銀山温泉に立ち寄った後、最寄り駅の「大石田駅」から「天童駅」に向かいました。
天童駅に向かった理由は、ただ一つ!
山形を代表する「鳥中華」の元祖店と言われる、
手打水車生そば
に行くためであります!
こちらのサイトでも、手打水車生そばが鳥中華発祥の店とされています👆
天童駅からは、歩いて13分くらいかな?! 駅からまっすぐ行ったところにあります。
この店名の通り、店先に「水車」が稼働しています。
水車を見るのなんて、すごく久しぶりな気がします。
思わず、見惚れてしまいますね💕
かつては、きっとこの水車でそば粉を挽いていたんでしょうね?!
入口はこんな感じです。
1861年創業の老舗のお蕎麦屋さんの風格、あります!
いよいよ「鳥中華」の発祥のお店に入るんです😂
お店に入ると、なんか、もうそこは、不思議ワールド…
もう、外国を一切感じない「日本ワールド」が広がっています。
It's a traditional Japanese restaurant!!!
おお、、、
手打水車そば家系
が掲示されています!
なんと、1843年に矢萩六助さんが「そば切り」を開始しているんですね!
完璧に江戸時代、、、
江戸時代から続く「お蕎麦のお店」なんですね!!Σ(・□・;)
今は、六代目の矢萩茂徳さんが店主さんなのかな???
ありました!!
当店の美味しいイチ推しMEN、
鳥中華870円
これが、夢にまで見た手打水車生そばの鳥中華か…😂
メニュー表です!!
こちらは、お蕎麦屋さんなので、蕎麦メニューがいっぱいあります。
が、そこに、ちゃんと「元祖鳥中華」も掲示されていました。
「まかない食からの賜物。国産生鳥肉と当店自慢のそばつゆを使用。そば屋ならではの中華をどうぞ」
って書いてあります👆
その他、い~~~っぱいのメニューが用意されています。
嗚呼、これ、どれも全部食べたい、、、😂
でも、胃袋は一つだけ、、、
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!!
こちらが、山形の地ラーメン、
鳥中華
であります!!
こ、こ、これが、あの「鳥中華」なのかー?!?!
見た感じは、「THE蕎麦屋の中華そば!」って感じがしますねー。
ラーメンフリーク的には、なんかたまらなくときめくヴィジュアルです。
そばつゆを使ったあっさりスープの上に、天かす(揚げ玉)が入っています。
そこに、国産の鶏肉と三つ葉とネギと岩のりが乗っていますね。
そばつゆベースのスープに、自家製のトッピングが色々…ですね。
zoom up!
スープを一口飲むと、、、
「うおおお!! 本当にお蕎麦のつゆの味がする純和風醤油ラーメンだぁ!!」
って、叫びそうになりました(n*´ω`*n)。
これ、本当に「お蕎麦(温)」の味がします。
けど、なぜか、どういうわけか、ちゃんと「中華そば」にもなっているんです(?!)。
あ、いや、中華そば、っていうか、「和風蕎麦ラーメン」っていう感じ?!
お蕎麦とラーメンの中間形態?!?!
ただ、一つ言えることは、「こりゃ、めっちゃ旨い!!」ってことですね。
お蕎麦とラーメン、どっちも好きな人なら、「泣ける味」になっていると思います!
麺はこんな感じです。
中細?の縮れ麺になっています。
この麺、お蕎麦屋さんとあって、自家製麺になっています。
凄く歯ごたえのいい麺ですが、いわゆる「東北クオリティー」の麺ではないかな?
ハイレベルの「お蕎麦屋さんの中華そば」って感じ???
中華そば風になっているのは、やっぱり「天かす(揚げ玉)」のおかげかな??
中華そば・ラーメンの構成条件に「油」があると思いますが、天かすでそれを補っていますね。
それと、写真では分からないと思いますが、「胡椒」が結構強く効いているんですね。
ラーメンには胡椒!っていうイメージがあるじゃないですか。その胡椒がいっぱい入ることで、「ラーメン感」が出ているのかな?!って思いました。
そして、「鳥中華」と呼ばれる所以でもある、、、
チャーシュー代わりとなる、この鶏肉!!!
なんというか、「鶏南蛮蕎麦風」になっていますね~~😊
スープが美味しければ、こういうシンプルな鶏肉で十分に美味しいんですよね。
スープと鶏肉の相性も抜群で、「鳥増し」があったら、最高だろうなぁって思いました。
天かすと胡椒とこの鶏肉、これが「鳥中華」のエッセンスになるのかな???
あと、蕎麦風ってことで、岩のりもすっごくスープに合っていましたね👆
あと、別で「天ぷらの盛り合わせ」を頼んだのですが、、、
海老天ぷらをこの鳥中華に入れたら、見事な「天ぷらラーメン」になりました!
