたことを今でもよく覚えています。この新たな展開によって、これまでまるわと縁のなかったアニメファンの人たちもまるわに集うようになりました。人気アニメとのコラボ限定ラーメンになると、県外からそのラーメンを求めてやってくる（ラーメン好きの）アニメファンもやってくるようになりました（凄いことです）。

そして、2021年10月、遂に石井さんの手を離れ、麺屋まるわは「まるわ二代目」として、ビギー君が完全にまるわを引き取ることになりました！＼(^o^)／！　おめでとうございます！！✨

（上の写真に写るラーメン業界の著名人に取材を受けるビギー君💓）

…

そんな記念すべき季節に、ビギー店主（！）にお願いしたのは、

「これからのビギー店主のまるわにとって一番大事なラーメンを食べたい！」

でした。すると、ビギー店主はニコッと笑って、「わかりました！」、と。

そして、出てきたのが、

ジャジャーン！！！

こ、こ、これが、これからのまるわにとって重要なラーメン？！？！

まさかまさかの、…

濃厚ラーメン醤油

であります！！

これからのビギー店主＠まるわ二代目にとって最も重要なラーメンは、このまるわで最も基本となるラーメンだったのです。

なるほど～、なるほど～～～( ；∀；)

このラーメンを選んだビギー君に、彼の強い意志を感じました。

石井さんがオープン当時から作り続けているこの濃厚醤油ラーメン、…というだけでなく、実はビギー店主にとっても原点となる「豚骨醤油ラーメン」でもあるんですよね。ビギー店主は、まるわに来る以前に、県内にある有名な家系のラーメン店でも修業？していました。

そんな彼にとって「濃厚な豚骨醤油系ラーメン」というのは、最も大事なラーメンなんだろうな、と。

しかも、ここの濃厚ラーメン醤油は、ラーメンショップ系でも家系でもないまるわ独自の豚骨醤油系ラーメンなんですよね、もともと。その最もベースとなるラーメンを、これからのまるわにとって最重要なラーメンにしたのだから、もう、、、。

zoom up！

スープを飲むと、、、

「うわ、じんわりとじんわりと旨いぞ～～～＼(^o^)／」

ってなります。

ラーショ系や家系のような瞬間的で爆発的なインパクトこそないものの、じわりじわりと美味しさの「強度」が増していくんです。最初は「あれ、普通だなぁ」って思うところがあるのですが、徐々に美味しさがヒートアップしていく感じ？！

家系ファンの人とかには怒られそうですが、家系ラーメンって、最初の一口目のインパクトは強烈なのですが、食べていくと慣れてきて、その最初のインパクトが消えて、そのインパクトを超えられないんですよね。だから、途中でニンニクや生姜や辛味調味料を入れたくなるんじゃないかな、って僕は捉えています。一口目のインパクトが強すぎて、それを超える経験をするには、更に刺激の強い香辛料等を加えるしかないんだろうな、とも。

それに対して、まるわの濃厚ラーメンは、最後まで何か調味料等を入れる必要がないんです。徐々に美味しさがヒートアップしていくので、最後まで「物足りなさ」が出てこないんですね。こここそがまるわの濃厚ラーメンの最大の強みだろうな、と今回改めて思いました。

「インパクトのあり・なし」というのも大事でしょうけど、それとは別に「ヒートアップのあり・なし」というのも大事なファクターのような気がします。

「美味しいけどインパクトがない」という感想も、「初期インパクトはないけど、ヒートアップ感は凄い」と書くと、時間性の観点から「味」を語ることが可能となります。

「美味しい」と感じる瞬間は、「食べ始め」の時だけじゃないし、「途中」あたりに来ることもあるし、また「最後の一口」でやってくることもあります。また、食べている時は、「それほどでも…」と思っていても、食べ終わってしばらくして「ああ、よかったなぁ」と思うこともあります。

まるわのこの濃厚ラーメンは、食べ終わりの頃から食べ終わった後に「美味しい」が押し寄せてくるようなラーメンだったかな、と（今まさに）思っています。