今日は今年最後の池袋方面♪ 今年も残るところあと二週間。師走ってことで僕も後少し走ろう。
今日は電車の遅れがあって、いつもより時間がない。どうしよう… そうだ! 東武デパートの地下に北海道の名店縁やがあったではないか!
縁やはかつて石神師匠が都内に呼んできた店。一時期はかなりの話題を集めた。僕もその頃に二、三度食べた。海老のはっきりした味わいに感動したものだ… 今は東武デパートの果ての地下二階のさらに果ての角地で静かに密やかに営業している。
今回は、来年流行るといわれていたりもする海老塩ラーメンを注文。海老といえば縁やだからだ。
縁やのラーメンで一番ダイレクトに海老が感じられるのは、紛れもなくこの塩ラーメンだ(正確に言うと、塩ダレ、豚骨スープ、海老香油のラーメン)。
スープはかなり業務用くささを感じるもの。いわゆる動物の骨の生々しさが全く感じられない無臭のスープ。海老油は赤茶けていて、白いスープを覆うようにしてその表面に広がっている。スープは以前と変わらず、海老を食べているように錯覚する強烈な味わい。
麺もなかなかよい。中くらいの太さの長くて真っ直ぐのストレート麺だ。チャーシューは形がよい。のりは四分の一サイズのが一枚。 器のわりには量は控えめ。程よい量だ。ただなんか作り手の見えないラーメンだった。デパートに入っている無難なラーメン屋さんとあんまり変わらないっていうか…
でも、そういうラーメン屋にしてはかなり凝っているし、個性もある。また機会があれば来たいな~