Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

2015年夏!ドイツで出逢った素敵な音楽たち(1)

ドイツに行くと、音楽へのテンションもかなり上がります。

日本の音楽は、今、正直、自分にとって全然テンションが上がらなくて…。

「ダメだ」っていうのと違うんです。逆に、なんか「懲りすぎてて、心に響かない」っていうか。

僕は、シンプルな楽曲が好き。単純に好き。シンプルで、聴きやすくて、ちょっと切なくて、分かりやすいメロが好き。で、細かいところでは色々いじっている、みたいな。

日本の音楽は、昔はそういうのがいっぱいあったんだけど、どうも、そういうのを嫌う傾向が、今の日本の音楽シーンにはあるように思います。ヴィジュアル系も、昔は、F-G-Amとか、F-G-Em-Amとか、Am-F-G-Amとか、そういう感じのちょっと切なくてキャッチ―でポップな曲がいっぱいありました。でも、今は違います。そういうシンプルな曲がない…。

で、分かりやすいシンプルな曲をやると、「懐かしい」とか「昔っぽい」って言われてしまう。

けど、ドイツでは、今もまだまだ「分かりやすくてキャッチ―な曲」が健在なんです。

元気なんです。

だから、テンションが上がります。

まず、最初に、震えたのがこちらのアルバム。

なんとなんと、ダーク系のバンド36組のオムニバスCD。

しかも、かなり名の知れているバンドもいっぱい入っています。

02のEISBRECHERは、ドイツを代表するデジタル+ラウド系のバンド。

ヴィジュアル系が好きな人なら、気に入ってもらえるんじゃないかな、と。

04のMELOTRONのSTUCK IN THE MIRRORは、かつてのソフトバレーを彷彿とさせつつ、今の欧州ダークシーンを感じさせるデジタルなロックサウンドになっています。これ、ドキュンでした。

17のTANZWUTも、有名なダーク&ハード系のバンド。ちょっとエスニックな感じがいいです。


それから・・・

このジャケットには驚きました。 

こちらは、アメリカのバンドですが、ジャケットを見て、もう感動してしまいました。

これ、ヴィジュアル系ですよね? 若干、KISSが入ってますが、初期LUNA SEAっぽいですよね? ボーカルの髪型なんて、あの当時のRYUICHIじゃないですか? あるいは、清春?!

サウンドも、かなりハードなロックになっています。若干、メタルっぽいですけど、ヴィジュアル系自体、今は、一つの勢力としてメタル系ヴィジュアル系バンドがいっぱいありますからね。

この曲には、ドキュンとやられました…。「堕ちた天使♪」

この曲も、イケイケで、キャッチ―で、ハードでカッコよかった!

アメリカのバンドだから、日本で買ってもよかったかなと思ったけど、安かったので、このバンドのCD、大人買いしてしまいました(苦笑)。かなり惚れましたね。日本で、こういうストレートでキャッチ―で、でも演奏的にばっちりなバンドって、なかなかないんですよね。(X JAPANも最近は、なんか分かりにくい方向に向かっている感じがするし…) ガールズ系のメタルバンドだと、こういうキャッチ―な楽曲をやってるバンドはあるけど、男性ボーカルだと、、、


続いて、今度は、ちょっと違う系で、、、 

こちらのDIORAMAは、BUCK-TICKファンの人や、今井さんのセンスに惹かれている人向けかな?! ドイツのエレクトリック系のグループ。

これを聴いてもらえれば、雰囲気は伝わるんじゃないかな?!

僕、マジで、惚れましたね。この世界観。美学ですよ。今回のドイツでは、この曲をヘビロテしていました。

 


今度は、女性ボーカル。

イタリアンポップス。 

で、こちらは、もう、僕が今回一番惚れたイタリア人女性です(苦笑)

Laura Pausiniさん

この曲で、彼女の歌の魅力は伝わるかな?! 本作品の一曲目!

彼女の過去の作品にも、魅力的な楽曲がいっぱい!!

なんか、イタリア語って、かわいいんですよね。かわいいっていうか、なんていうか、粋というか…。曲を聴いていると、「あー、この人のこと、守ってあげたくなる…」って、妄想できる(苦笑)。

あと、楽曲がどれも、なんか切なくて、暗くて、メランコリックで、すごい気に入りました。

この曲も、どこまでもメランコリックで、切なくて、大好き。惚れました。


で、今年の夏、ドイツで一番はまったのが、

いわゆる

Chillout & Lounge Music

いや、もともと好きだったんですけど、

いわゆる大人のラウンジでかかっているような音楽にはまりまして。

めちゃめちゃCD、買いました。

(いわゆる流行のCDのおよそ3分の1くらいの価格なので…)

例えばこんなサウンドとか。

今後、こういうチリアウト&ラウンジ系のバンドもやりたいなぁ、と。いや、マジで、こういう楽曲「も」できるバンドがしたい。

こういうのとか。

自分の中で、こういうサウンドを自分の中に取り入れたいって、ホンキで思うようになりました。まぁ、聴くだけでもいいんですけどね。でも、こういう曲を演奏できたら、気持ちいいだろうなぁって。

で、さらに、それがエスカレートして、はまったのが、「ミッドナイトラウンジ系」(苦笑)。

なんか、このジャケットに惹かれてしまいました(汗)

なんというか、むちゃくちゃ「カッコいい」って思ったというか…

サウンドも、これがとってもアーバンでクールでオシャレだったんです。

残念ながら、こちらの作品は、YouTubeにはなかったんですけど、、、

こんな感じのアルバムです。真夜中に酒を呑みながら聴きたいアルバムかな、と。

 

(まだまだあります!)


40を過ぎて、、、

だんだん、こういうラウンジ系が一番聴きたい音楽になってきています。

演奏する側としては、ロックがいいんだけど、普段の日常で欲しているのは、こういうチリアウト&ラウンジ系かな、と。

とはいえ、ラウンジ系は昔から好きで、時折オムニバスを買っていたんですけどね。ここまではまったのは初めてじゃないかな。

元気な曲に疲れたというか…(苦笑)

でも、音楽的にも、すごい雰囲気があって、仕事をする時に集中力が増す、というか。なんか、「頑張ろうかな!」って思えちゃう。ロックだと、熱くなりすぎて、仕事にならない…(苦笑)。

まぁ、朝から晩まで、文献を読んだり、論文を書いたりしていましたからね。こういう曲が必要だったのかもしれませんが…。

でも、この夏、新しい自分の音楽世界を見つけることができました。それはとても幸いでありました。

 

今後、僕はチリアウト&ラウンジ系のロックバンドを目指します!(妄想)

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