一つ前の『SANUKI UDON』のお店の人に、
「この近くに、2週間くらい前に、新しい油そばのお店ができましたよ」
って教えてもらったんです。
「えええ??? オークランドに油そばの専門店が?!?!」
「遠くないですから、行ってみたらどうですか?」
…
ってことで、
2023年11月に新規オープンした、
油そば専門店歌志軒
にやってきました!!
歌志軒と書いて、「かじけん」と呼びます!
どうやら、From名古屋のお店みたいですが、どうも千葉とも関わりがあるみたいで…
歌志軒は、2010年に創業した油そば専門店だ。
そのルーツは、創業者である加地健一氏が千葉でホテルの仕事をしている時に、たまたま食べた油そばに衝撃を受けた所から始まる。
東京の油そば店での修行を経て出身地の名古屋に戻り、何百回もタレを作り直し、たどり着いた味がこの歌志軒だという。
千葉のホテルで働いていた時にたまたま食べた油そば…?!?!
2000年代に千葉で食べた油そば?!?!
いったいどこなんだろう…
お店の外観は、こんな感じになっています。
なんか、すごく重厚感のある巨大な建物の1Fにありました。
日本じゃ、まずこんなお店、見ませんよね、、、
オークランドのトレンディーなエリアの一角にありました。
名古屋で生まれた歌志軒。
国内に留まらず、中国、シンガポール、アメリカにも店舗展開しています。
そして、ニュージーランドに初めて出店した、という感じです。
店内は、すごく豪華、というか、エレガントです。
お客さんはいっぱいいて、ほぼ満席状態でした。
オークランドで、油そば専門店で、これだけ人が入るとは…Σ(・□・;)
お客さんを見ると、日本人はほぼほぼいなくて、(日本以外の)アジア系の人たちでいっぱいでした。中国語や韓国語や東南アジアの言語が飛び交っていました。日本のお店にいるのに、完全アウェイを感じられる!!😊
Ramenに次いで、「Abura Soba」が世界に広まっていくのか?!
(そうすると、池袋の「鈴の木」にとってはまさに「追い風」となる?!)
こちらが、メインの「油そば」のメニューです。
なんか、面白そうなんですけど、、、
海外っぽいなぁって思うものもいくつかあります。
ローストビーフ油そばは、日本でもありそうだけど、気になります。
塩ミンチ油そばって、聴いたことがない?!?!
あと、日本ではまだまだ広まっていない「ビーガン系」の油そばも。
僕的には、この四つの中から選びたいな、と。
でも、すっごく悩みます、、、💦
なお、この日はすでに「ローストビーフ油そば」は「売り切れ」でした。
なので、塩ミンチ~か、スキヤキか…。
となれば、、、
あと、ちゃんとRamenもありました。
Ramenも食べたかったけど、油そば専門店なので、ここは我慢…
日本のデザートも色々と揃っていました。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
スキヤキ牛肉
SUKIYAKI BEEF
です!!
店員さん(日本人)のオススメで「TAMAGO(Poached Egg)」も付けました。
あと、素晴らしいことに「スープ」も付いていました!!
そう! やっぱり汁なし系には、スープが必要なのです!!
(汁なし系にはスープを!っていう発想自身が、欧米系の考え方なのかも…)
うん、すっごく、いい感じです🎵
スープとスキヤキ牛肉とポーチドエッグ。
これで、合わせて合計で$25.00、約2500円になります。
油そばの方には、牛すき焼き肉がどーんっと乗っています。
zoom up!
タレの上に、麺が乗っかり、その上に、牛肉がどどーんっと。
ネギもしっかり添えられています。
これが、約2500円のスキヤキ牛肉油そばか。。。
油そばって、まぜまぜするんだっけ??
