僕が千葉県の中で一番ロマンを感じるのが、「勝浦」と「銚子」です。
旅好きの人間として、千葉で最も誇れる町はどこかと問われたら、やっぱり勝浦と銚子と答えると思います。
千葉のラーメンフリークとして、千葉で最も素晴らしいラーメンの町はどこかと問われたら、やっぱりやっぱり勝浦と銚子って答えると思います。
ただ、勝浦は既に「勝浦タンタンメン」で全国的な知名度を誇る町になりましたが、銚子は、本当にたくさんの素敵なお店がありながらも、「ラーメンの町」としてはあまり認知されていません。
そういうこともあり、僕もらんちばさんも、銚子のラーメンを追い続け、銚子のラーメンの素晴らしさを訴えてきたつもりです。ただ、その訴えが世に届いているかどうかといえば、まだまだ届いてないのが現状かと思われます。
これからも地味に地道に、「ラーメンの町=銚子」を追い求め続けていきたいと思います。
さて、、、
遅ればせながら、、、
2019年6月頃に、銚子・観音エリアに新たなお店が登場しました!
しかも!! 老舗の超名店「坂本」のすぐ近くの場所に!!
その名も、
銚子晋ラーメン
であります!!
こちらのお店はなんと銚子にありながら「竹岡系ラーメン」を出すお店、ということで、めっちゃ行きたい!って思ってました。
なぜかって?
銚子と言えば、千葉のみならず全国的に有名な醤油の産地です。銚子=醤油って言っていいほどに…。
そんな銚子で、醤油を基軸にした竹岡系ラーメンを出すお店となれば、もうそりゃ…って。
しかも、噂では、独自に進化を遂げているという話も聴いておりまして、、、
老舗名店「坂本」を通り過ぎて、その先すぐのところにありました。
こんな近くに出したのか、、、と。
(でも、この界隈が少しでも賑やかになるならとてもいいことです!)
…
お店に入ると、なんと!まさかの「満員御礼状態」…(;´・ω・)
空いている席がないほどに大繁盛していました。
コロナ対策で座席数を減らしているっぽいですが、それにしても凄い…
(しかも、その後も続々とお客さんが集まってくるではないですか!?)
こ、こ、これは!?…
メニューを見てみましょう!
らんちばさんが食べた時とは違うメニュー構成になっています。
一年前から随分と進化しているように思われます!!
何といっても、まず目に留まったのが、、、
にんにくラーメン
ですね!!
ニラ、ニンニク、玉ねぎが入ったラーメン…
つまりこれは僕の好物の「スタミナラーメン」じゃないか!!、と。
竹岡系スタミナラーメン!?!?
もう、これを見た瞬間に、一気にテンションが上がりましたよ。
このにんにくラーメンに、チャーシュー3枚トッピングしまして、、、
更に、「やくみ大盛り」(100円)もしまして、更に更に「月見ラーメン様式」(生卵入り)にしてもらいました!
合計1080円の豪華スペシャルにんにくラーメンです!!
いきますよ~~
ジャジャーン!!!
銚子晋ラーメンの最高傑作(?)
やくみ増し月見チャーシューにんにくラーメン
です!!
Twitterでこちらのお店をフォローして、ラーメンの写真を撮って、ハッシュタグをつけてツイートすれば、100円引きになります。この豪華なスペシャルラーメンも980円で食べられるというわけです\(^o^)/
こりゃ、ヤバいヤバい!!
先日、梅乃家に行って最高の真なる「竹岡ラーメン」を食べてきましたが、こちらは、「ヤバさ100%」のブラックなスタミナラーメンでありますよ!!
遂に、竹岡ラーメンが進化を遂げた!?
ご覧ください!!
この魅惑に溢れた素晴らし過ぎるヴィジュアルの一杯を!!!
これは、僕にとっては「夢のようなラーメン」ですぞ、、、
生卵、ニラ、ニンニクの塊…
このヴィジュアル、間違いなく今年のベストラーメンに入りそうです。
zoom up!
スープを飲むと、確かに確かに「竹岡ラーメン」の味がします。
醤油ダレをお湯で割ったような味わいのスープです。
何度味わっても、「こりゃ、竹岡系ラーメンそのものの味わいだ…」ってなります。
ニラやニンニクが入っていますが、それに「醤油スープ」の味が負けないという…。く~~、なんて強力な醤油スープなんだ、、、。どんな調味料も、黒いスープに飲み込まれていくのか!?
