なんとも美しい雪景色のようなおろしラーメン＋チャーシュー＋半熟玉子
今年はこのつけ麺が生まれた年。個性豊かなカスタマイズ系つけ麺♪
先日、末広町のがんこに行って僕の原点を再確認した。がんこのおかげで、たくさんのラーメンに出会えた。
が、がんこに出会えたのはがんこに出会えたのはなぜかと言えば、総豊があったからである。総豊は僕に「プロのラーメン屋さんの魅力」を教えてくれた。チキンラーメンしか好まない僕が初めてラーメン屋さんのラーメンに感動したのが総豊のラーメンだった。まさに「生みの親」というべきラーメン屋さんなのだ。
総豊は、原点というより、生まれ、出身、故郷、そして帰着点、目的地といった言葉の方が合っている。
そんな総豊だが、今年２００７年の総豊は本当にすごかった。 自家製麺の導入とつけ麺の追加。この二つはホント総豊の歴史を塗り替えるビッグニュースだった。 今日は食べ納めなので、出発点に戻って、おろしチャーシュー味玉子付きを注文。もちろんつけ麺も♪
おろしチャーシューメンは久々かも… 今日のスープはいつも以上にまとまりのあるふくよかな味になっていた。魚介とゲン骨のうま味がほどよく中和されていて、ここでしか味わえない独特な魚介豚骨ラーメンに仕上がっていた。 麺はやはり格別に素晴らしい。弾力性があり、伸びがあり、コシがある。細くも太くもないちょうどいい案配。
チャーシューはバラ肉を使った柔らかくてシンプルなもの。ここのスープに合った味付けになっている。 つけ麺も「これっ」っていう味のポイントが定まっていて、安定している。表面の油は結構多めだが、それほどしつこくない。麺を食べさせるしっかりとしたスープになっている！
年内最後とあって、お店には途切れることなくお客さんが次々と来ていた。劇的にお客さんが増えたわけではないが、この来客ペースを維持することはホントたいへんなことだと思う。 Rickeyさんのラーメン本にも遂に紹介された。千葉を代表するタフなお店として、今後もラーメン屋という土俵で戦い続けてほしい。
僕の出発点となる総豊、まだ未食の人は是非食べていただきたい。おろしチャーシュー(醤油)か、つけ麺がオススメです。 総さん！今年も素敵なラーメンを食べさせてくれて、本当にありがとうございました！
今年もここを越える味付玉子はありませんでした♪
小さなラーメン屋さんだけど、その存在はとても大きい！
