先日、新宿の凪に行って、渋谷の凪が少し懐かしかった。
渋谷の凪は、開店当初は結構行ってたが、
その後ブレイクして、いつも満員だった。
基本的に混んだお店がキライなので、いつの間にか足が遠退いていた。
久々に行った凪は、入口が変わっていた(爆)
店内は相変わらずだが、日替わりラーメンが消えていた。
メガやギガも無くなっていた。
メニューも整理されて、シンプルになっていた。
そして、かつての尋常でない混雑もなくて、落ち着いて座ることができた。
今回は、魚介つけ麺を頂いた。
(注文した後に気づいたが、ここのつけ麺はちょっと微妙だった…(汗))
出てきたつけ麺は、かなり黒い色のスープと、
シンプルなトッピングの麺だった。
節系の風味を強く感じるワイルドな醤油味のつけ麺。
いわゆる濃厚豚骨魚介とは別のベクトルで、
豚骨ラーメン専門店のつけ麺って感じじゃないな。
麺はうどんみたいに太い麺で、結構もっちりとしている。
凪って結構マニアなお店なんだけど、
ここ渋谷店のつけ麺ってすごいベタなんだよなー…と。
渋谷店のウリ(濃厚豚骨)をもっと利用すべきでは?
従来の濃厚豚骨魚介とは別の凪らしい豚骨つけ麺を。
あと、タレの味が強くて、舌がかなりヒリヒリする。
また、魚介の風味も強すぎて、途中でキツくなる。
濃い味はキライじゃないが、どうも濃すぎる(いや、強すぎる)ような…
***
凪にかつての盛り上がりは見られなかった。
というか、すっかり落ち着いちゃった。
まだ、落ち着くのは早いだろ?!と思った。
「社訓」に、「弛まぬベンチャースピリッツ」とあるが、
そのベンチャースピリッツはどこにいった?
店舗拡大もいいけど、本店のコンテンツの充実こそ、
一番大切なことなのではないのか?
凪グループ全体としては、今なおガンガンに勢いを増しているが、
本店はローテンション。
これも一つのあり方なんだろうけど、どこか腑に落ちない。
でも、つけ麺を食べただけで、今の凪を決めつけるのはやめよう。
豚骨ラーメンを食べてから凪を語ろう。
凪@渋谷は豚骨ラーメン専門のお店。すべてはそれを食べてからだ。
凪は、食べ手にワクワクやドキドキをくれるラーメン店だと思う。
だからこそ、一つ一つのお店がもっと楽しく暴れてほしいんだな。