遂に遂に遂に遂に、、、
僕もやってくることができました😂
今、千葉県内で最もハードルの高いラーメン店、
支那蕎麦大丸
へ!!!
らんちばさんのブログを見て、「うおおお!行きてぇ~」ってずっと叫んでました(苦笑)。
創業当時から気になっていたものの、場所が場所だけになかなか行けず…
そうこうしている間に、世間にその存在が知れ渡り、、、
恐ろしいほどの行列店になってしまいました。行列が大嫌いな僕としては、もう「時すでに遅し…」となるほど、常時、行列のできるモンスターラーメン店になってしまいました(いいことです👆)。
普通の平日のお昼なのに、20人弱の人が並んでいました。
このお店はご夫婦お二人で切り盛りされていて、且つ、恐ろしく手間暇をかけたラーメンを出すお店なので、いわゆる「回転率」がとても悪く、待ち時間と食べる時間で少なくとも【2時間】は見ておいた方がいいお店です。ふらっと来て、さくっと食べられるようなお店ではないですね。
途方もない時間を「待つ」ことになります。
この上の看板を眺めながら、ひたすら「待ち」ます。
この待つ時間が本当に途方もなくに長いんです…。
でも、結論から言えば、この「待ち時間」もまた、この大丸の「味」の要素、というか、一つの「楽しみ」なんですね。待っている間は「苦痛」ですが、その後の「解放感」も半端ないんです。これは最初に言っておかなきゃ…💦
この日は超炎天下?で、まさに灼熱の地獄でしたが、これもまた「修行」と考えれば…
この日の待ち時間は、1時間21分でした!
1時間21分も待つなんて、めっちゃ久々かも?!?!
おかげで読みたい本がしっかり読めました📚!
この入口付近まで到達できた喜びもかなり大きいです。
ご夫婦お二人で営んでいるお店、またどこまでも手間暇かけたお店。
故に、お客さんをとてつもなく待たせてしまう、という「葛藤」。
その葛藤は、いたるところで感じることができます。
「たいへんお待たせしてすみません」、を何度聴いたことでしょう。
この言葉を聴いた時は、「ホントそうだよ」って思ってしまいましたが、後になってみれば、この「待ち時間」もまた、この大丸の一つの大きな「楽しみ」なんです。「解放のための準備期間」というか、、、?!
待ち人数が数名になった頃に、メニュー表を見ることができます。
待ち時間の有効活用として、このメニューをじっくり見る、というのがあります。
なんといっても、「今、千葉で最もハードルの高いお店」ですからね。
心して食べなければ、、、と。
こちらが、主なラインナップです!
基本的には【潮(塩)味】と【醤油味】の二種ですね。
そこに色々とトッピングや調味料やスパイスが加わっていきます。
でも、やっぱり最初の最初は、
特級支那そば(1530円)
ですかね?!
イタリア産クラッシュ風トリュフとポルチーニの支那そば、ですって!
この特級支那そばの他に、ノーマルの「支那そば(1170円)」、「山椒そば(1260円)」、「柚子そば(1290円)」、「生姜そば(1320円)、「あおさ海苔そば(1350円)」があります。
うわ~、全部食べたい、、、😂
そして、「和え蕎麦(420円)」がありますね👆
トッピング&ドリンクも色々あります。
潮スープに合うのは、「海老雲吞(3ケ)」なんですって!
久慈軍鶏の半熟卵は一つ150円也💰
ローストポークの切り落とし(限定)は、300円ですが、既にSOLD OUT…😿
あ、ちなみにローストポーク丼もライス切れでSOLD OUTしてました😢
(一番いい状態で食べるには、オープン前に並ぶしかないか?!)
薔薇叉焼(540円)も食べたかったんですが、SOLD OUT…。
英語のメニューもしっかりありました。
ここはもう既に、インターナショナル化していたか…Σ(・□・;)
ちなみに「特級支那そば」は「special grade ramen」なんですね。
スペシャルなグレードのラーメン!!😊
和え蕎麦は、英語だと「Dressed noodles」になるんだ?!
…
って感じで、待ちに待って、いざ入店!
座席に着くと、、、
こんな感じになっています!!
ここは料亭かっ!!って突っ込みたくなりますね。
中に入り、座席に着いた瞬間、待った1時間21分のことは忘却されました(苦笑)
すげ~~~、、、、って。
で、座席に着いたら、店主さんのラーメン作りを見るお時間🎵
ラーメンを作るプロセスを見ましたが、凄いです、、、
これはもう「ラーメン作り」というよりは、「アート」?!?!
ここまでやるか!っていうくらいに、手間暇かけています。
…
そして、遂に遂に、、、
ジャジャジャジャーン!!!
遂に念願のご対面です!!!
こちらが、支那蕎麦大丸のスペシャルグレードラーメン、
特級支那そば
+海老雲吞
です!!
