プラハです。
そして、プラハ最後の日。
一言加えるなれば、「プラハは最高に素晴らしい街だ」、ということですかね。
完璧に惚れました。
美しすぎる街です。
そして、とてつもなく「安心できる街」。
ドイツより、はるかに疲れません。
人間性的にも、みんなシャイで、どこか日本人に通じる控えめさがあります。
そんな最後のプラハで、やはり、もう一度、、、
KITCHEN Ramen Barに行かねば、、、と。
KITCHEN Ramen Barは、Mustek駅を出て、すぐのところにあります。
この写真の中央の道を1分ほど進んだところです。
Mustek駅に来れば、すぐに分かると思います。
こんな感じですね。
ここが、ラーメン屋さんだなんて、きっと誰も思わないでしょうね。
もう一度、どうしてもここに来たいと思いました。
…
その理由は、TOMATO RAMENにあります。
このお店は、イタリア人デザイナーの方が立ち上げたお店。
となれば、TOMATO RAMENは絶対に食べるべきだ、と思ったんです。
日本でも、「イタリアンラーメン」と言って、トマト風味のラーメンを出すお店はあります。
が、ここは違います。
イタリア人が作ったトマトラーメンなんです。
和風パスタならぬ、洋風ラーメン。
これを食べずに、チェコを離れるわけにはいきません!
頑張って来た甲斐がありました。
KITCHENのトマトラーメンがとんでもなかったんです!!!
これは、マジで凄かった。
ジャジャーン!
こちらが、イタリア人店主さんが手掛けたトマトラーメンです。
真っ赤なスープが印象的です。
いやー、美味しいオーラが半端ないです。
塩→豚骨と食べましたが、このトマトラーメンが一番半端ない。
想像以上だ。
zoom up。
これ、スープがかなり少な目なんです。
少な目というか、トマト和え麺みたいな感じです。
多分、「意図的」に、そうしているんだと思います。
(他のラーメンはスープも多いから)
分かりますかね?!
スープの量の少なさ。
麺はこんな感じです。
なんか、ナポリタンみたいなヴィジュアルですが、全然違います。
これまで、食べたことのないトマトラーメンの味わい。
トマトは、完全にスープになっていて、固形のトマトは入っていません。
味も、刺激的です。ここまで味の強いラーメンはなかなか、、、
とはいえ、単に「イタリア風」にしているわけじゃなくて、トマト風味の新しいラーメンになっています。
ここが、一番感動した。
ラーメンなんですよ。
ラーメンになっているんですよ。
そのポイントは、油分にあると思いました。
かなり油分が多いんです。
なので、かなりパンチがある。
日本のラーメンフリークでも唸るほどの美味しさになっていると思います。
塩、豚骨とは違う、「破壊力」というか、「独創性」がありました。
これには参った。
麺を混ぜると、こんな感じになります。
和えめん/混ぜそばみたいな感じでしょ?!
しかも、麺も完璧に日本スタイルの麺なので、完璧です。
イタリア人が、日本のラーメンの様式を守りながら、欧風に仕上げた新ラーメンっていう感じ。
これは、売れてほしいなぁ、、、と。
気が付けば、完食。
レンゲでスープを一口も飲んでいないのに、スープがない。
やはり、このスープは、スープというより、「ソース」だな。
「和風トマトソース」?
あるいは、
「洋風濃厚まぜそば」?!
いやー、感激でした。
***
この滞在で、三回、こちらに来ました。
ここは、ホンキのラーメン屋さんでした。
しかも、なぜか、イタリア人デザイナーが経営するチェコのラーメン屋さん。
いやー、驚くことばかり。
感動でした。
チェコに来たら、是非是非、ここのトマトラーメンを味わってほしいです!!!