でも、ニンニクも攻撃の手を緩めません。皮を剥いただけのにんにくの塊が攻撃を仕掛けます。
このニンニクの塊とニラを見て、中部地方で人気の「ベトコンラーメン」を思い出しました。そうだ、これはベトコンスタイルの竹岡ラーメンなんだ!!!って。
竹岡ラーメン+ベトコンラーメン
=銚子晋ラーメンのスタミナラーメン
これだ…
そう考えると、このラーメン、めちゃめちゃレアなラーメンってことになるぞ…
厳密に言えば、まだまだベトコンラーメンとは言えないけれど、少し味を改良すれば、まさに竹岡式のベトコンラーメンが誕生するぞ、と。その期待も込めて、、、。
この竹岡系の濃い醤油のブラックスープに、もやしとニラを加えて、辛味も加えれば、まさに「竹岡系ベトコンラーメン」になるはずなんです。ニラは既に入っているので、あとはもやし…となりますが、このスープには合わないかもしれません、、、。なので、これはこれでもういいのかも??
こうなると、新メニューとして「辛にんにくラーメン」が欲しくなります(;´・ω・)
麺はこんな感じです。
とても食べやすいストレートタイプの中細麺、、、かな!?
乾麺ではないと思いますが、どこか乾麺っぽさを感じる麺といいますか。
これが本当の「乾麺」だったら、もう最高だったなぁ、、、
竹岡スタイルのスープには、やっぱり乾麺が一番なので!!
…
で、、、
更にお楽しみはここから、これから!!
まずは、三枚のチャーシュー(追加)!
これは豚バラチャーシューで、やわやわでトロトロで、竹岡スタイルのスープにぴったりのチャーシューです。サイズ的にはわりと小さいので、思い切って六枚にしとけばよかったかな…。竹岡スタイルのブラックラーメンには、チャーシューがよ~~~く合うんですねー。
そして、、、
別皿に盛られた「やくみ大盛り」をスープにガンガン加えてきます。
この量が半端ないっす。梅乃家のご主人もきっと驚くくらいの量です。
しかもしかも! このやくみ(刻み生玉ねぎ)、温められているんです!!
おそらくレンジで数十秒チンしただけだと思いますが、この温かいやくみのおかげで、大量にスープに投入しても、スープが冷えないのです!!!
なんだ、この気遣いは!?!?!
竹岡スタイルのスープに、生卵を混ぜて食べる喜び、、、
味が濃いスープなので、この生卵がとってもいい働きをしている気がしました。
生卵のおかげで、竹岡系特有の醤油の臭みが緩和されてマイルドになります。
これは、すごくいいアイデアかもしれません、、、
そして、なんといっても、このニンニクの塊が素晴らし過ぎでした。
ベトコンラーメンっぽさを感じるニンニクまるごとの粒。
竹岡系のスープにニンニクがとてもよく合うんです!!
生卵が溶けた玉ねぎたっぷりのニラ入り竹岡系黒い醤油スープにニンニク、これ以上にないくらいにワイルドでスタミナたっぷりのラーメンになりました。
最高過ぎた、、、
***
というわけで、、、
およそ1年前に新たにオープンした「銚子晋ラーメン」のレポでした!!
いや~、「にんにくラーメン」、最高過ぎました、、、。
もう、今年のBESTにランキングすることもほぼ決定でしょう\(^o^)/
面白すぎです!!!
もし今後可能であれば、ここでも、魚介系のラーメン、それから天ぷらラーメンも出していただけたら、と切望したいところですね。銚子といえばやはり魚介系ラーメン。そして、銚子といえば天ぷらラーメン。
こういう新たな勢いのあるお店で、クラシカルな銚子風ラーメンも出して頂けたら、、、どれだけ心強いか、と。
店名に「銚子」とついているのだからこそ、もっと「銚子っぽさ」にこだわってもよいのでは?、と思います。あるいは、魚介系のここのラーメンを「銚子ラーメン」と銘打っちゃってもいいかもしれません。又は、「銚子風竹岡ラーメン」を創造しちゃっても面白いかもしれない。…
もう、未来しか感じないお店でした。
だからこそ、是非、銚子の伝統的なラーメンにも目を向けてもらって、これからの銚子のラーメン界を牽引してもらいたいなぁって心から願います。
先日レポした「中華そばおま屋」も素敵なお店でした。もちろん(今や中堅とも言える)「銚子麺屋潮」も素敵なお店であります。
確実に、次の世代を担う新勢力が生まれつつあるのです!!
「中華ソバ坂本」や「大塚支店」や「長寿庵」といった超強力な老舗店もまだまだ健在です。
新旧共に一丸となって銚子のラーメン界を盛り上げれば、竹岡、勝浦に次ぐ「ラーメンの町・銚子」も根付くと思うんですよね。これは僕の勝手な妄想ではないと思います。
今後も、微力ながら、銚子のために頑張りたいと思います!!
晋ラーメン、本当に素敵なお店でした!!!
嗚呼、またすぐにでもにんにくラーメン食べたい、、、
チャーシューもホントに美味しかったなぁ~~(n*´ω`*n)