な、な、な、なんですか、これは?!?!Σ(・□・;)
こ、こ、これは、ラーメン…ですか?!?!
とんでもないヴィジュアルの支那そば(ラーメン)に驚愕です。
このヴィジュアルだけでも、1時間21分のことはすべて吹っ飛びました。
チャーシュー3種、4枚入っていますね。
チャーシューの上には、マスタードまで添えられています。
で、肉団子?が2つ入っています。
味玉には「焼き印」が押されていて、これもまた魅惑的であります。
トマト🍅も入っています(!!)
紫玉ねぎ(アーリーレッド)に、メンマに、巨大な三つ葉?(しかも巻いてる!)に、花穂紫蘇まで!!
更に、レンゲのような小皿に、緑色のソースまで添えられているんです。
このソースがまさか「ポルチーニソース」ですか?!?!
なんですか、いったいこのラーメンは?!?!😨😨🤤🤤
麺はこんな感じですね。
細いストレート麺、ですかね?!?
この麺、かなりスタイリッシュで、都会的で、東京的な麺だなぁって思いました。
かなり食感の強い、ポキポキタイプの麺になっています。
三つ葉?と紫玉ねぎの下に、メンマがちらりと見えています。
もう、これは、見ているだけで、至福を感じます。
いや、至福しか感じません。
美味しんぼの山岡さんも山岡さんのお父様もビックリのラーメンじゃないですか?!
正直、「ここまでやるか?!?!」っていうレベル、、、
らんちばさんが激押しするのも、よ~~~く分かりました。
大丸は、千葉で「淡麗系」の王者になろうとしているのかな???
でも、いや、これはもう「淡麗系」だとか「あっさり系」だとかでは片づけられない一杯ですよ…💦
その、問題のスープがこちら!!
たしかに、「淡麗塩系」のスープではあります。
たしかに淡麗系のスープではありますが、このスープのお味もぶっ飛んでます。
スープに入り込んでいるのは、「イタリア産クラッシュ風トリュフ」の味わいでしょうか。
和風のスープにも思えるし、洋風のスープにも思える不思議なスープ(さすがにアジアンではない・・)
基本的には、あっさりとしたじんわり美味しいスープですが、どんなスープなのか、言葉にできない…💦
ギミック感も半端ないです!!
直感的に、油分や塩分やダシの旨みを強く感じるタイプではなく、一定以上の食の教養や知性や知識のある人向け?、あるいは、グルメの人、食通の人、美食家向けの味わいかな?!?!、と。
あるいは、「非日常体験」としての食事、「非現実」としての食の経験を求めている人には、ここは「最適」かと思われます。
都内のラーメン店的には、『Japanese Soba Noodles蔦』に近い感じかなぁ~、と。
惜しみなく高級食材を使い、どこまでも徹底的に作るラーメン、みたいな。
蔦のことを考えると、ここの特級支那そばは、全然高くないなって思いますね☝
むしろ、もっと高くてもいいんじゃないか、って思えるくらいです💦
(このクオリティー、このボリュームなら、2000円でも文句言われないと思います!)
そして、肉団子&海老団子!
この団子も、柔らかい食感で、食べ応えもありました!!
麺だけじゃなくて、こうやって「食べさせる具」がいっぱいなのも、ここの武器なのかも。
スープと一緒に食べると、「お吸い物」のようにも感じられますね。
チャーシューもこんな感じで、完璧です💘
柔らかくて、弾力性のある「鶏チャーシュー」に、
食べ応え抜群の「豚レアチャーシュー」(二枚)に、
そして、驚きの「鴨チャーシュー」!!!
どれも、抜群に美味しくて、多幸感に包まれました。
チャーシューが美味しいと、もうそれだけで、「食べてよかった💘」ってなりますからね。
そして、いよいよ終盤、クライマックス。
レンゲ器の「ポルチーニソース」をスープになじませていきます。
このポルチーニ茸の風味が加わることで、ドラマティックな変化が生まれます。
スープが一気に、洋風化され、高級イタリアン~高級フレンチのテイストに変わります。
いや、違うな、、、
ドイツのSteinpilzのスープに近い味わいに変貌しているんだ!!!
この味わい、ドイツのレストランで味わったことがあるような、、、(憶測…💦)
そうか、このお店ももしかしてドイツの遺伝子を継承しているのかも?!(妄想💦)
あと!!
昔、フランクフルトのRamen Junで、Steinpilz入りのラーメンを食べたっけ?!
ポルチーニ茸の入ったラーメン、前に食べていました!!✨
味玉を割ると、こんな感じで、半熟トロトロの黄身がとろけ出します。
このトロトロっとした感じ、いいですね~~~\(^o^)/
この辺も、完璧な仕上がりになっています。
ポルチーニソースの合わさったスープに卵の黄身が、、、
嗚呼、、、
…
そんなこんなで、食べ終わるわけですが、、、
食べ終わった後も、まだまだ感動は続くんです!!!
