夢のような、すごいバンドが登場しています。
その名も、
と申します。
カフカ、ですよ。。。
あの『変身』、『城』、『審判』、そして「オドラテク」が登場する『父の気がかり』のフランツ・カフカ。
ちなみに、今度のLUNA SEAのイベントにも登場するので、名前を目にした人も多いはず。
このバンドのメンバーが、とんでもないんですから!!!
詳しくは、こちらの記事 とか、こちらの記事 とかを読んでみてください!
ヤバいでしょ、、、
でも、KA.F.KAのファーストアルバムは、メンバー以上にぶっとんだ内容になっているんです。
マジで、スゴいんです。
これからのダーク&ハード系のシーンの潮流を予感させるサウンドになっています。
簡単に言えば、「21世紀型のニューウェイブ~ニューロマンティック系」。
じわりじわりと、この流れが作られつつあるように思います。
いわゆる「ハードなディル系」と「ソフトなアイドル系」に二分された状態のV系シーン。
でも、そもそもは、メタル系とポジパン系に分かれていて、そのポジパンのルーツにあるのがニューウェイブ。
ヴィジュアル系のルーツに、この「ニューウェイブ系」があるんです。
そんなニューウェイブ系のダークなバンドが、今、少しずつですが、台頭しつつあります。
その代表バンドが、Lillies and Remainsでしょう!
あと、GOATBEDなんかも、このルーツに入りそうです。頑張っています。
ドイツをはじめ、ヨーロッパでは、常に、こういうニューウェイブ~ニューロマンティック~ポジパン系のバンドが生まれているんですけどね。日本だと、どうも、「メディアが作った枠」にはまるバンドが多すぎて、、、 みんな、右にならえ的な、、、
なので、この新しい「流れ」に注目したいところです。
KA.F.KAの「音」も、既にYouTube等で、upされています。
この2曲は、今回のこのアルバムに収録されています。
上の動画の楽曲も素晴らしいですが、もう、全曲、素晴らしいです。
退廃的(デカダント)で、陰鬱としていて、ダークで、美しい。
この世界観、今の時代では、かなり「斬新」に響くのではないかな、と。
2015年は、このアルバム、ヘビロテ決定ですねー。
僕的には、森岡さんとIssayさんのコンビネーションがたまりません♪
そこに、土屋さんのギターがのっかるんですからね。。。
おかしくなりそうです(;;)
今の「退屈な日本の音楽シーン」に物足りない人は、是非このアルバムを聴いてもらいたいです。
1952年生まれの土屋さん、60歳を超える天才ミュージシャンが新たに始めるプロジェクト。
なぜ今、彼がまた新たなバンドで動こうとしているのか。
その理由も、このアルバムで「感じること」ができるはず。
「音楽って、アートなんだぜ」って。
僕は、そう聴こえてきました(妄想入ってます)。
何のポリシーもなく、何の美学もなく、ただ技術化されたパフォーマンスの戯れを繰り返すだけ。
いや、一方で、ただのパフォーマーになり下がり、他方で、技術職としてのミュージシャンばかり。
そういうシーンに、一石を投じる作品になっていると僕は確信します!
ま、単純に好きな音なんですけど、、、汗
やっぱ、音楽って、アートなんだよなぁ、、、と。