面白い統計のデータがあった。
こちら!
こちらの第14表に、給与の詳しいデータが載っている。
男女別、全体、共に載っているので誰もが読めると思う。
この表によると、男性の場合、
●年収300万円~400万円が全体の17.7%で、484万人。
●年収1000万円以上の男性の数は、207万人で、7.5%。
●年収800万円以上の男性は、全体の16%。
●年収2000万円以上の男性は、実に20万3000人しかいない!
●女性の場合、そのほとんどが400万円以下!!
●年収1000万円以上の女性は16万4000人。
(結構いるともいえるし、いないともいえる?!)
これは、全所得者のデータだ。
日本という国で働く男性のほとんどが300万円~600万円なのだ。
年を重ねればもっともらえるかと思っていたけれど、
実際はそんなに甘いもんじゃないみたいだ。。。
つまり、結婚する時点での男性の所得はもっともっと低いということだ。
しかも、事実年収100万円以下の男性の数も72万人もいる。
データに上がらない人のことを考えれば、
100万円以下のかつかつの生活をしている男性はすごく多いのでは?
日本は一億総中流社会とずっと言われてきたけど、
今や、中流階級は消滅寸前で、高所得層と低所得層が増えている。
というか、上は増えていないので、低所得層が増えてるみたいだ。
が、数字的には、この数年だと、それほどの大きな変化はない。
貧困が今とてもよく話題になっているけど、
実際の数値をみると、この数年はあんまり変わってない。
若干、低所得者数が増えている、としか言えなさそう。
こういうデータをたまには読んで、世相を考えるのもいいかもです。