今年最後の遠征になりますかね?!
銚子にやってきました! 今年の8月以来ですかね。。。
千葉県の中でも、僕が一番大好きな場所かも。館山、勝浦、鴨川、佐原、いっぱい素敵な町はあるけど、やっぱり単純に銚子が一番好きかもしれません。ラーメン的にもすごい魅力的なんですけど、夏は涼しいし、冬はそれほど寒くない。魚はいっぱい取れるし、食べ物には本当に困らない。しかも、人もとても優しくて、おだやか。けど、若者の市外への流出は止められない。問題は山積。
そんな銚子ですが、ラーメン的に新たな動きがあったようなので、かけつけました。
その動きは、「犬吠埼ホテル」で確認できます!
ロビーからの眺めです。あー、美しい美しい。
こんな素敵なホテルに来ると、泊まりたくなっちゃうじゃないですか、、、汗
しかも、とてもいい天気!!
ありました!!
なになに?!
「ご当地ラーメンが見逃せない!」
そうです。なんと、犬吠埼ホテルのレストランに、新たな銚子のご当地ラーメンが登場したんです!!
そのレストランがこちら!
『浜木綿』です。
犬吠埼ホテルの一階奥にあります。
和洋中、色々と取り揃えたレストランみたいです。
ちなみに、経営は犬吠埼ホテルさん。
色々とメニューはあるのですが、、、
これですよ!!!
のげ海苔・ひ志おの犬吠埼ラーメン、一杯なんと1300円(税込)!!!
1300円ですよ!!!
これ、ご当地ラーメンっていうより、高級ラーメン?!?!
なんといっても、銚子の名産、「のげ海苔」と「ひ志お」を使った銚子らしいラーメン!!!
ひ志おと言えば、今は江古田で活躍している、かつての「幸貴」ですよね。懐かしい…
それから、銚子の新星、「潮」でも、ひ志おを使ったラーメンを提供しています。
この「ひ志お」を使ったラーメンこそ、新ご当地「銚子ひ志おラーメン」、になるかもしれません。
(まだ、伝統ある(忘れられし)「銚子天ぷらラーメン」ほどではないかな、と… 個人的見解です)
いったいどんなラーメンなんでしょう?!
ジャーン!!!
凄いでしょ!? チャーシューがでかい!(苦笑)
「のげ海苔」と銚子産の「灯台キャベツ」がどっさりもっさり。
のげ海苔って、つまりは海藻なわけで、かなり磯の匂いが強く効いています。
海藻類が苦手な人には、少し厳しいくらいの海藻スープかな、と。磯っぽさ、炸裂です。
で、ぬめりというか、とろみが結構強く効いています。これもまた好き嫌いが分かれるところかも。
麺もこだわっています。
この麺、なんと、麺にのげ海苔が練り込まれているんですって!!
スープにものげ海苔、そして、麺にものげ海苔。
のげ海苔まみれ!!!
(でも、いわゆる「お海苔」じゃないんですよね、、、汗)
海藻類が好きな人にはたまらないかな、と。
チャーシューは、さすがホテルのレストランとあって、素晴らしかった!
これは、美味しい。チャーシューメンも食べたくなった。
本格的です。
ちなみに、スープは、他の麺類でも使う中華スープらしいです。
味的には、もうとにかく海藻の味+ひ志お、まんま、です。
さらに、金目鯛のから揚げまで入っています。
これ、天ぷらだったら、「銚子天ぷらラーメン」とドッキングできるのに、、、涙
是非、幻の銚子名物、「銚子天ぷらラーメン」のために、天ぷらにしてもらいたいところです。。。
豪華な感じはしますが、スープの味に、鯛の旨みは入っていないようでした。残念。
***
総括すると、こちらのラーメンは、ご当地ラーメンというよりは、観光地ラーメンかな、と。
ひ志おを使うなら、もう、ひ志おのスープに徹底したほうがよいかな、と。
それから、値段も「ご当地ラーメン」としては高いと思います。(それにしてはスープはシンプル)
食材にお金をかけて、この地の名産をラーメンにぶち込む、というのであれば、それは観光地ラーメンだろう、と。
地ラーメン~ご当地ラーメンというのとは、ちょっと違うかな、というのが僕の感想です。
キャベツも要らないかな、とも思います。
それよりも、銚子らしく、「天ぷらひ志お和風ラーメン」にした方が、可能性が広がるように思いました。
ご当地ラーメンというのは、個人プレイではありません。
地域、歴史、伝統、文化が重なるところに生まれるものです。
そういう意味では、まだまだ、未知数かな、と。
850円の餃子、気になりました(苦笑)
通常の餃子の二倍以上の値段ですよね。
どんな餃子なんでしょう?! 5個で850円ですからね。。。
はい。
というわけで、楽しく、新ご当地ラーメン(企画?)を頂くことができました。
このブログを見て、わざわざ銚子に行く人もいるかもしれないので、シンプルに本音で書いてみました。
他の人の意見も聴いてみたいところです。
ただ、銚子のラーメンのキーワードとして、「ひ志お」はかなり定着しつつありそうです。
「天ぷら」、「屋台系」、「いりこ(煮干」、そして「ひ志お」、この四つのパーツがそろった時にこそ、、、
銚子の新たなラーメン文化が展開されるように思いました。
来年も、銚子のラーメンのレポ、続けたいと思います。
ちなみに、銚子のラーメンレポ、まだまだ続きます!!!