【翻訳】
「ナルシストたち(自己愛型人間)は、正直な人間関係を望んでいない。チアリーダー(おべっか使い)を望んでいるのだ。彼らは、いつでも自分たちに正しさを与えてくれる人たちを望んでいる。そして、盲目の忠誠心を望んでいる。
彼らは、自分たちが何をしようとも、それを無条件に受け入れることを望んでいる。君が彼らの行ういかなることにも疑問を持たず、(彼らの行う)いかなることにも間違いを見い出さない限り、彼らは君にあれこれ言ってくることはないだろう。
しかし、彼らの意見に同意しない(異議を唱える)時は、あるいはどんなことであっても彼らに逆らう時は、気を付けろ。彼らの目には、それは最も根深い裏切りに映るのである。それどころか、罰せられることになる(罰せられないということには決してならないだろう)。ナルシストたちは、悪意に満ち溢れ、復讐(報復)を仕掛けてくることだろう」。
Maria Consiglio
マリア・コンシグリオさんという方のお言葉らしいです。
色々調べると、YouTubeに出てきました。
この人なのかなぁ、、、(違う気しかしない…)
マリアさんなので、女性の方ですね。(この文を読んだ時、「男性」かと思いましたが…)
…
こういうナルシスティックな人って、実はわりと身近なところにいっぱいいませんか??
僕は、昔から「ナルシストだね」って言われることが多かったので、「ナルシシズム」については結構勉強しました。で、できるだけ「ナルシスティック」にならないように、と気を付けている気がします。(できるだけ、自分への批判も受け止めるように努力し続けている…つもりです)
ですが、大人になり、色んな「大人」と接していると、ここでいう「ナルシストたち」が本当に多いなぁって思います。「反論」や「異論」を認めない人たち。少しでも異論を唱えると、ヒステリックに持論を唱える人たち。
ヒステリックになるのも「面倒くさい」ですが、もっと面倒なのは、批判された時はなんとなくはぐらかしておいて、それを後になって、恨みをもって、あれこれ陰口を叩いたり、復讐行為に及んだりすること。
もっと面倒くさいのは、一見、その反論を受け止めたかのようにふるまっておいて、まったくその反論に耳を傾けない人。そういう人って、実はとっても多い気がするんです。45年生きていて、そういう人がホント多いなぁって実感しています。
僕は若い頃から、自由に意見を言ったり、自由に批判したり、自由に反論したりすることに「価値」を見い出してきました。当然僕も、忖度なしに批判するし、忖度なしに批判されることを望んできました。「おまえの意見は違うよ」って、わりと言われる方で、それはそれでとてもいい影響を与えてくれました。
でも、「あなたの意見は違うよ」と言うと、多くの人が、それに強く反応します。「なんでそんなことを言う?」「傷つけられた」「ひどい」「なんで私の意見を否定する?」…などなど。
それどころか、「あなたは人の意見に謙虚に耳を傾けない!」と言って、攻撃さえしてくる人もいます。こっちはただ「それは違うんじゃないの?」って思って言っているだけなのに、逆に攻撃してくるんです。これが、マリアさんの言う「復讐」なんだろうなって思います。
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「あなたは間違ってる」「私はその意見に同意しない」…って、そう言ってくれる人を大事にしていきたいものですね。異論反論に、「おお!!??」って思える人でありたいですね。
批判されて、すぐにカチンときたり、傷ついたりする人には、ご用心、とも。
最後に、BUCK-TICKの「ナルシス」を…