それが、、、
ジャジャーン!!!
和え蕎麦
です!!
これで、420円、、、、💦
これはこれで、驚愕のプライス(安い)かも?!
店主さんからは「そのままお召し上がりください」とのお声がありました。
いわゆる「替え玉」というよりは、「麺のおかわり」になっているんですね。
ただ、麺を茹でてそのまま出すんじゃなくて、一つのミニ麺として完成されているんです。
zoom up!!
三種のチャーシューが綺麗に刻まれて、盛られています。
素敵だ、、、、😂
素敵過ぎるこのヴィジュアルたるや、、、
見ているだけでうっとりさせられます💖
反対側はこんな感じになっています。
このこんもり盛られた魚粉がとっても素敵に見えます。
なんとも、「特級魚粉三種入り」なんだとか、、、?!
あまりにも美しいので、崩すのが躊躇われます、、、💦
麺はこんな感じです!!
いいですね~いいですね~!!
この細いストレート麺、メインの支那そばと一緒の麺かな??
大きな違いはないように思いましたが、、、どうなんだろ?!
和え蕎麦なので、まぜまぜして、和えていきます。
いっぱい混ぜたら、あとは食べるのみ!
一口そのまま食べたら、、、
「うわ、メインの支那そばより痛烈で強烈で旨さ炸裂だわ!」
って思いました。
いい意味で、「ジャンクな味わい」で、かなり攻撃的なテイストになっています。
これもまた「仕掛け」というか「ギミック」なのか?!
最初は、お上品に見える人が最後に「オラオラ」に変わる、みたいな?!
この変貌ぶりもまた、すごく面白いところかもしれません。
最後の最後の〆に、残ったスープに和え蕎麦の麺を入れて、、、
攻撃的な和え蕎麦の麺を、上品でエレガントなスープに合わせると…
すごくバランスの良いラーメンになりました。
そうか、こうやって「着地」するんだ?!?!って、、、
驚きましたね~。
で、気づけば、、、
完全に完飲完食!!!
これぞ、「完全勝利!!!」です!(誰かもこう言ってたっけ?!)
一滴残らず飲み干したくなるラーメンでありました。
***
というわけで、、、、
念願で悲願の「支那蕎麦大丸」の初レポでした!
いや~、想像以上に凄くて素晴らしいラーメン店でしたね~。
東京や大阪なんかだと、こういう「極限まで突き詰める系」のラーメン店、ありますけど、千葉だと、ホントここが初めてじゃないかな? ここまで「ハイスペック」にこだわるお店って、、、
この記事を書いてて、思い出したのが、大阪の「U2 ジユ雲丹ススレ」かな。
ここの「プレミアムうにくトリュフnoodle」は1800円でしたね👆
こういうヴィジュアル重視のぶっ飛んだ系のハイスペック型超高額ラーメンって、これまでにもなくはなかったんですよね。でも、それを、千葉の二和向台でやっちゃうんだから、、、凄いなぁって思いました。
しかも、それがちゃんと支持されて、受けていて、、、。
平日の昼なのに、めっちゃ人が並んでいて、しかも、1時間21分も待って、、、
店員さんとのかかわりを見ていると、常連さんも既に多いっぽくて。
1時間21分も待って、何度でも来てくれる人がいるっていうのは、、、
もう、それだけで本当に凄いことだよなぁって。。。
…
これから、この大丸はどこに向かっていくのかな?って少し思いました。
このまま、こういうエキセントリックなお店を続けていくのか。
チェーン展開していくのか。海外進出を狙っているのか。
はたまた、町のラーメン屋さんになっていくのか(それはなさそう)。
どこに向かっているのか、少し気になりました。
営業時間はこんな感じです。
昼のみの営業で、11時30分~15時まで、となっています。
が、この日は、13時30分頃には、「ここまでです」となっていましたね。
13時30分過ぎに来た人は、もう諦めて帰っていました。
実に「敷居の高い」「ハードルの高い」お店であります。
…それでも、ここに来る価値は大ありかな、とも思いますね。
パーキングもあります!!
どんなパーキングかは分かりませんが、、、、💦
とりあえず、Pの文字はありました。
この大丸のお隣にもラーメン屋さんがありました。
月見軒?!?!
ここも少し気になるなぁ~~。
次に大丸に来る機会があったら、こっちにも立ち寄ってみたいなぁって。
いや~、すごい経験をさせていただきましたね~~✨
***
ポルチーニも、家に置いておきたいですね~。
家の料理でも、ポルチーニ茸を使って料理したいものですね。
ポルチーニはスープやソースにしてお料理するのが一番かな?!
鍋つゆにもなっていますね~~。