ブログの記事のコメント欄で、みみさんから教えていただいたバンド(みみさんありがとうございます)。
新興宗教楽団NoGoDの名前はすでに知っていたが、バンドの内容については全然知らなかった。そのバンド名からして、イロモノ系だと勝手に誤解していた。が、聴いてビビッた。めちゃめちゃ真面目で、本格的なバンドだったのだ。
このシングル(07年5月9日リリース)はわずか二曲だけだが、二曲とも重圧で、重厚で、パワフルで、メロディアスであった。
01.アトリア
美しい静かなシンセのSEで始まり、クリーントーンのアルペジオへと続く。そして、はじけるようなメロディーが飛び出す。インパクト十分、迫力ありのサビだ。そして、ゴリゴリのギターリフ。AメロはLUNA SEAばりの緊張感がある。Bメロは少しトーンダウンして、サビで一気にはじけていく。サビの裏で鳴っているギターのリフがかなり気に入った。北欧メタルチックで。。。 ギターソロは早弾き系。音的にはシャムシェイドのギターの音に近いかな!? 変拍子などはない。一曲全体としては、かなりハイレベルの一曲と言えるだろう。メンバーはやっぱりシャムとか好きなんだろうか?
02.宝物
ベースの妖しいリフで始まるが、とたんにはじけたポップロックに変貌する。これまたシャムシェイドっぽい雰囲気のする元気のよいサウンドになっている。Bメロのシンコペーションが心地よい。元気があって、どこか切なくて、雰囲気もある。Aメロのギターの入れ方もいいなぁって思った。ホント、真面目なバンドなんだろうな、、、と。サビのメロディーも、どこかで聴いたことがありそうな極上ポップだ。これまたシャムの影響がちらりほらりと見えるような、、、見えないような、、、
●ヴィジュアル的にもかなり奇抜であるが、音楽的にもかなりド派手であった。特にボーカルの団長のハイトーンボーカルは聴きどころかと思う。ギターの早弾きもかなりのもの。技巧派バンドと言えるだろう。
●バンドのサウンドとヴィジュアルがかなりミスマッチしている。もっと普通のスタイルでやっても十分やっていけそうな。このミスマッチが変な方向に行かなければいいのだけれど。あと、歌詞が少し地味かな。このあたりが解決されれば、さらにすごいことになりそう、、、