天ぷらラーメン推しの僕には、もうすっごく嬉しい「トッピング」になりましたね。
味変アイテムもしっかりありました。
小さな桶に入った唐辛子粉を入れたら、超激辛純和風蕎麦ラーメンになりました🔥
これを入れると、「かれ~~~~!!!」ってなりました(;´Д`)
いや~、ホント、最初から最後まで、感動と驚きでいっぱいでした💕
そうそう、お店の人に聴いたら、歴史あるお蕎麦屋さんなのに、この鳥中華しか出ないって言っていました。まわりを見渡しても、ホント、みんな鳥中華を食べていて、「うーん、、、💦」って思ってしまいました。
…
そんなこんなで、、、
やっぱり、ここに来たら、食べなきゃダメだよなぁ、、、っていうのが、、、
100%そば粉だけで打ったお蕎麦でありましょう!!
これを食べないわけにはいきませんよね。
江戸時代から続く老舗の名蕎麦店の、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、手打水車生そばの基本の基本、
ざるそば(870円)
です!
正真正銘、100%そば粉の「十割そば」であります!!
こちらが、その十割そばです。
小麦粉を一切使わない、そば粉のみの「純日本蕎麦」と言えましょう!
これをそのまま食べると、ホントにそば粉の風味を感じます。
美味しいかどうか以前に、これこそが「日本の伝統的なお蕎麦だぜ!」って。
なので、是非、これを食べる際はまず、そのままダイレクトに味わってほしいです。
そう、まさに、「ダイレクトテイスト!!!」です!(by THE SLUT BANKS)
そばつゆはこんな感じです!
このそばつゆを使って作ったラーメンが、ここの鶏中華、ですね。
こちらのそばつゆは、すっごくライトでさっぱりしていて、心に響きます。
水車生そばの十割そばを、そばつゆに浸して、いざ、実食!
ずるずるっと、お蕎麦を啜ると、、、
「おおお、、、これはコシがあるというより、ボソボソっとした独特な食感だ…」
って思いました。
このボソボソ感こそが、きっと本来の「蕎麦」の食感なんだろうな…って思いました。
もちもちっとした麺じゃなくて、ボソボソ・モソモソっとした麺。
そばつゆも、そんなに濃い味でもなくて、しょっぱくもなくて、、、
どちらかというと、素朴でライトな味わいのそばつゆになっていました。
うんうん、こういう普遍的で一般的で王道のそばつゆ、すごく癒されますね~。
「ああ、これが、江戸時代~明治時代から続く伝統の味なんだなぁ…」とも。
***
というわけで、、、
鳥中華発祥のお店でもある【手打水車生そば】のレポをお届けいたしました!
こちらの鳥中華、存分に堪能させていただきましたね~👆
限りなくお蕎麦に近いラーメン、それが「鳥中華」かな、って。
歴史あるお蕎麦屋さんなのに、鳥中華ばかり出るっていうのは、これ、喜んでいいのかどうか…。
でも、無数にあるラーメン提供店の中で、こうやって常に多くのお客さんに恵まれているっていうのは、ホントに凄いことだし、素晴らしいことだと思いますね。
天童エリアに来たら、是非とも食べていただきたいお店でありました!
2月末までの提供となる【寒中挽き抜きそば】もありました。
こちらは、十割そばではなくて、小麦粉を使ったお蕎麦だそうです。
このエリア一帯の名物蕎麦になっているみたいです😊
もしもまたここに来る機会があったら、、、
…きっとまた鳥中華を注文しそうな予感しかしませんね💦💦
石臼五訓なるものも、テーブルに置いてありました。
なるほど~~\(^o^)/
お店の壁には、こんなヒストリーの掲示がなされていました。
オススメの一品っていうのもありました。
寒中挽き焼きそばとろろ揚げっていうのが、すごく気になりました。
(ただ、もうお腹もいっぱいで、今回は断念しました。。。(;´Д`))
そして、お持ち帰りに、この鳥中華を買うのも、いいかなぁって思老いました。
鳥中華のエッセンスは、すべてこのお店にあるのかな?!って。
なお、この鳥中華(レトルト)は、ここでしか販売していないみたいです。
(だから、僕も一つ買っちゃった(n*´ω`*n))
この辺も、どれも、購入したかったですね~~。
店内はこんな感じになっています。
僕らは、普通のテーブル席で食べました。
普通席で、十分に鳥中華もざるそばも楽しむことが出来ました!!
水五則なるものも、こんな風に紹介されていました。
なんか、日本の実践哲学を表わしているのかな?!って、、、。
日本には、日本なりの哲学って、あるんですよね👆
こんな風に、100年以上の歴史をもつお店なので、、、
凄いなぁ~~~(n*´ω`*n)
…
お蕎麦ももっともっと食べていただきたいなぁ、、、。
生そばも研究のし甲斐があると思います!!