この日は、ちょっと用事があって木更津方面へ。
その用事の前に立ち寄ったのが、
三代目沖食堂
であります!
沖食堂は、昭和30年に創業した久留米のお店…みたいです。
>2021年9月に久留米の沖食堂も新規オープンしたみたいです!
こちらのお店は既に首都圏のラーメン情報誌でも高評価を得ているお店です。
それもあってか、とんでもない数のお客さんが入っていました。
凄いな、、、💦💦💦
券売機です!
いや~、なんか、どれもとっても魅惑的です…💦
でも、ラーメンとしては一種類のみ…かな?!
基本のラーメンは一杯800円也💰
あと、ここは「焼きめし」が有名らしいんですが、、、
券売機をよく見ると、「焼きめしセット券」(500円)があるではないですか?!
「焼きめし」という言葉には弱いので、こちらも食べることにしました。
(このセットの焼きめしがとんでもない量だということはまだ知る由もありませんでした)
ラーメンと焼きめしだけでもフルコースなのですが、、、
それともう一つ、【ピースおにぎり】も見逃せませんでした。
ピース? 平和??
グリンピース?
気になりますね~~\(^o^)/
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!
沖食堂ラーメン
です!!
これは、かなり本格的な(臭いの強い)豚骨ラーメンですよ~!
見た瞬間に、ガチンコの豚骨ラーメンなのが分かります☝
zoom up!
スープを一口飲むと、、、
「うひょ~、これぞ、九州・久留米とんこつ!」
って叫びたくなる、野性味のある豚骨スープでした。
このスープ、すっごくシャバシャバしています。
そう、このシャバシャバ感こそが、九州の豚骨スープ。
関東の重たくて濃厚な豚骨スープとは全く異なるライトな豚骨スープ。
九州の人が関東に来ると「これは豚骨スープじゃない」っていう理由も今なら分かります。
このシャバシャバな臭みのあるスープこそが、「あっち」のスープなんです!
…
ふと、思いました。
「あれ、これって、いわゆる【君津豚骨】に似てなくないか?」
って。
木更津・君津エリアには、昭和時代の九州豚骨ラーメンを出すお店があります。
たとえば、【九州ラーメン友理】だったり、【九州ラーメン日吉】だったり…
新日鉄の工場移転に伴い、九州から千葉にたくさんの人が移住してきました。
その流れで、木更津・君津エリアには「古き良きとんこつラーメン」のお店が残っているんです。
これ、僕的には、「歴史の証人」って呼んでいるんですけど、、、(おそらく昭和40年代の九州の豚骨ラーメンがモチーフになっているような豚骨ラーメン?!)
これを【君津豚骨】と呼んでいるんですね、フリークの間では。
その君津豚骨の中に入れることができそうな味わいというか、なんというか。
もちろん全く同じではないですが、この沖食堂もまた古き良き久留米とんこつラーメンの味を継承するお店だとすると、そこに「類似点」はあるように思います。
麺はこんな感じです!
博多系の極細麺というよりは、久留米の麺って感じ?!
どこか熊本ラーメンの麺にも似ているような、、、?!
極細麺があまり好きじゃない僕には、この麺は嬉しいですね☝
久留米のラーメン店も、極細麺じゃなくて、こういう麺が多かったような…
そうそう、麺もちゃんと久留米から取り寄せているんだとか!?
チャーシューはこんな感じです。
「食堂」のラーメンに入っているようなチャーシューかな?!?
いい意味で、チープなチャーシューでした。
デフォで入っている玉子がすごく面白かったです。
こんな感じで、スライサーで細くカットされた茹で玉子でした。
これ、なんか、すごく懐かしく感じました💓
このスライスゆで卵、流行らないかな?!?!😊
…
そしてそして、、、
ジャジャーン!!!
焼きめし
です!!
これが、三代目沖食堂のファイナルウェポンですね!
500円でこのボリュームですか?!?!っていう、、、💦
この焼きめしがもう信じられないくらいに美味しくて、、、😂
「チャーハン」じゃなくて「焼きめし」になっているのがいいですよね。
何が違うのかは分かりませんが、、、💦
ネットで調べると、二つの違いがありそうです。
①チャーハンは卵を入れてからご飯を炒め、焼きめしはご飯を焼いてから卵を入れる。
②チャーハンの味付けは専ら塩で、焼きめしは醤油で味付け。
でも、それを意識しないで作っているお店も多いんだとか…
こちらの焼きめしは「しっとり系」で「オイリー」な焼きめしでした。
醤油も入ってそうですが、そこまで「醤油感」はなかったかな?!?
ここに来たら、この「焼きめし」も是非食べたいイチオシメニューです!!
…
そして、最後に、、、
ピースおにぎり
です!!
別名、「水玉おにぎり」・・ですかね?!
現在、一個の値段で二つのこのおにぎりがもらえるんです。
(ただし、僕は食べすぎなので、一つだけにしました)
このおにぎりは、文字通り、グリンピース入りのシンプルなおにぎりです。
これは、そのまま食べるというよりは、ラーメンのスープと一緒に食べるって感じですかね。
残ったラーメンのスープにこのピースおにぎりをぶち込んで食べるのも、楽しいかも?!
***
というわけで、、、
今、千葉のラーメン界を騒がせている【三代目沖食堂】の実食レポでした。
もう、とんでもない人気店なので、僕が語るまでもないお店ではありますが…
僕的には、「また新たに【君津豚骨】のお店が増えたな~✨」って感じです。
木更津~君津が独自のラーメン文化として「豚骨ラーメン」が栄えてくれると嬉しいですからね。
また、このお店と共に、【友理】や【日吉】にスポットライトが当たってくれたらいいなぁ。
内房というと、「竹岡ラーメン」「竹岡式ラーメン」が有名ですが、それとは別に「オールドスタイルの豚骨ラーメン文化」もあるんだぞ!って。
沖食堂自体、古き良き「九州・久留米ラーメン」ですし、またそれをコンセプトにもしています。
それに、イマドキの「ドロドロ濃厚豚骨」とは違う「シャバシャバライト系豚骨」の魅力がもっともっと多くの人に伝わってくれるといいなぁって願っています。
今の時代、特に首都圏においては、味が濃くて、ドロドロ濃厚で、重たくて、身体にあまりよくなさそうな「豚骨ラーメン」が正義だ、という風潮があります。
でも、それだけが「豚骨ラーメン」じゃない。
そのオルタナティブを示してくれている、という意味で、このお店の価値はとても高くあるように思います。
また、ここに食べに行きたいなぁ~~(n*´ω`*n)
期間限定で、【牛焼き飯どんぶり】なるものも出ていました!
総重量1.5kgですって?!?!Σ( ̄ロ ̄lll)、、、
お持ち帰りメニューもありました。
激辛高菜焼きめし、すごく美味しそう…😂
場所はこんな感じです。
木更津アウトレットの近くですね。
車なら、すぐにさっと立ち寄れる場所かな?!
もちろん駐車場もたくさん用意されています。
まだここでラーメンを食べてない人は、是非是非!!
…
マルタイは基本の基本ですね☝
久留米の名店【大砲】のラーメンもあります!
これも是非読みたいですね~!!
シンプルな感じですね。
これ、ちょっとかなり気になるかも、、、