Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

[恒例] Dr.keiの2008年音楽ベスト10!

今年もあと数時間でおしまいです!

今年もたくさん音楽を聴いてきました。
ダウンロード全盛期の中で、CDにこだわってきました。
やっぱり「音源」はしっかり確保しておきたいものです。

さて、今年も勝手にDr.keiの年間ランキングを!
(ダーク系~ヴィジュアル系のみ)

この企画はロック愛好家のわんこさんとの連動ものなので、
是非わんこさんのランキングもご覧になってください!
わんこさんのブログ「今日のわんこ」はこちらです!

2008年
Dr.keiが選ぶ今年の10枚!(Album編)

第10位 ジュリー 『「現」と「真」の実』

2005年結成のヴィジュアル系バンド。
文学的な詩を書く慎一郎がこのバンドのキーかな。
本作はかなり楽曲が良くて、印象がすごくよかった。

第9位 アンティック珈琲店 『極魂ROCK CAFE』

通称「アンカフェ」。彼らの渾身の一作。
シングル曲が満載で、はじけたサウンドがずらり。
これだけ華やかなバンドは他に類をみない。
ヴィジュアル系の新たな可能性を示した一作だ。

第8位 Versailles 『NOBLE』

演奏力と世界観でいったら、恐らく過去最強のバンドだ。
演奏力だけじゃない、世界観だけじゃないところが高ポイント。
ただなんか食傷気味な印象は否めず、どこかこじんまりとしている。
多分優等生過ぎるんだと思う。もう少し荒っぽさがほしいな。

第7位 グレイシア 『琉球カルメン80’s』

今年、最もインパクトがあった新人かもしれない。
沖縄ヴィジュアル系ということを度外視しても素晴らしい。
コンセプトを80年代ニューミュージックに絞っているところもGOOD。
今後の活躍に期待。ただ、まだまだなところは否めないかな。

第6位 ムック 『志恩』

めちゃめちゃ完成度が高い。もう脱帽だ。
そして、強烈な個性と毒とメロディーの美しさ。
特にファズ~ゲーム~フライト~アンジャベル~小さな窓は圧巻だ。
日本のみならず世界各国でヒットしたアルバム。

第5位 C4 『Pylebanker』

捨て曲なし。どれもカッコイイ。僕の理想形の一つだなぁ・・・
ミニアルバムなんだけど、アルバム以上のボリュームがある。
ラストの曲はKill-slaydの代表曲の再録で、これも話題となった。
ボーカルが吉川風から氷室風に変化したところも聴きどころだった。

第4位 D'ERLANGER 『The price of being a rose is loneliness』

ベスト3には(悩みつつも)入れられなかった。
実際、あんまり聴かなかったから。
悪くはないんだけど、なんか地味過ぎたっていうか・・・
世界観も個性もあるんだけど、パンチが足りなかった。
復活三枚目に大きな期待を寄せております。

第3位 Dir en grey 『UROBOROS』

凄いの一言に尽きる作品。
X JapanのBLUE BLOOD以上の衝動、衝撃、破壊力のある一枚。
この世界観は他の誰にも作ることができない。唯一無二だ。
それでいて、今回は聴きやすくて、メロディーも美しい。
Dir en greyはもはやただのバンド集団ではなく芸術集団なのだ。

第2位 S.Q.F 『DIAMOND

Dr.keiの好みのど真ん中に来たので・・・
これはなしでしょ。カッコよすぎです。
スウィングしっぱなしの一枚。こんなに気持ちのよいアルバムは久々だ。
今年は「D.D HEAVEN」というアルバムもリリースしたが、こちらもGOOD。

第1位 C4 『Cyclotron

文句なし。圧倒感あり。熱くて、ストレートで、感情的。
今年僕が最も聴いた一枚となりました。
音もいいし、演奏力もあるし、ボーカルは最強だし。
若干個性という意味では突出していないけど、
これ以上にないクオリティーの一枚でした。

***

2008年
Dr.keiが選ぶ今年の10枚!(Single編)

第10位 D 『Birth』 

待望のデビューシングル!
クオリティーは高いが、他のバンドとの差異化がうまく図れてないかな、と。

第9位 摩天楼オペラ 『SPECTACULAR』

期待の新人。
センスの良さがキラリと光る。V系のスタンダード~王道系を狙っている?!