しなくていいんだっけ???💦
麺はこんな感じです。
とりあえず、ぐるぐるっとまぜまぜして、、、
いざ、実食!してみると、、、
「おおおお、、、おお、まさにスキヤキ(すき焼き)風のまぜそばだ…(◎_◎;)」
って思いました。
スキヤキ風ってことで、甘旨い感じの味わいでした。
まさに、「すき焼きのたれ味」の油そばって感じでした。
このテイスト、日本じゃなかなか味わえないかも?!?!
Poached Eggを投入!!✨
生卵に近い温泉卵で、これでより「すき焼き風」になりますね。
卵のトロトロ感が加わり、まさに「すき焼き油そば」になっています。
味的には、普通に美味しいすき焼き味の油そば。
あるいは、どこか「牛丼風油そば」って感じもしなくもない?!
ただ、スープがないので、やっぱりなんか「平坦」な感じがします。
(油そばや汁なしにいつも感じるあの感覚です。そんなにどこも変わらないなぁ…っていう)
スープフェチ的には、やっぱりスープがないと、なんとも言えなくなるんですね。
麺は、とってもよかったです。ぷりぷりっとした中太麺でした。
日本で出している麺と遜色ない、いい麺でした。
牛肉は、日本で食べるような脂身多めのお肉ではなくて、赤身のお肉を極限まで薄くスライスしたようなお肉で、わりとハードな食感になっていました。(吉牛の牛肉とは全く違います!)
汁…というか、タレ?!は最後まで残っていました。
このタレ、すっごくすき焼きテイストで、美味しかったです。
これ、最後にライスを投入できたら、最高だろうなぁ~~😊
スープはこんな感じでした。
スープは、すごく薄味の和風スープになっています。
もう少し、ダシの味が欲しいかなぁ…(でも、海外じゃそれは贅沢な話?!)
卓上に化学調味料があったら、ガンガンに入れたい気持ち、、、
小さなお豆腐とわかめが入っていました。
卓上には、、、
ラー油とゴマとお酢が置いてありました。
うん、これは、色々と使えそうですね~~🎵
***
というわけで、、、
名古屋発の世界進出を果たしている『油そば専門店歌志軒』のレポでした。
今はもう、油そばも世界に広まっているのか、、、💦
ラーメンのグローバル化は、この数年で一気に加速していたんだな、、、
しかも、ちゃんとお客さんがいっぱい入っているんだから、もう何も言えません。
こうなると、名古屋に行って、歌志軒の本店にも行ってみたくなるなぁ。
日本で流行っているお店もあれば、世界で活躍しているお店もある。
それが合致する場合もあれば、合致しない場合もある。
ラーメンで世界進出を果たそうとする人も増えています。
ビジネスチャンスって、まだまだ色んな所に転がっているんだなぁ…って思います。
果たして、オークランドでこのお店が根づくのかどうか。
それは、何年か経った後に分かることかなって思います。
店内は、ホントエレガントです。
お金をかけているなぁって思いました。
日本文化っぽい要素をところどころに入れこんでいるのも分かります。
こんな場所にあるお店でした。
お店の外に一歩出ると、そこはまさにニュージーランド!って感じで。
そこに、日本語で店名がどーんっと。
きっとこっちの人からすれば、「異国情緒」を感じるんだろうなぁ…。
ただ、街のあちこちに、日本、中国、韓国のお店があって、、、
どこも賑わっているような感じでした。
この先は、ベイエリアになります。
徒歩数分で、海辺に到着しますね👆
こんなところですね。
地図で見ると、まさに「セントラル!」って感じです。
初めてオークランドに来た人でも、そんなに迷わない場所かな?!
目印は、ケンタッキーかな?!
で、ちょっと街中に入ると、広場みたいなところがありました。
Ellen Melville Centreの前あたりです。
ここで、ラテンアメリカフェスみたいなのが催されていました。
ニュージーランドでラテンアメリカ気分・・っていうのもいいですね~。
…
歌志軒の油そば、Amazonで売ってた…Σ(・□・;)
8食セットも!!
こんなのも売っているんですね~
こんなのもやっているんだ、、、(◎_◎;)