ラーメン好きの人にはお馴染みの、、、
なんて言わなくても、言わずとも知れた日本の代表的B級グルメ?!
「餃子」!
その餃子の専門店が、ベルリンに登場しているんです。
場所は、昨年僕もレポした「MenMen」の二つ隣り。
Gyoza専門店です!
その名も
です。
しかも、このお店は、ある意味で、チャレンジャーです。
虎視眈々と、「次世代のファストフード店」の座を狙っているんです。
ハンバーガーやチキンナゲット、
ドイツだと、ケバブとか、カリーヴルストとか、、、
色んなファストフードがあります。
その中に、Gyozaは入るのかどうか。
いつか、ドイツでも、
「今日、ケバブ食べる? ギョーザ食べる?」、みたいな会話が聴けるかも?!
そんなお店です。
メニューは極めて超シンプル。
Gyoza Veggieと、Gyoza Chickenのみ。
6つ入りで2.90€。12つ入りで4.90€。
高くはないですが、・・・
うーん、、、
どうだろうなぁ。。。
6つか、、、
店内は、J-POP-CULTUREの代表、漫画を使った壁紙で。。。
なかなか華やかです。
(あくまでも、ケバブ屋さん的な感じで、眺めています)
で、6分待ちます。
ジャーン!
こちらが、ドイツ(いや欧州で?)初となるGyoza専門店のGyozaです!
あらかじめタレがかかっています。
ここまでは、まぁ、日本の餃子と一緒。
でも、ここからが、ドイツ式。
見てください!
みてください!
この調味料の数々を!!!
一番右の緑色のソースは、なんと「わさびマヨネーズ」!!
その隣が、チリマヨネーズ。
真ん中がお酢で、その隣がチリソースで、最後がケチャップ(だったかな!?)
日本では考えられない調味料の数々です。
でも、これこそが、「虎視眈々と新たなファストフードを目指すお店」の所以なのです。
これは、面白いです。
僕は、チリマヨよわさびマヨを使ってみました。
いやー、ジャンクっす!!!
たまりません。
マヨネーズと餃子は、合うこと間違いなしですからね。
ジャンクです!!
すごい、、、
まさか、日本の餃子が、世界のファストフード化を狙う時代が来るとは、、、
餃子自体は、普通にとても美味しかったです。
僕の中では、日本の餃子はどこまでいっても日本の餃子なので、、、
中身を変えれば色々とバリエーションはできるだろうけど、まぁ、餃子は餃子かな、と。
YuMeの餃子も、また、そういう日本の定番的な餃子だったと思います。
***
でも、世界のファストフード化を目指すにあたって、気になることが幾つか…。
①値段のわりに、お腹がいっぱいにならない。Gyozaのライバルの一人、ケバブは、4€くらいで、おなか一杯になります。手軽で、安くて、お腹いっぱいになれる。Gyozaも2.90€と高くはないけど、「満たされ感」としては、ケバブに勝てない。
②ドイツの代表的ファストフードに、カリーヴルストがあります。カリーヴルストは、ケバブと違って、また餃子と同じで、それだけでお腹一杯になれません。でも、カリーヴルストの場合、たいてい、パンが付きます。でも、餃子の場合、皮に小麦粉を使っているから、というのもあるだろうけど、何も付きません。これだと、やはりカリーヴルストには勝てない…
③つまるところ、値段のわりに、「腹が満たされない」、というのが、大問題のような気がします。マクドナルドなんかは、ハンバーガーに必ずポテトを付けてきますし、そもそもハンバーガー自体が、肉×パンです。餃子も、小麦粉×肉なので、構成的には、ハンバーガーと違わないんですが、やはり量的に足りない…。ここをクリアしないと、ハンバーガーにも勝てない。
④つまるところ、餃子+αのαの部分をどう考えるか。
…
ということを考えました。
でも、一つの小さな可能性を感じました。
Gyozaは、世界のファストフードになれるかも?!
ハンバーガーやケバブやカリーヴルストのように、みんなが普通に当たり前に食べるフードに。
そうなったら、凄いよなぁ、、、と。
***
あと、このお店で働いている日本の若者も元気でした(苦笑)
彼女一人で、餃子を作っていました。
通称メンメンさんこと、みかさん。
メンメンさんは、某有名大学を出た後に、色々と紆余曲折を経て、こちらのお店で期限付きで働くことになったそうです。本当はイギリス留学(在住?)を考えていたんだとか。それがいろいろとあって、ドイツに流れ着いたそうで、、、
色々とお話させてもらいまいたが、パワーのある方でした。(ただのバイトじゃない…)
世界で活躍できるだけの力をもっていそうな人なので、写真も撮らせてもらいました。
頑張ってほしいですね★
「世界に飛び出ようとしている若者」がこうやって異国の地で一人で頑張っている姿って、本当に素敵というか。
40を過ぎて、ますますこういう若者を応援したくなってきた、というか…。
あるいは、かつての「自分」に重ね合せて、応援したくなっているというか…。
僕もその昔、色んな人に、励まされて、鼓舞されて、頑張りましたからね。
そういう立ち位置になったんだろうな、、、