第8位 ガルネリウス 『ALSATIA/CAUSE DISARRAY』

これまでのガルネリウスよりも断然にダークになった。
ヘビー、ラウド、V系をうまく融合したシングルになっていた。
がゆえに、Vo.脱退となってしまった感も否めない。

第7位 Sadie 『Crimson Tear』

昨年は地下活動がメインだったが、この曲で大爆発。
今年はサディの飛躍の年だったと言っていいだろう。
今や、サディはV系シーンの若手の代表となっている。
真緒の突出した個性がうまくこの曲に示されていた。

第6位 D'espairsRay 『Horizon』

もう結成10年。
このバンドがV系を世界に広げたと言っても過言じゃない。
そんな彼らの自信の一曲がこれだったと思う。
ポピュラリティーとオリジナリティーが共存した傑作。

第5位 メリー 『閉ざされた楽園』 

これまでのメリーに足りなかった派手さが見事に示された一曲。
この曲は、曲単体としてすごく凝っているし、突き抜けている。
Bメロ~サビに向かうところがすごく爽快で、心地よいのだ。
すごいのは、何度聴いても新鮮さがなくならないところだった。

第4位 the studs 『スパイダーネスト』

見切りをつけようとしていたstudsだけど、
この曲で一気に気持ちが戻りました!
これはホント絶対聴くべき一曲だと思う。
あとギターの音がとてつもなく良いのだ! 

第3位 Sadie 『Grieving the dead soul』

これにはやられました。
サビ前のキメがたまりません。サビも勿論超突き抜けてる。
サディの今後を決定付ける会心の一撃アイテムと言えるだろう。
ディルアングレイっぽさも残しつつも、彼らなりの味を加えている。

第2位 Sixth 『NEW DAY』

惜しまれつつ解散したSixthのラストシングル。
この曲はホント普遍的にいい曲でした!
これはSixthという冠を外してもキラリと光る名曲だと思う。
ただし、この作品は一般の店頭発売はないので、あしからず。

第1位 Dir en grey 『GLASS  SKIN』

ものすごい一曲。そうとしか言いようがない。
美しくて、荘厳で、重くて、突き抜けてる。
これはもはやロックの領域を超えたまさに音楽家の一曲だと思う。
Xのバラードもいいが、それとは全く違うバラードの魅力が出ている。
まさにオンリーワンのバラードと言えるだろう。誰にも真似できない。

***

今年は完璧に当たり年だったと思う。
すごい作品とたくさん出会えた一年だった。
本当にいい曲がたくさんリリースされました。

音楽ビジネスとしてはかなり厳しい冬の時代であるが、
クオリティーという点では本当に素晴らしい一年だった。
ミュージシャン魂を心底感じることができました!

さて、わんこさんのランキングはどんな感じなんだろうか?
かぶる曲はあるかな?!

コメント一覧

kei
ア友巳さん

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!!

ジュリィー、いいですよ~~
ちょっと暗いですけど。。。

上のアルバムはホント出来がよいので、
機会があったら聴いてみてください!

それにしてもマニアックな
ランキングですよね。。。
ア友巳
聞いていないものも含めて興味深いベスト10でした。

ひとつだけ・・・ 『ジュリィー』 です。

沢田さんではありませんので(*_*)
kei
わんこさん

あけおめです!

いや~ まさかアルバム一位がかぶるとは思いませんでしたよ~~

やっぱりC4って凄かったんですね~
圧倒的にすごい一枚だったってことで、
理解しておきましょう!

来年もホント、いいバンド、いい曲たちに
出会えることを期待しましょう。

デスゲイズは注目大ですね。
僕も今後聴いていきたいと思いました。

また今年もやりましょうね~!
わんこ
こんばんわ~。

俺もたった今書き終わりましたんで、
後で覗いてみて下さい。

keiさんもやっぱりC4でしたか~♪
これはやっぱり抜群でしたよね~。

来年も良いバンド、曲達に出会える事を期待しましょう。


今年もお世話になりました。
それでは良いお年を~。
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